津軽鉄道船金木駅から徒歩7分の場所にあり、太宰治の生家である斜陽館からもほど近いため、太宰治も遊びに来ていたお寺です。子守だったタケと共に訪れたこのお寺で地獄極楽の御絵掛地・十王曼荼羅を観たり、幼い子どもの供養になるといわれている後生車を廻したりして過ごし、道徳を教わったそうです。ぜひ太宰治が幼少期を過ごしたお寺を家族で訪れてみてはいかがでしょうか。
室町時代(西暦807年)に建てられたと言われている青森県内で最も古い建物。古刹である。本尊は聖徳太子が作らせたという十一面観音像で、一千年以上の時がたっていると想像するだけでドキドキします。国の重要文化財も多く寺宝館で見ることができます。寺宝館は予約が必要ですが訪れる時は是非、予約して見学するのがお薦めです。髪で刺繍した図や船の安全を願う船絵馬等他にはないものが多数あります。
下北半島の中央部に位置する外輪山、霊場。山とありますが正式には恐山菩提寺というお寺です。霊場内に数種類の温泉が湧き、湯治場としても利用されています。また下北半島国定公園に指定されています。境内の温泉は、入山料を支払うと無料で入浴できます。ただ、簡易的な脱衣場の建物があるだけなので、タオルを持参したほうがいいでしょう。硫黄泉ですが肌に優しいお湯で人気。また冬場は道が閉鎖されるため入山不可となります。