北の迎賓館、夕張鹿鳴館。その名に恥じぬ、とても立派な建物です。大正2年に建設されたこの建物は、今は宿泊やレストラン、結婚式などに使用されています。宿泊は1日に3組限定とのことですので、お休み前などは早めに予約する必要があるかもしれません。また、レストランでは夕張の野菜を使ったお料理も食べられ、夕張の味覚を堪能できます。中には光の回廊というコーナーがあり、数多くのステンドグラスの展示による優しい光に、心が落ち着きます。ステンドグラスを目にすることが少ない子どもさんにもおすすめです。また野生の動物が遊びに来ることもあるようなので、運が良ければ会えるかも。
1978年に発見された「史跡ピリカ遺跡」は、美利河ダム前停留所より徒歩5分程の場所にあります。石器の出土状態を詳しく見学出来ます。また、ピカリ旧石器文化館では、映像コーナー、旧石器の展示室、石器づくりが出来る体験学習室を備えています。勾玉づくり、弓矢・矢じりづくり、火おこし等の体験も出来るので、親子で参加してみてはいかがでしょうか。
昭和25年に発掘された続縄文時代の刻画がある洞窟遺跡。約800点の刻画が保管されています。壁画には角や翼を持つ人や、動物などが描かれ、狩りの儀式をしていたという説が有力です。洞窟は保護施設の建物で覆われていて、 トイレやお土産売り場もあり、子ども連れでもゆっくり見学が可能。歴史や壁画についてボランティアガイドの人が無料で説明をしてくれます。(希望制・所要時間約5分)
市電末広町停留所から徒歩1分の場所にある文学館です。函館ゆかりの作家たちの自筆資料や作品、遺愛の品々を通して郷土函館の魅力に触れることができます。建物は大正10年に第一銀行函館支店として建設された煉瓦及鉄筋コンクリ?ト造3階建てで、函館市の景観形成指定建築物となっています。石川啄木をはじめとした函館ゆかりの作家たちの作品をぜひ自分の目で見て、函館の魅力を体感してみてはいかがでしょうか。
北海道を開拓せんとした坂本龍馬の足跡をたどることができる施設。龍馬自身は北海道の地を踏むことはありませんでしたが、龍馬の甥である坂本直がその志を継ぎ、蝦夷地開拓の礎を築きました。そんな開拓や文化についての貴重な資料を収蔵、展示し、PR活動やワークショップなどを行う拠点として利用されています。館内は広いわけではありませんが、展示されている資料は濃い物ばかり。激動の時代を身近に感じることができます。子どもの夏休みの自由研究にも最適な場所です。親子で訪れてみてはいかがでしょうか。
桜の名所百選に選ばれた場所。敷地内では140種類もの桜を見ることができます。種類ごとに開花時期が違うので、長い期間お花見を楽しむことができます。見頃は4月下旬頃から。子どもと一緒にレジャーシートを広げてピクニック気分。品種ごとに違う花びらの形や色を観察しながらお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ハリストスとはキリストのことで、江戸末期ロシア主教ニコライによって日本で初めてロシア正教が伝導され、ロシアの領事館及び礼拝堂として建てられた教会。国の重要文化財に指定されています。教会内に入るために寄付として300円かかります。地元ではガンガン寺の愛称で親しまれるリズミカルに響く鐘の音は、港町函館の風景と見事に調和して心地いい。この鐘の音は日本の音風景100選に選ばれています。
明治10年に建てられた歴史ある教会。豪華な祭壇はローマ法王によって贈られたものでゴシック建築の美しい建物です。横浜、長崎、函館と教会が多くその中でも最も古い教会とされています。何度か火災で失われながらも建てなおし今の姿が作られています。昼間は多くの観光客が訪れ、閉館した後もライトアップされた教会を見に来る方もいる程その美しさは多くの人々に愛されています。教会の中の美しさと外の美しさ両方兼ね合わせた人気スポットです。
明治時代からある教会で歴史も深く毎週日曜日には多くの人が礼拝に訪れています。毎週日曜日9:30から「こども教会」が開かれ讃美歌を歌い礼拝を行います。聖書についても子供にも解りやすく説明してくれ、クリスマスやイースターなどの集会も人気です。夏にはサマースクールも開かれ写生会や工作などを作って遊びます。ひいらび文庫は年間100円で子供向け本を貸し出してくれます。第一、第三土曜日13:00から15:00まで開かれています。
天使の聖母 トラピスチヌ修道院は、明治31年にフランスから派遣された8人の修道女によって創設された、日本初の女子修道院です。修道院のなかでは現在も修道女が修道生活を送っているため、内部を観ることはできませんが、付設の資料館で生活の様子を写した写真を観ることができます。敷地内には南フランスにあるルルドの洞窟を模して作られたものや、マリア像やミカエル像、ジャンヌダルク像などもあります。売店では手作りのお菓子や手工芸品を購入できます。
小説「氷点」で著名な作家である三浦綾子の文学館で、「氷点」の舞台である「見本林」に建っています。雪の結晶をイメージした建物の1階は著作本が展示され、2階はご主人との思い出の品・手紙などが展示してあります。自由に作品を読める場所や関連DVDが置いてあり映像が流れています。また、1階には小さなカフェがあり外国樹見本林を見ながらゆっくり休憩することができます。「氷点」ブランドのお菓子や雑貨のお土産の種類が豊富です。
工場見学や、お酒の直売をしている酒造蔵。北海道で一番古い鉄筋コンクリート造りの酒造工場では、酒造工場の見学をすることができ、高砂酒造の代表的なお酒でもある「国士無双」の製造工程を楽しむことができます。冬季は「雪氷室搾り」を行っている国内唯一のアイスドームも見学することができます(いずれの見学も要予約)。直営売店では、生酒の試飲・販売をしており、Tシャツなどのオリジナルグッズの販売もあります。
旧商家の明治35年頃を再現するよう復元工事し、当時の様々な備品等を展示。丸一本間家はその昔、大火事に合い家財を失う災難に見舞われましたが、これを復旧させ、呉服店舗から、雑貨店舗、酒造蔵に至るまで、さまざまな事業を展開、敷地を拡大していきました。明治時代の増毛町の経済的な発展の象徴で、国指定の重要文化財でもあります。当時の姿がそのまま再現された旧商家で、歴史を感じてみてはいかがでしょうか。
JR留萌駅から車で8分の場所にあり、ニシンの群がきらきらと夕日を受けて、黄金色に輝きながら岸をめがけて押し寄せたことから「黄金岬」と呼ばれている岬です。黄金岬は、その眺めは日本一の落陽と言われていて、訪れる人々を感動させています。夏には海の家で販売しているイカの足で磯ガニ釣りを楽しむことができます。近くにキャンプ場もあるので、子供達との楽しい思い出作りにお出かけしてみてはいかがでしょうか。
室蘭港や噴火湾の展望が楽しめる国道37号線沿いにある展望台。白鳥大橋のイルミネーションと、海沿いの工場群の作業灯は日本四大工場夜景エリアに選ばれています。駐車場がありトイレや休憩スペースも完備されていて食事・休憩がてらに立ち寄る観光客も多いそう。子ども連れでもゆっくりできます。ただ、白鳥大橋と白鳥湾展望台の間にある新日本石油の石油精製所からの煙で風向きによっては白鳥大橋が見えなくなることもしばしば。