世界遺産にも指定されているお寺です。豊臣秀吉が絶賛した日本最古の侘助椿。古銭をかたどったつくばい(手水鉢)。たくさんの見どころがある中でも、特に有名なものは枯山水の庭園です。この庭園には大小あわせて15個の石が置かれています。ですが、どの角度からみても、15個すべてを見ることができないよう設計されています。子連れで立ち寄った際には、子どもにも「石は何個ある?」と問いかけてみてくださいね。
『平家物語』にも登場するお寺です。竹林に周囲を囲まれた境内は、苔むした庭園が広がっています。四季折々の風景を楽しむことができますが、特に秋の紅葉は人気。130本以上の楓の木が一斉に赤く色づきます。本堂にある「吉野窓」と呼ばれる丸窓は、光の加減で影が虹色に映り「虹の窓」とも呼ばれています。子どもに、虹色の影と楓の赤の色彩豊かな光景をみせてあげてはいかがでしょうか。
嵐山の竹林を抜けて進んでいくと色々お寺がある中でも紅葉のとても綺麗なお手数です。お寺は広くはありませんが、紅葉を見に行く価値がある場所です。
京都の西に位置する妙心寺の山内には40余りの塔頭があり、その中でも屈指の古刹として知られている退蔵院。国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」(模本)などが見学でき、池泉回遊式庭園の余香苑(よこうえん)では四季折々の綺麗な風景を堪能できます。
第59代宇多天皇が光考天皇の遺志を継いで仁和4年に完成させた寺。世界遺産に登録されています。京都3大門のひとつである仁王門、国宝の金堂、重要文化財の五重塔、御影堂、観音堂、御殿内には遼廓亭、飛濤亭などがあります。春は桜が美しく、国の名勝にもなっている御室桜が有名。境内には宿泊・研修施設の御室会館があり、和食処・梵にて食事ができる他、朝のお勤めに参拝することも可能です。非公開の金堂を特別に体験してみてはいかが。
広隆寺は飛鳥時代の推古天皇11年に、秦河勝が聖徳太子から賜った仏像を本尊として建立した京都最古の真言宗の寺院です。見どころは、2回の火災に遭いながらも難を免れた、国宝第1号に指定されている「宝冠弥勒菩薩像」。現在、広隆寺には仏像だけでも国宝7件17点重要文化材28件31点を寺宝として保有。ほとんどのものが新霊宝殿で拝観できます。また、聖徳太子が住んだとされる「桂宮院」もぜひ見学したいポイント。4月・5月・10月・11月の日曜日・祝日のみ公開されているので、そこに合わせて訪れるのがおすすめですよ。
臨済宗妙心寺派の大本山。開基を花園法皇、開山を関山慧玄とします。応仁の乱によって焼失後、乱後雪江宗深が再建、現在は末寺を3400まで数える臨済宗各派で最大となっています。法堂の鏡天井には8年の歳月をかけて描かれた雲龍図があり、どこから見ても龍がこちらを睨んでいるように見えることで有名。他に日本最古の梵鐘、浴室(明智風呂)が拝観できます。一般の方を対象とした座禅会や写経会なども開かれています。
自然葬や庭園葬など、自分の望む形での埋葬をしてもらえるお寺です。木の根元に和紙に包まれた形で散骨をしてもらえるので、骨は自然に土に還り、そしてその木の栄養となることができます。亡くなってから、骨の栄養が木を育て、美しい花を咲かせるという、理想的な埋葬法を叶えてくれるお寺。そんな埋葬方法に興味がある方は、是非このお寺を見学に来てみてください。子どもも一緒に見学することで、自然な形で死後の世界を理解することにつながります。
ベビーカーでの移動はなかなか大変でしたが、とても良いお散歩コースでした。
真夏でしたが、お寺の中は涼しく、ハイハイしたての娘が楽しそうに動きまわっていました。
夏のお出かけ先はエアコン効いた施設ばかりに行きがちですが、自然の涼を楽しめる、赤ちゃんにも心地よいお寺ですね。