本家上時国家は、祖を平時忠とする800年続く旧家。高さ18メートルの茅葺き大屋根が特徴的な主家は近世木造民家では最大級を誇り、重要文化財に指定されています。部屋の中では、大納言格式の「金縁天井」の御前の間、平家定紋「丸に揚羽蝶」を連ねた襖などが見どころ。平庭の心字池や自然を取り込んだ高庭など、素朴で力強い作風の鎌倉様式庭園は国指定名勝になっています。周辺には白米千枚田などの観光スポットがあるので、併せて見るのがおすすめ!
石川県輪島市の伝統的工芸品、輪島塗。そんな輪島塗を体験からプロの技の見学、購入と満喫できる場所、それが輪島工房長屋。工房の見学の際は職人さんが詳しく説明をしてくれるため、輪島塗にとても興味を持てます。また、体験は外人さんや子どもさんなど幅広い方に教えているようで、その人に合った教え方をしてくれます。実際に工芸品を自分の手で作るという体験をすることで、子どもさんが伝統的工芸品に興味を持つ良いきっかけになるのではないでしょうか。
能登半島の最先端の半島で外浦と内浦との接点にあたるところにある灯台。明治時代にイギリス人の設計で造られ、海から昇る朝日と海に沈む夕陽が同じ場所でみられることで有名です。NHK連続テレビドラマ「まれ」のオープニングで出てくる場所。天気のよい日は佐渡島や立山連峰が見えることも。無人のため灯台内は見学不可ですが、年に数回ある一般公開の時のみ入れます。急な坂道を登って行くので小さいお子さんやお年寄りの方は足元に気を付けて。