高野紙と言われる弘法大師直伝の紙漉き体験ができる場所。勝利寺の隣にあり、茅葺き屋根が目印で体験はA3サイズのものやハガキサイズまで様々な大きさがあります。自分で作った紙に絵付けをできたりと貴重な経験も出来ます。和紙工芸品や和凧、紙を漉く時に使う道具なども展示されていて、紙漉きの手順がジオラマで説明されています。卒業証書にここで作られた和紙を利用する町内の小学校もあるようです。
高野山にまつわる数々の仏像や資料が展示されています。高野山を開いた弘法大師空海は、鎮護国家の思想をもって世に真言宗を広めました。そのためここには関係する文化財が多数収蔵されています。それぞれの展示物には説明があるので、高野山の歴史などについて学びたい人は読んでみることをお勧めします。建物自体が大正10年に建てられた有形文化財ですので冷暖房等の空調設備の機能はありません。冬は寒さの対策をお忘れなく。