旧商家の明治35年頃を再現するよう復元工事し、当時の様々な備品等を展示。丸一本間家はその昔、大火事に合い家財を失う災難に見舞われましたが、これを復旧させ、呉服店舗から、雑貨店舗、酒造蔵に至るまで、さまざまな事業を展開、敷地を拡大していきました。明治時代の増毛町の経済的な発展の象徴で、国指定の重要文化財でもあります。当時の姿がそのまま再現された旧商家で、歴史を感じてみてはいかがでしょうか。
JR留萌駅から車で8分の場所にあり、ニシンの群がきらきらと夕日を受けて、黄金色に輝きながら岸をめがけて押し寄せたことから「黄金岬」と呼ばれている岬です。黄金岬は、その眺めは日本一の落陽と言われていて、訪れる人々を感動させています。夏には海の家で販売しているイカの足で磯ガニ釣りを楽しむことができます。近くにキャンプ場もあるので、子供達との楽しい思い出作りにお出かけしてみてはいかがでしょうか。
オロロン鳥の繁殖地であった天売島にある海中から突き上げる鋭い形をした海抜48メートルの岩、赤岩。その赤岩が間近に見える赤岩展望台からは海鳥観察ができます。展望台の斜面は、ウトウやウミネコの繁殖地。5~7月は海鳥たちの子育てを観察できるチャンスがあります。小魚をたくさんくわえて巣に戻るウトウと、その餌を狙うウミネコのバトルやウトウの大群が飛び交う迫力に子どもたちは圧倒されることでしょう。
オンコの荘とは、背の低いイチイの木のことを指します。強風の吹く土地のため、木は高く茂ることなく全高1mほどであり、その代り横に枝を伸ばします。地を這うように広がるこちらのイチイの木は、国内でも随一の規模を誇っており、その様は圧巻の一言。雲雀ヶ丘公園から歩いていく必要があるので、のんびり散歩を楽しみがてら、見に行かれることをお勧めします。都会では見ることのできない絶景をぜひ家族で堪能してください。