浮島の森は新宮市の市街地にある底なし沼に浮かぶ小さな森のことで、「新宮藺沢浮島植物群落」として国の天然記念物に指定されています。総面積約5000平方メートルと小さな森ですが、約130種類もの植物が茂っています。浮島の森には、「おいの」という美しい娘が大蛇に呑まれて底無しの穴に引き込まれてしまったという伝説があり、「おいの見たけりゃ 藺の沢へござれ おいの藺の沢の 蛇のがまへ」という俗謡が伝えられています。ちょっと怖い感じがしますが、森の中は周遊できるようになっているので、ぜひ散策してみてくださいね。
県立自然公園鬼の舌震は黒雲母花崗岩地帯で、斐伊川の支流大馬木川の急流によって長年にわたり浸食され造られた約2㎞にわたる狭谷。国の名勝天然記念物に指定されています。両岸は花崗岩が浸食された急峻な岩壁、川底にある千畳敷岩、船岩などの巨岩など見どころが豊富。川沿いには旧ルートの他に、約2Kmのバリアフリー遊歩道が整備され、足元を気にせず散策を楽しめます。出雲に来た際にはぜひこの自然の造形美を見てみてください。
火山噴火の火口が間近で見られる散策路です。火山被害の爪痕を活かし、火山学習の教材的役割として整備されました。水蒸気を上げる火口や地熱帯を実際に歩いて見学する事で、自然の驚異を学ぶ事ができます。火口周辺を散策しながら、火山被害の様子を案内してくれるガイドもいるので、子どもと一緒にその話に耳を傾けてみてはいかがですか。
ミネラル豊富でバランスも良く、水温も約7度と年間を通じ一定を保っている大雪旭岳源水は、大雪山の自然が創りあげた銘水。水がとてもきれいなため、地元の東川町の住民の方々は、北海道で唯一地下水だけで生活しているそうです。平成16年に周辺の環境が整備され、取水場ができました。そのため東川町に来る際には空のペットボトルなどを持って行き、ぜひおいしい水を持ち帰ることをおすすめします。
昭和41年に川をせき止めて造った川俣ダムの完成によってできた人造湖。湖底にあった集落は湖畔に移り、現在は川俣温泉郷となっています。ダムの手前にある駐車場から徒歩5分ほど遊歩道を歩くとダムの頂堤部に到着し、ゆっくり散策することができます。また、湖畔には遊歩道も設置されていて湖にかかる吊橋・川俣大橋からは四季折々の風景が楽しめます。ヤマメ・イワナ・コイなどが自生し4月上旬から10月頃には釣り人で賑わいます。
鬼怒川の侵食によって生まれた切り立った山々の絶壁で壮大な峡谷です。川俣ダムより下流、高さ100mにもなる断崖に囲まれた渓谷が約2キロ続いていて県道23号線から見下ろすことができます。紅葉の時期は色とりどりの紅葉に岩壁の白や黒が混ざり絶景に花を添えます。駐車場から20分ほどのところにある「渡らっしゃい吊橋」からの眺望は、断崖が間近に見られる絶景ポイント。遊歩道になっていますが、坂道なので足元に注意が必要です。
西表のマングローブ林を間近で観察することができる場所。マングローブ林の中を通る大見謝川の河口付近に散策通路や展望台が整備されています。散策通路からはマングローブ林を360度見渡すことができ、手で触れるほど目の前に木の観察ができます。展望台から見渡す景色も素晴らしいです。また、大見謝川は水遊びもでき小魚やエビなどを探して楽しむことができます。家族で西表の自然を満喫してみてはいかがでしょうか。
沖縄県にある日本最西端の岬。与那国島の最も西に位置しています。標高50mの断崖をなしている岬には展望台と灯台、「日本最西端の碑」も。展望台からは島全体が見渡せ、夕日の沈む時間帯には、その美しい景色を一目見ようと観光客でにぎわいます。よく晴れ、良い条件が重なった日には海を越えて111km離れた台湾を見ることも出来ますよ。空港の案内所では、日本の最西端与那国島来島の記念として“日本最西端の証”が販売されています。
天に突き刺すように立つ岩礁。与那国島の東南沖合にあり、透き通った海とのコントラストはまさに絶景。地元の人々からは「神の岩」と呼ばれ、信仰の対象とされてきました。こちらの岩は2つの展望台から見ることができます。サンニヌ台の駐車場丘から600m離れた古いほうの展望台には、駐車場のほかトイレも設置しているので、小さな子ども連れでも安心。自然が作り出した神々しい造形を見に、ドライブがてら立ち寄られてはいかがでしょうか。
旅館天成園のお庭にある、宿泊者でなくても自由に見学できる滝。箱根湯本のパワースポットのひとつです。滝に流れる箱根外輪山の伏流水は、古くから「延命の水」として親しまれたもの。滝の奥には神社もあり、雰囲気も素敵です。注連縄がかけられ、たますだれのように水が落ちる美しい玉簾の滝。高さ20メートルから力強く水が流れ水しぶきの上がる飛烟の滝。どちらも風情のある滝です。アヒルや鯉もいて子どもが喜びますよ。温泉の後に、家族で癒やされに行ってみては。
自然のまま残されている、とても貴重な場所、ひるがの湿原植物園。ひるがの高原には湿地が多くあるそうですが、その中でもほとんど手付かずで残っているという湿地です。歩道は木で作られており、湿地の上を歩いて回れるようになっています。環境省や岐阜県でレッドリストに登録されている貴重な植物や生物を見ることもでき、美しい景色を見ながら、環境の保全についても考えさせられる場所となっていますので、子どもさんと図鑑などで探しながら、自然を守る大切さについて話し合うのにとても良い場所ではないでしょうか。
天都山の中腹、オホーツク公園展望台の向かいの道路添いに位置する、フラワーガーデンはな・てんと。7月の上旬から8月が開花時期となっているので、夏休み期間にはちょうど見頃に。マリーゴールドやサルビア、ケイトウなど見ているだけでリラックスできるような花々が植えられています。平成26年に開放したばかりなので、ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。
自然豊かな牧場で牛、ダチョウ、馬などたくさんの動物とふれあうことができます。ソーセージ作りや乳搾りなどここでしかできない体験も楽しみの一つです。たくさん遊んだ後は併設する「レストランまきば」で名物「あか牛のまきば焼き」を食べてみるのもいいかもしれませんね。11月から3月まではすべての体験が要予約となりますので、ご注意下さい。
北海道の大自然で川下りやスノーピクニック、パノラマウォークなど、のんびりスポーツからラフティングまで楽しめます。1歳からシニアの方まで楽しめる様々なツアーがあるので、家族みんなで参加できますね。冬限定のツアーでは雪遊びとホットデザート作りができたり、冬の川をゆっくりカヌーで楽しんだりできます。
一年を通して植物の成長が見ることができる、四季を感じられる花のミュージアムです。500種を超える草花を眺めるだけでなく、ガーデニングやフラワーアレンジメントなどの体験もできます。癒しの空間で子どもと非日常体験をしてみてはいかがでしょうか。