秀吉の妻、北政所ねねが余生を送った寺院。秀吉が信仰していた大黒天、毘沙門天、弁財天の三面大黒天があり、毎月縁日も開催されています。伏見城からねねの化粧御殿とその前庭を移築し造られたといわれる北庭は国の名勝指定地となっています。紅葉の季節には、夜間ライトアップも行われており、昼間と違った雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。季節によっては、にじり口から入ってお茶席を楽しむことができます。
誰もが教科書で一度は見たことのある国宝の風神雷神図があるお寺です。今は残念なことに本物は展示されていませんが完全コピーが展示されています。コーピーでも十分すごさが伝わるので是非見学して欲しいです。お寺は京都で最古の禅寺で、本坊では毎月第二日曜日朝8時から座禅と法話の会を開いています。予約なし、無料です。親子で参加してみたいですね。拝観料は掛かるので要注意。御朱印帳が風神雷神図の絵柄で、めちゃくちゃかっこいいので購入して御朱印をもらうのがお薦め。
3歳で亡くなった豊臣秀吉の愛児鶴松が祀られているとされる、智積院。複雑な歴史を辿り、現在では真言宗智山派の総本山とされています。境内はとてもきれいに整えられており、木々が多いため四季折々の景色を楽しめます。また、とても立派な庭園があるのですが、千利休のお弟子さんが造られたとのことで、非常に見応えがあり、こちらも四季折々の花や植物で楽しむことができます。建物もとても立派で、金堂には大日如来像が、明王殿には、智積院の歴史に深く関係する根来から持ってきたという不動明王像が祀られています。子を思う親の気持ちと関せず動いていった時代。そんな歴史の一面を子どもさんとお話するのに良い場所ではないでしょうか。
京都市下京区にある寺院。境内には本堂である阿弥陀堂や御影堂など、20余りもの建造物があり、いくつかは国宝や重要文化財に指定されています。金閣、銀閣とともに京都三名閣の一つに数えられる飛雲閣もありますよ。名宝一文字茶碗や親鸞聖人影像鏡の御影は必見。縁側には節穴や亀裂修復のため、埋め木がされており、ユニークなその形から職人の粋を感じられる場所も。「逆さ銀杏」の異名をもつ樹齢約400年の大銀杏は、京都市の天然記念物。
浄土真宗「真宗大谷派」の総本山で、「真宗本廟」と呼ばれています。境内には御影堂、阿弥陀堂をはじめとした歴史的価値の高い貴重な建造物が点在しています。四季折々の花が咲く美しい庭園やギャラリー展示など見どころも充実していますよ。
天下分け目の戦いの後、豊臣家が完全に滅ぼされることとなった大阪冬の陣夏の陣。その戦いのきっかけとなった「国家安康・君臣豊楽」の文字が刻まれた梵鐘が、ここ方広寺にかけられています。鐘の文字は今もくっきりと見ることができ、歴史に思いを馳せることができます。戦国時代にはとても大きな大仏が建てられていたそうですが、様々な災害に合い再建されては何度も消失し、現在は大仏殿も大仏も無く、小舗石や板石などで位置を地表に明示されています。そのような歴史から、無常を肌で感じることができる、そんな不思議な寺院です。子どもさんと方広寺の歴史について、色々と語り合ってみるのもいいかもしれません。
教科書で有名な空也上人により開創されたお寺。2012年のNHK大河ドラマで放送された「平清盛」の像がある事でも有名。この像を拝めば出世するとか・・・お寺に一歩入ったところにある、赤くて美しいお堂の中にある「福寿弁才天」これを拝めば縁結びのご利益があるとか・・・「銭洗い弁財天」に流れている「神水」でお金を洗い更にそのお金を持っておくと財運がアップするとか・・・とにかくいろいろなテーマでお参りすると楽しいお寺です。