釈迦如来を本尊とし、とくしま88景にも選定される高野山真言宗の寺院。JT坂東駅から徒歩10分の距離にあり、普通車約100台・バス10台分の無料駐車場が完備されています。四国八十八箇所霊場の第一番札所で、2月の節分には厄除け祈祷や6月には大師誕生会・青葉祭り、毎月1日には護摩供養が行われています。周辺にはドイツ村公園・道の駅などの観光スポットもあるので、家族で出かけてみてはいかがでしょうか。
徳島県鳴門市大麻町桧にある高野山真言宗の寺院で四国八十八箇所霊場の第二番札所。弘法大師が留錫、「阿弥陀経」を読誦したときに、難産に悩む女性が無事安産しそのお礼に木彫りの大師像を奉納したという。以後安産祈願として多大な信者を集めました。 弘法大師が植えたという「長命杉」は、樹齢1200年ほど、高さが約31メートル、周囲約6メートルもある霊木で触れれば家内安全、病気平癒、長寿も授かるといわれ鳴門市の天然記念物に指定されています。
徳島県板野郡板野町にある高野山真言宗の寺院で四国八十八箇所霊場の第三番札所。聖武天皇の勅願で行基が開基し、金光明寺と名付けました。後に弘法大師が訪れたとき、水不足に悩む地元住民のために井戸を掘ると黄金色の霊水が湧き出したと伝えられています。そこから金泉寺と名付けられました。水は今も湧き出していて、飲むと長寿になるといわれています。また、井戸の水に顔が映れば長寿、映らなかったら3年以内に死んでしまうという言い伝えも。
四国八十八箇所霊場第十三番、四国三十三観音霊場第五番札所です。弘法大師が大日如来のお告げによって建立したと伝えられる寺。本堂は檜と松を使って平成9年に再建されましたが、釘を使わず木組みだけで造られています。鐘楼門は朱塗りの山門で、上部が円柱の鐘楼となっていて、1階は角柱という珍しい造りです。かつて庭にあった多羅葉樹の葉に爪などで願いごとを刻むと樹液が変色し、ハガキ代わりになったといわれています。
徳島県板野郡板野町にある真言宗御室派の寺院で四国八十八箇所霊場の第五番札所。嵯峨天皇の勅願により弘法大師が自ら1寸8分(約5.5cm)の勝軍地蔵菩薩を刻み、本尊として開創したと伝えられています。本尊が勝軍地蔵ということで源義経などの武将の信仰も厚かったそう。当時は伽藍の規模も壮大で26の塔頭と、阿波・讃岐・伊予の3国で300あまりの末寺を持ったといわれています。1582年長宗我部元親の兵火によりすべて焼失し江戸時代に徳島藩主蜂須賀氏が再建しました。