大正時代に建てられた「旧県庁舎」をリニューアルし、背面に金沢城の石垣を眺めるガラス張りの空間がある建物。館内は、旧知事室を改装したフレンチレストランやカフェ、兼六園周辺の総合案内やギャラリーがあります。夜にライトアップする石垣を眺めるには絶好のスポット。敷地内の芝生はイベントが開催されていることもしばしば。子ども連れやご家族で散歩したり休憩したりするのもいいでしょう。セレクトショップでは斬新な旅行のお土産に出会えるかもしれません。
前田土佐守家資料館は、加賀藩祖前田利家の次男「前田利政」を家祖とする前田土佐守家所蔵の県指定文化財資料約9,000点を保管し、その一部を展示する施設。館内では江戸時代の加賀藩上級武士の歴史や文化を紹介し、城下町金沢の魅力を知ることができます。また、講義室では古文書講座や企画展解説講座を開催。庭園鑑賞室で日本庭園を鑑賞したり、体験コーナーで特大判甲冑すごろくで遊んだりできます。資料館図録やオリジナルグッズなどを販売しているショップコーナーもありますよ。
日本を代表する高級漆器「輪島塗」の産地・輪島市にある、世界で唯一の漆芸専門美術館。2階建ての建物は奈良の正倉院の校倉造をイメージした特徴的な外観となっていて、吹き抜けの広々とした館内では、漆芸を身近に感じながら展示物や工程見本を手にとって見ることができます。体験や実演も行っており、世界に誇る漆の魅力を学べます。ミュージアムショップでは、ここでしか手に入れることのできないオリジナルグッズや郷土の民芸品を販売。
能登地方を代表する勇壮でダイナミックなキリコ祭りの展示館。キリコと呼ばれる巨大な御神灯が館内に大小約30基と大柱タイマツが立ち並んでいます。展示のキリコのほとんどは実際に祭りに使われているものです。一年中、祭り囃子が流れる中で能登各地のキリコ祭の映像を上映しており、祭り気分を味わえます。3階の展望ロビーからは目の前に広がる輪島港と日本海の壮大な景色を楽しめます。
和倉温泉の中心地にある公園。こちらの公園には、体を末端から温めることのできる「手湯」があり、女性に優しい温泉スポットです。「あったかベンチ」は、温泉の熱を利用して温められているベンチで、冷え性の方には効果抜群。また、温泉卵を作って楽しむことができるので、休憩を兼ねて、温泉卵づくりを楽しむのもいいですね。手湯なので、服がぬれる心配もなく、温泉卵づくりを楽しむこともできるので、子連れでも安心の温泉スポットです。
歴史深い和倉温泉の中心部、「湯元の広場」にある湯壺。温泉のシンボルとして、記念撮影の場として多くの観光客が訪れます。かつて湧口が海中にあり、2羽のシラサギが傷口を癒やしていたことから発見されたという言い伝えをモチーフに、2羽のシラサギの像に挟まれるように源泉の湧き出す「湯壷」が作られました。湯が飲めるように柄杓が置かれており、すぐそばの土産店で卵を購入すれば、備え付けのカゴで温泉卵を作ることが出来ます。
重要遺跡として国に指定されている真脇遺跡や広大な日本海を一望出来る露天風呂は贅沢な源泉掛け流し。雄大に広がる景色で家族の一人ひとりがゆったりと過ごすことが出来ると思います。男性をイメージした造りのあすなろの湯はあすなろの木の梁が立派な12mの吹き抜けのデザイン。女性をイメージしたいらかの湯は丸みをおびた石の岩作り。2つの湯は1週間ごとに男湯と女湯が入れ替わり、違った雰囲気を堪能することが出来ます。公営で入浴料が450円とお安いのが嬉しい温泉です。
能登半島の最先端の半島で外浦と内浦との接点にあたるところにある灯台。明治時代にイギリス人の設計で造られ、海から昇る朝日と海に沈む夕陽が同じ場所でみられることで有名です。NHK連続テレビドラマ「まれ」のオープニングで出てくる場所。天気のよい日は佐渡島や立山連峰が見えることも。無人のため灯台内は見学不可ですが、年に数回ある一般公開の時のみ入れます。急な坂道を登って行くので小さいお子さんやお年寄りの方は足元に気を付けて。
1300年もの長い歴史のある山中温泉はかの松尾芭蕉にも愛され、彼の句にも「山中や菊は手折らじ湯の匂い」(この湯につかるだけで長生きできる)と読まれています。気取らない落ち着ける銭湯のような山中温泉ですが、日本三大名湯にもあげられているほどの良質温泉。活気あふれる温泉の周りには様々な体験工房があり、オルゴール、陶芸、蒔絵などを手作りすることができ、子どもたちとの思い出つくりにも最適な場所です。
古くから多くの文化人に愛され、九谷焼が再興された地でもある山代温泉にある共同浴場。老舗旅館「旧吉野屋旅館」の門を活用し「誰もが快適に利用できる総湯」をコンセプトにした総湯では、加水しない良質で新鮮な温泉が愉しめます。広々とした休憩コーナーがでは、温泉たまごや湯たまソフトクリームを販売しています。温泉たまごが丸ごと入っていてアイス専用のお醤油がかかっているアイスは絶品。湯上りのソフトクリームに子どもも大喜びです。
うなづき湖は黒部峡谷の豊かな自然に囲まれた宇奈月ダムのダム湖です。黒部峡谷鉄道のトロッコ列車から見える、うなづき湖のエメラルドグリーンと緑、赤い山彦橋のコントラストがとてもきれいと評判。左岸には尾の沼公園があり、水辺に降りることもできます。うなづき湖では新緑や紅葉のシーズンに合わせてボートクルーズツアーが開催されています。ボートに乗りながら黒部峡谷を満喫でき、景色をひとり占めできちゃいます。ガイドの方が同乗するので安心ですよ。
ダムの操作室にあるダムコントロールシステムを通称「ダムコン」と略すのと、黒部川流域に大きな夢が来るように願い、ダムコンとかけて、「大夢来館(ダムコンカン)」と名付けられました。宇奈月ダムの管理棟2階にある情報資料館で宇奈月ダムの概要や様々な機能、完成までの道程の紹介と、黒部川の土砂問題への取組みを子どもにも分かるように展示しています。宇奈月ダムは平成13年(2001)に完成した新しいダム。上流にある出し平ダムと連携して、黒部川にたまった砂を排砂する役割があります。
宇奈月温泉街の中にある、断崖から黒部川に張り出すように設けられた展望台。若くして亡くなったスペインの建築家エンリック・ミラーレス氏がデザインを手掛け、展望台の上には“飛び立つ鳥の雄姿”をイメージした、巨大な造形が目を引きます。眼下には黒部川の清流、向こうには温泉街やスキー場・大原山の観音像・新山彦橋を走るトロッコ電車が。四季と共に表情を変える美しい峡谷を眺めに、散策がてら登ってみてはいかがでしょう。
世界遺産にも認定された、合掌造りの民家が連なる相倉集落。自然と見事に溶け込んだ民家を一望できる展望台や、「茶屋」「食堂」「土産や」、内装を展示している民宿。人の住む民家・空き家の他に、寺や道場など全ての建物が風情のある合掌造りで出来ています。囲炉裏や高い天井も合掌造りならではの特徴。四季によって色濃く姿を変える自然と共に、年中の行事やライトアップなども実施され、一度では味わい尽くせない魅力がたっぷりのスポットです。
世界遺産に登録された合掌造りの家を見学できるスポット。東海北陸自動車道五箇山ICから車で2分の距離にあり、普通車500円・二輪車100円の有料駐車場が完備されています。まるで昔にタイムスリップしたかのような美しい自然に囲まれた集落には9戸の合掌造り家屋が現存し、冬には雪景色の中ライトアップされた幻想的な光景を楽しむことができます。五箇山の歴史や伝統を体験できる塩硝の館もあるので、家族で出かけてみてはいかがでしょうか。