映画の撮影のために建てられてセットなどを一般に公開している撮影所。26万4千坪という広大な敷地内は、戦国大手門エリア・農村エリア・宿場町エリアなどに分かれています。弓矢や剣術の体験や、着物などの衣装を着て記念撮影できるので、子どもが小さな武士に変身することもできます。数多くの映画やドラマなどで使われた、リアルな町並みにいるとタイムスリップしたような気分を味わうことができますよ。
1893年に建てられたお米の保管倉庫。NHK朝の連続テレビ小説「おしん」のロケーション舞台になったことでも有名。夏の高温防止のためケヤキ並木を植えたり、内部の湿気防止に二重屋根にしたりするなど、低温倉庫として現在も使用されています。敷地内には酒田市観光物産館「酒田夢の倶楽」、庄内米歴史資料館が併設されています。倉庫のわきに並ぶケヤキ並木がたいへん美しく、気候のいい時期には、ゆったり散歩してみてはいかがでしょうか。
江戸時代から酒田を代表する料亭であった「相馬屋」を改装し、平成12年3月に舞娘茶屋として開樓。木造の主屋は、明治27年の庄内大震災の大火で焼失した直後、残った土蔵を取り囲んで建てられ、平成8年11月に国の登録文化財に登録されました。1階の20畳部屋を「茶房くつろぎ処」とし、2階の大広間は舞娘さんの踊りとお食事を楽しむ演舞場となっています。また、樓内には雛人形や古美術品の展示のほか、竹久夢二美術館も併設され、美人画や写真なども見ることができます。
国指定史跡となっている、米沢藩主代々の墓所。初代藩主・上杉謙信公から12代藩主・上杉斉定公まで歴代の藩主が埋葬されています。廟所は樹齢400年を超える杉に囲まれ、厳粛な雰囲気が漂います。
宮城県七ヶ宿から金山峠を越え、上山にぬける羽州街道にある宿場町。羽州街道とあわせて国指定史跡となっているほか、建設省の歴史国道に指定されるなど歴史的価値の高い存在です。そのほか、庄内屋、大黒屋、山田屋、旧武田家、2つの石造眼鏡橋などが県の有形文化財に指定されています。ぜひ、昔ながらの面影の残る町並みを散策してみてはいかがでしょうか。
1768年に造られた武家屋敷。当時、武士の宿として使用された部分は書院造という武家屋敷特有の建築様式。一方で、本間家が生活に使用していた部分は商家造りという建築様式。二つの様式が一体となっている造りは、日本国内でも珍しいもの。屋敷内に入り見学することができるので、子どもと一緒に二つの様式の違いを探してみてくださいね。
東北地方に唯一現存している藩校建造物。藩校とは、現代でいう学校のことで、今の小学校~大学院にあたる範囲を全てここで学ぶことができました。敷地内では講堂や門などが公開されており、当時の様子を伝えています。また、自動音声ガイダンスを聞きながら見学ができるので、子どもと一緒に学問の歴史を分かりやすく学ぶことができます。
山形県酒田市にあ、「海の博物館」として地元で親しまれている博物館。酒田港の歴史をはじめ、海運・税関・航海・船舶・海洋開発・水産など、海に関する知識を幅広く学ぶことができる施設です。直接触ることができる実物大の船の操縦席は、船長の気分を味わうことができると子どもたちから高い人気を誇っています。無料で入館することができるので、子どもと一緒に気軽に利用してみてはいかがでしょうか。
銀山温泉に行くならぜひ訪れたい!延沢銀坑洞は、江戸初期に大銀山として名をはせた国指定史跡の坑洞を無料で見学できるスポット。坑洞内は照明設備や観光用の遊歩道が整備されているので、往復約20分の洞窟探検を楽しむことができます。5月上旬から11月まで営業していますが、冬期は閉鎖しているので注意!洞窟内はとても涼しく、暑い時期には特におすすめですよ。周辺には白銀の滝や白銀公園もあるので、自然散策にぴったり!
101人乗りという大型ゴンドラからのパノラマは、美しく大迫力。そんな体験をできるのが、蔵王中央ロープウェイ。四季折々の山の表情を余すところなく眺められる空中散歩は、あまりの美しさに時間を忘れてしまいそうなくらい。ゴンドラの窓は大人の腰下くらいから作られているため、子どもさんでも簡単に景色を見ることができます。また、中も広いため小さな子どもさん連れでも安心して乗ることができます。また、こちらのゴンドラは小型~中型のペットも一緒に乗ることができます。大切な家族と大自然を楽しみにお出かけしてみてはいかが。
雄大な大自然の真上を空中散歩するという贅沢な体験ができる乗り物、蔵王ロープウェイ。ところ狭しと生い茂る森林の真上を、リフトのような開放感のあるゴンドラに乗って移動する蔵王ロープウェイ。春は新緑、夏は深緑、秋は紅葉、冬は樹氷、と春夏秋冬それぞれの絨毯を敷き、素晴らしい景色を堪能できます。また夕暮れに乗車すると、夕陽が周囲を染めながら落ちて行く様子が360度見られます。窓も大きく景色が見やすいため、子どもさんも景色を存分に楽しめること間違いなし。
明治時代に豪商として知られた風間家が建てた屋敷。歴史的遺産として国の重要文化財にも指定されています。四万個もの平らな石を並べた石置屋根、約60畳もある板の間とスケールの大きさに子どもは驚くこと間違いなし。商家であった風間家の建物なので、店から家を見渡せるように作られた「とおり」と呼ばれる石畳にも、歴史の風情を感じることができます。
1歳児連れで行きましたが、屋敷に入って着物を着てごっこ遊びをさせたら喜んでいました。
撮影用の屋敷やボロボロの小山ばかりで遊ぶと言うより見てまわるだけになります。