標高約1375mの山で、日本三百名山の一つ。日本最大の温泉都市である別府にあり、山頂にはロープウェイで行くことができる。ロープウェイからは四季折々の山の風景が楽しめ、山頂からはこれまた雄大な大分の景色が望める。
8つの岩峰が連なる雄大な競秀峰のふもとにある、禅海和尚が30年かけて削ったという青の洞門。日本最古の有料道路といわれている神秘的な岩のトンネルで、明治に大改修が施された後も今でも一部手掘りのトンネルの部分を通行することが出来ます。青の洞門が出来るまで昔の人が苦労して登っていた競秀峰は今も歩くことができ、四季折々の花、木々、また有形文化財に指定されている妙見堂など楽しめます。
日本三大五百羅漢に数えられている大分県中津市にある羅漢寺の歴史はなんと1300年!お寺には釈迦の弟子10人をモデルにした羅漢像が3770体も置かれています。五百羅漢と千体地蔵が特に有名で、羅列された石仏からは大きなエナジーが漂っているようで、圧倒されます。困ったような顔や、笑ったような顔など、様々な表情の石仏があり、顔つきも一体一体違っているので、子どもたちと一緒に自分に似た石仏を見つけるゲームをしたら楽しそうですね。
大分県立歴史博物館は史跡公園「宇佐風土記の丘」に昭和56年に開設された県立宇佐風土記の丘歴史民俗資料館を前身とし、平成10年に現在の館名になりました。こちらではこの地域で見つかった品などが展示されており、「学芸員おすすめ収蔵品」や「大分の鉄道写真展」などの企画展も行われています。期間によって企画が変わるので、来るたびに新たな発見ができるかもしれません!子どもといっしょに歴史を学ぶのにぴったりの施設ですよ。
八景店本舗は深耶馬渓温泉にある「そばまんじゅう」が名物のお店です。「八景」の看板が目印のお店は、自然に囲まれた歴史を感じる佇まい。店先ではそばまんじゅうの蒸したてを販売していて、セイロからの香りに食欲をそそられます。そばまんじゅうは生地に山芋を練りこんでいるのでしっとりとした食感。中には粒あんが入っていて、食べごたえがあります。値段は1個80円とお手頃なのがうれしい。観光のお供にぜひ食べてみてくださいね。
富貴寺は九州最古の木造建築物で、平安時代に宇佐神宮大宮司の氏寺として開かれた由緒ある寺院です。阿弥陀堂は日本三阿弥陀堂のひとつとされていて、国宝指定されている、仏の里くにさきを代表する文化財です。また、富貴寺は自然に囲まれているので、春は梅や新緑、秋はイチョウやモミジなど、季節ごとの景色も楽しめますよ。周辺には食事や休憩ができる「富貴茶屋」や宿泊施設「旅庵 蕗の薹」、観光スポットでは「熊野磨崖仏」や「真木大堂」など見どころが豊富です。
真木大堂は六郷満山の本山本寺だった馬城山伝乗寺の堂宇のひとつといわれています。藤原時代の傑作とされた真木大堂の9体の仏像は、国の重要文化財に指定されているので見どころのひとつです。真木大堂には古代公園や馬城山伝乗寺展望台があり、散策も楽しめます。御朱印帳や御守りなどの記念品も購入できるので、自分用にもお土産にも最適。周辺には「富貴寺」や「熊野磨崖物」などの観光スポットもあるので、いっしょに観るのがおすすめですよ。
日本最大級のスケールの熊野磨崖物は平安時代後期の磨崖仏で、国の重要文化財に指定されています。鬼が一夜で築いたという250mの急な石段を登ると、左の巨岩壁に不動明王と大日如来が刻まれています。不動明王(8m)の微笑んだような姿と凛々しい表情の大日如来(6.8m)をじっくり観察してみるといろんな発見があって面白いですよ。周辺には胎蔵寺や富貴寺など観光スポットが多くあるので、いっしょに観て回るのがおすすめ。
国宝 臼杵石仏は、平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻されたといわれています。規模と数量、彫刻の質の高さで、日本を代表する石仏群で、平成7年6月15日には磨崖仏では全国初、彫刻としても九州初の国宝に指定されました。石仏群は4郡にわかれていて、地名によってホキ石仏第1群、第2群、山王山石仏、古園石仏と名づけられました。それぞれの表情の違いを観て比べるのも面白いですよ。石仏の他にも四季折々の自然が楽しめるのも◎。
ヤマコ臼杵美術博物館は国宝「臼杵石仏」の裏にあります。こちらでは、国宝である臼杵石仏の発掘資料や県指定有形文化財の臼杵藩主稲葉家資料、臼杵市郷土の歴史に関連した展示品を観ることができます。春の特別展示期間中には1日限定で「稲葉茶会」が行われ、お呈茶一服とお菓子、粗品をいただくことができます。博物館を利用する際は、国宝石仏との共通券を購入するのがお得。両方を見学して臼杵市の歴史を学んじゃいましょう!
由布院 空想の森アルテジオはミュージアムやティールーム「テテオ」、ショップ、お食事処、ラウンジが入った観光スポット。ミュージアムでは音楽にまつわるアートを観たり聴いたりできます。白壁に囲まれたおしゃれなティールームでは、ホットチョコレートドリンクの「ショコラショー」やスイーツ、山荘無量塔料理長監修による地鶏を使ったドライカレーを数量限定でいただけます。また、ショップでは「山荘無量塔」のオリジナル調味料や「theomurata」のショコラなどを購入できるので、お土産に最適!
マルク・シャガールゆふいん金鱗湖美術館は、20世紀を代表するロシア出身の画家「マルク・シャガール」の作品を展示し、シャガールの世界観を体感できるスポット。1階には「カフェテラス ラ・リューシュ」があり、モーニングやランチ、自家製ケーキ、由布院焙煎コーヒーなど、お食事や休憩にぴったり。また、ミュージアムショップでは湯布院在住アーティストのクラフト作品や「カフェ ラ・リューシュ」のセレクトグッズも販売しているので、お土産におすすめ。
由布院ステンドグラス美術館は外観のレンガや調度品など、厳選された英国直輸入のアンティークで装飾されています。また、ヨーロッパの1800年代からのアンティークステンドグラスを日本で初めて展示した本格的なステンドグラス美術館です。館内ではステンドグラスを見られるほか、ティールームやショップもあります。1番のおすすめは「ステンドグラス製作体験」。約1時間 ~1時間30分でオリジナルの鏡やフォトフレーム、ウィンドペンダントを作ることができ、思い出になりますよ。
下ん湯は金鱗湖畔に昔からある共同浴場。田舎風情たっぷりの藁葺き屋根が目印。内風呂、露天風呂ともに混浴。温度は少し熱めですが、露天風呂は外気で冷やされるので少々ぬるくなります。とても良いお風呂なのですが、内風呂、露天風呂ともに外から見えるので、観光客と目が合ってしまうことも。湯船の出入りの際はタオルでうまく隠すようにしましょう。入湯の際は、入り口付近にある料金箱に200円を入れてから入ってくださいね。
大分自動車道由布院ICから約12km、標高600mの場所にある湯平温泉の中ほどにある共同浴場です。浴槽は1つで偶数日が男性、奇数日が女性と日によって入浴できる日が決まっているので、注意が必要です。花合野川のせせらぎを聞きながら入浴でき、川を見下ろせるので、ゆったりとした時間を過ごす事ができます。入浴料は200円。ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか。