萩の宮と言われる程の萩の花の名所。京都御所ゆかりの神社です。9月第3日曜日に「萩まつり」が催されます。境内一円には数百株の萩が植えられていて、「萩まつり」の頃は美しい萩の花を見ることができます。境内の井戸の水は「染井の水」と呼ばれ、京都三名水の一つです。今は敷地内の鳥居から社の間にマンションが建築されていて景観はいまいち。どうしてマンションを建てることになったかを知れば子どもの社会問題への興味が湧くかも。
『京都三熊野』の一つである神社。山を背に建てられている神社で、紅葉の名所としても知られています。ご神木は梛(なぎ)の木で、「すべての苦難をなぎ倒す」と言われています。そんな梛の葉で作られたお守りが人気。子どもの未来にある苦難をなぎ倒せるようにと願いを込めて、子どもと一緒に参拝してみてはいかがでしょうか。
889年に宇多天皇の病気平癒の祈願のために創建された、古い歴史のあるお社。大国主命が野火に囲まれ困っているときにネズミが洞穴に導いて命を救ったという古事記の記述に基づいて1969年に狛ネズミがつくられました。狛ネズミがある神社はここだけです。枝垂れ紅梅や椿など四季折々でみどころがあり、狛ネズミの他にも狛犬、狛狐、狛鷲、狛猿、狛蛇やたぬきの置物があるので花を楽しみながら子どもと動物探しをするのも楽しいかもしれませんね。
『京都三奇祭』の一つ『やすらい祭』が行われる神社。創建から1000年以上経つ由緒ある神社で、広い境内には見どころがたくさん。社殿のそばに「阿呆賢さん」(別名:重軽石)という石があります。この石を三度叩いてから持ち上げ、再度願いを込めて三度手のひらで撫でます。その後に持ち上げ、石が軽ければ願いが叶うといわれています。子どもと一緒に不思議な石を触ってみてはいかがでしょう。
鞍馬寺にある由岐神社は、京都三大奇祭の一つ、鞍馬の火祭りで知られる神社です。天慶3年に、御所内に祀られていた由岐明神を鞍馬に創建しました。仁王門脇の普明殿からケーブルカーで、残りの半分は徒歩で登ることができますが、かなりの距離と勾配があるので歩きやすい靴で行くことをお勧めします。樹齢約600年を超える大杉も見どころのひとつ。鞍馬山の斜面に建っている由岐神社の拝殿は重要文化財で中央が通路になった拝殿が珍しい左右二つの部屋に分かれる割拝殿となっています。
創建延暦3年、784年に建てられた神社であり、京都でも有数の観光地として知られています。女性の守り神がまつられており、女性が美しく育ち、幸せに恵まれるようお参りするのに適した神社です。安産祈願や子ども用のお守りも数多く用意されているので、小さな子どもを連れてのお参りに最適。季節ごとに様々な神事や行事が行われており、春には子供みこし、秋には御田刈祭で赤ちゃんの土俵入りを見ることができます。自然豊かで四季を感じることができ、のんびりと過ごすことができる場所です。ぜひ家族で行かれてみてはいかがでしょうか。
京都府京都市にある、「えべっさん」の名前で地元の人たちに古くから親しまれている神社です。全国にたくさんあるえびす神社の中でも特に三代ゑびすと称されるほどの知名度の高さを誇ります。京都の信念の風物詩のひとつともいえる「初ゑびす」には、毎年多くの人が訪れ賑わいます。家族で伝統行事に参加してみてはいかがでしょうか。
学問、恋愛成就、子宝安産などの祭神を祀り、他府県からの信仰も集める神社。伊勢神宮に奉仕する斎王が、伊勢に向かう前に潔斎をする場所「野宮」に由来する神社であると伝えられています。源氏物語「賢木」の舞台でもありました。クヌギの原木で出来た貴重な鳥居、さすると1年以内に願いが叶うと言われている「お亀石」、「野宮じゅうたん苔」で有名な美しい庭園など見どころがたくさん。源氏物語が描かれたお守りも見逃せません。
明治維新を目前に倒れた坂本龍馬、中岡慎太郎、木戸孝允ら、多くの志士たちを祀るために建てられた神社。参道は維新の道と呼ばれており、境内からは京都市内を一望できます。隣接の霊山歴史館には、坂本龍馬を斬った刀や龍にまつわる数多くの史料をみることができ、龍馬ファンや幕末が好きな人にはたまらないスポットです。龍馬の誕生日と命日にあたる11月15日に行われる龍馬祭は、パレードやよさこいなどで大いににぎわいます。