あの金閣寺、銀閣寺の総本山である相国寺。境内は自由に散策できますが、参拝は特別拝観の時だけになります。 敷地内はあまり観光客がいなくて、静寂に包まれています。常照皇寺から寄贈された「九重桜」は国の天然記念物になっていて、幹回り4.4mという巨木も見ることができます。子ども一押しは法堂の鳴き龍。一番の特徴は鳴き声がピカイチ。天井に書かれた龍の絵の下で手を叩くと龍が鳴くのです。大興奮間違いなし!
源氏物語の作者、紫式部の邸宅でもあった寺院。節分に行われる『鬼法楽』が有名で、鬼の登場シーンには子どもも驚くことでしょう。本堂から眺める日本庭園は、四季折々に美しい情景をみることができます。特に、初夏には紫の桔梗が見頃。これは、紫式部に因んで植えられているものです。紫式部が源氏物語を執筆したこの場所で、子どもに歴史物語を聞かせてみてはいかがでしょうか。