黒島の北岸から、まっすぐ海の真ん中へとのびる桟橋。長さは354mあり、先端は荷置場・荷揚げ場として漁業に使われていましたが、現在は使われていません。石やコンクリートで作られた手すりも何もない桟橋は、水平線へ続いている一本の道のよう。両側には美しい海が広がり、その透明度に息をのみます。朝は神秘的な空気、昼間は青い空と、夜は満点の星空と共に、この桟橋が作る寓話のような景観を楽しんでみてはいかがでしょうか。
鳩間島のほぼ中央、鳩間中森の物見台の横にある白い灯台。1948年9月、周辺海域の海難事故防止のため設置されました。鳩間島で一番高い鳩間中森にあり、眺望は抜群。西表島からもその灯を見ることができます。うっそうと生い茂った木々に囲まれた道の奥に建てられていて、遠くからでも見えるよう海岸ではなく島で最も標高が高い鳩間中森に設置されています。中には入れませんので灯台を含めた周りの風景を楽しみましょう。
竹富郵便局は竹富島にある郵便局。港から徒歩で行ける範囲にあり、観光で訪れた際に手紙やはがきを出すと竹富島記念消印を押してもらえます。自分へ宛ててもよし、お友達や親戚に当ててもよし、竹富島を訪れた記念になりますので、是非郵便持参して立ち寄ってみてくださいね。ただしポストに投函したものは対象外で、窓口に持ち込んだ場合のみ押してもらえ、土曜日や日曜祝日は窓口のお取り扱いはないのでご注意下さいね。
一般の方にも公開されている国立天文台です。水曜日から日曜日の午前10時から午後5時まで施設に入ることができ、無料の天体観望会は土日祝日の夜に2回開催されています。星や宇宙に興味のある方や、子どもに宇宙について知ってもらいたいという方は、是非ご家族でご参加ください。4次元デジタル宇宙鑑賞会も無料で開催されていて、とってもお得に様々なことを学ぶことができます。親子でたくさんのことを学べるチャンスです。
虫が苦手でも聞き入ってしまうほどのスタッフさんの熱量を感じることが出来ます。宿泊施設の裏に小川があり、そこでホタルが生息しています。ホタルを初め、久米島に生息している昆虫などの説明を解りやすくしてくれるので、子供の夏休みなどの体験として人気があります。また、ケガをした動物の療養施設としても機能しているみたいです。ハブも飼育されているので、ホタルシーズン以外に行ってもホタルの幼虫や他の昆虫など見ることが出来ます。
海を見晴らせる沖縄で唯一のペアリフト。全長283メートル、高低差25.8メートル、所要時間は13分。上りルートでは風を感じながら空へ向かっていくような気分で、美しい海を背景にできる自撮りスポット。下りルートも魅力的で、小互い丘の上から海に向かって伸びる南国リゾートのパノラマは絶景です。海のグラデーションや美しい自然の景色の色鮮やかさを見渡せる空中散歩をぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
宮古空港から車で約25分!竜宮城展望台は、与那覇前浜ビーチとサンゴ礁の眺めを楽しめるスポット。来間島の高台に建つ3階建ての展望台は、竜宮城をイメージした特徴的な造り。展望台からは青い海とサンゴ礁のグラデーションの眺望を楽しめるだけでなく、サトウキビ畑の広がる島全体や宮古島・来間大橋・伊良部島なども一望できちゃいます!眺望を楽しんだ後は砂浜に降りて散策を楽しんだり、「楽園の果実」というカフェで自家製ジェラートを食べてひとやすみするのも◎。
市街地から車で約30分!池間島海底観光は、池間島のエメラルドグリーンの海の中の珊瑚礁や魚をグラスボートで見ることができるスポット。池間島の漁港のすぐ近くにある白い建物がグラスボート乗り場。グラスボートに乗って港を出ると、徐々に水の透明度が増していく。バラの形をした珊瑚海バラや琉球菊花、マルヅツミドリイシ郡、水色の珊瑚、オオハマサンゴが見どころ!運が良ければ、ウミガメの昼寝に遭遇することも!水の透明度が高い午前中がおすすめ。
沖縄県与那国町にある、ドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地。ドラマ内では志木那島診療所としてコトー先生が往診を行っていたセットが公開されています(有料)。中に入るのはもちろん、白衣の貸し出しもあるので主人公になりきって写真撮影も可能です。コトー先生が乗っていた自転車や、走っていた海沿いの道、砂浜や丘など、ドラマの雰囲気そのままに残っているのには感動。中には実際に島民の方が住んでいる施設もあるので注意。
代々地頭をつとめた琉球王朝時代の旧家である上江洲家の屋敷。1750年ころに建てられ、「石垣殿内」という屋敷を立派な石垣で囲む屋敷構えや沖縄ならではの赤瓦の屋根など、古き良き面影を色濃く残す建築物です。国重要指定文化財に指定されています。おばあちゃんがいろいろなお話を聞かせてくれますよ。
伊良部島の北側にありサシバをかたどった展望台がある場所です。昔、松の木などの木材をこの崖から海に落として船に積んだ場所です。「フナウサギバナタ」とは方言で「船を見送る崖」という意味で島を旅立つ人の無事を祈りながら見送った場所でもあります。崖に立つと下に座礁した船が見えますが、保険に入っていなかったため放置されているそうです。展望台からはブルーの美しい海と宮古島を見ることができます。
沖縄県・竹富島の赤山公園にある展望塔。国の登録有形文化財。約6mの丘の上に建つコンクリート製の4.5mの塔は島のシンボルとして地域の人から親しまれています。塔の階段ははしごのように急で人ひとりが上がるのがやっと。スリル感たっぷりで高所恐怖症の人はまず登れません。降りるのにも注意が必要です。塔からは赤瓦屋根の街並みと白い珊瑚砂、その向こうに青く美しい海を臨むことができ絶好の写真スポットとなっています。
渡嘉敷を一望できる展望台。フェリーターミナルの近くにある、大きな展望台で、周囲はほとんどが山に囲まれています。遠くの島や海は見えませんが、名前の通り港を望むことができ、入港するフェリーや高速船、渡嘉敷の集落、周りの山々を一望することができます。ベンチやテーブルがあり、休憩もできます。展望台まで上り坂のため、子供連れで行くのであれば、車がおすすめです。
慶留間島座間味村にある旧家。船頭主屋と呼ばれ、沖縄の歴史や伝統を感じることのできる古民家で、国の重要文化財にも指定されています。建築当初は茅葺屋根でしたが、大正時代に赤瓦にかわりました。畳敷き、板敷きの部屋が6部屋あり、炊事場も屋内という沖縄離島の古民家では珍しい造りとなっています。沖縄の歴史や伝統を感じに、旅の合間に訪れてみてはいかがでしょうか。
竹富島最大の行事である種子取祭を行う神聖な場所。弥勒奉安殿には五穀豊穣と幸福をもたらす弥勒神の面が安置されています。種子取祭は約600年の伝統があると言われ、島の行事では最も盛大で1977年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。祓い清めた土地に種子(稲や粟)を蒔き始める祭りで、毎年、旧暦9月の庚虎(かのえとら)、辛卯(かのとう)の2日間を中心に狂言や舞踊などの伝統芸能を神々に奉納します。
なごみの塔に行くまでの階段ですが、小さな子どもは親が手を引いた方が良さそうです。数段なのですが。