刻々として変わる湖面の変化が訪れる人々を魅了する「霧の摩周湖」を一望できる展望台。標高が585mと低いため、霧の発生が少なく神秘的な「摩周ブルー」を望めます。季節ごとに彩が変化する広葉樹と、一年を通して濃緑の針葉樹が青く澄み切った湖水に映し出される風景は大変神秘的です。湖の中央にあるカムイシュ島は水面下約230m、基底の直径約1kmの溶岩ドームです。観光の穴場スポットでもあり、ゆっくりと風景美を楽しめます。
1979年に苫小牧市の自然環境保全地区に指定された渓谷。ガローは、両岸が絶壁になっているという意味で苔に覆われた全長約1kmの岩壁は樽前山噴火によってできた溶結凝灰石が樽前川によって浸食された地形です。斜面にはコケが一面に張りつき、緑のカーテンが敷かれているような景気が見られます。周囲の山林はヒグマの生息地なので、活動が活発化する時間の入林は控え、 また、足元が滑りやすいので子ども連れやお年寄りの方は注意が必要です。
室蘭港や噴火湾の展望が楽しめる国道37号線沿いにある展望台。白鳥大橋のイルミネーションと、海沿いの工場群の作業灯は日本四大工場夜景エリアに選ばれています。駐車場がありトイレや休憩スペースも完備されていて食事・休憩がてらに立ち寄る観光客も多いそう。子ども連れでもゆっくりできます。ただ、白鳥大橋と白鳥湾展望台の間にある新日本石油の石油精製所からの煙で風向きによっては白鳥大橋が見えなくなることもしばしば。
火山噴火の火口が間近で見られる散策路です。火山被害の爪痕を活かし、火山学習の教材的役割として整備されました。水蒸気を上げる火口や地熱帯を実際に歩いて見学する事で、自然の驚異を学ぶ事ができます。火口周辺を散策しながら、火山被害の様子を案内してくれるガイドもいるので、子どもと一緒にその話に耳を傾けてみてはいかがですか。
火山の噴火を後世に伝えるために残されている場所。有珠山は1663年から2000年の間に8回の噴火を繰り返しました。自然の驚異を伝えるため、未来の減災のため、2000年の噴火当時に建っていた団地と町営温泉は、当時のまま保存されています。自然の力強さや防災の大切さを、子どもと一緒に、目で見て肌で感じてみてはいかがでしょうか。
江戸時代に築城された松前城の城下町にあたる場所。多数の寺院が集中して建っている地域を寺町と呼ぶ。江戸時代には15もの寺院が建ち並んでいましたが、現在は5つの寺院のみ現存しています。現在は5つの寺院を囲む様に公園として整備され、桜の名所としても知られています。春には「松前さくらまつり」が開かれ、武者軍団パレード・山車巡行などのイベントが行われます。鎧を着た武士の姿を子どもと一緒にご覧になってみてはいかがでしょうか。
国の重要文化財に指定されている建造物。江戸時代から廻船問屋を営んでいた近江の商人が建てたものです。土台は越前石を積み上げ、総ヒノキ切妻造り。内装は、帳場・茶の間・仏間・蔵と続き、建設当時と変わらぬ風情ある造りになっています。歴史を感じる事ができる場所です。当時の問屋建築の代表的な造りを、子どもと一緒に見学してはいかがでしょうか。
十勝の広大な空、大地、川の魅力を余すことなく体感できる場所。あらゆるアクティビティーを体験できるので、小さな子どもから大人まで夢中になれること間違いなし。川ではカヌーツアーやネイチャーツアー、空では早朝熱気球体験、陸ではマウンテンバイクやノルディックツアーといったように、春夏秋冬様々なアクティビティーが用意されています。なお、熱気球以外は予約制なので、体験を希望する場合は電話もしくはホームページよりメールにて事前に申し込みましょう。
北海道の厳しい自然に惹かれた日本画家、後藤純男の美術館。北海道の壮大な自然を描いた版画や絵画が多数展示されています。20代の作品から最新作までを展示しているので、画風の変遷をたどられるのもこの美術館の魅力のひとつ。当日のチケットをしおりにしてくれる子どもにもうれしいサービスもあります。館内にある地元食材を使ったメニューが豊富なレストランも人気。北海道の美と食を一緒に味わってみてはいかがですか。
ミネラル豊富でバランスも良く、水温も約7度と年間を通じ一定を保っている大雪旭岳源水は、大雪山の自然が創りあげた銘水。水がとてもきれいなため、地元の東川町の住民の方々は、北海道で唯一地下水だけで生活しているそうです。平成16年に周辺の環境が整備され、取水場ができました。そのため東川町に来る際には空のペットボトルなどを持って行き、ぜひおいしい水を持ち帰ることをおすすめします。
北の嵐山は嵐山の麓にひろがるエリアで、陶芸や染物などさまざまな体験をしたり、カフェでゆったりくつろいだりできます。陶芸では、40年以上の歴史ある陶房「千尋窯」や旭川特有のシバレを表現した氷華結晶が有名な「渓雪窯」があり、手びねりやろくろ造形などが体験できます。他にも板ガラス体験や茶道体験も有。また、ぬくもりのあるおしゃれな雑貨を販売するお店もおすすめ。体験の後は、自然に囲まれた隠れ家のようなカフェで、軽食やスイーツをいただいてほっこり。
北国独自の生活の知恵を、楽しみながら学ぶことができる博物館。館内には多数の展示物や模型があり、昔、実際に使われていた暖房機器や洋服などが展示されています。小学1年生から参加できる体験型の催事もあるので、子どもと一緒に楽しく学ぶことが出来ます。機関車の展示もしているので、ちいさな子どもも大喜び。ぜひ、子連れで出かけてみてください。
オロロン鳥の繁殖地であった天売島にある海中から突き上げる鋭い形をした海抜48メートルの岩、赤岩。その赤岩が間近に見える赤岩展望台からは海鳥観察ができます。展望台の斜面は、ウトウやウミネコの繁殖地。5~7月は海鳥たちの子育てを観察できるチャンスがあります。小魚をたくさんくわえて巣に戻るウトウと、その餌を狙うウミネコのバトルやウトウの大群が飛び交う迫力に子どもたちは圧倒されることでしょう。
岩場にある海鳥観察スポットです。建物の中に設置されていている望遠鏡で海鳥を観察することができます。4月~8月は鳥の繁殖期にあたるので、かわいい雛鳥に会えるかもしれませんよ。360度の展望で日本海を見渡せるスポットにもなっているので、雄大な景色を楽しめます。子どもと一緒に野鳥観察を楽しんでみてはいかがでしょうか。
オンコの荘とは、背の低いイチイの木のことを指します。強風の吹く土地のため、木は高く茂ることなく全高1mほどであり、その代り横に枝を伸ばします。地を這うように広がるこちらのイチイの木は、国内でも随一の規模を誇っており、その様は圧巻の一言。雲雀ヶ丘公園から歩いていく必要があるので、のんびり散歩を楽しみがてら、見に行かれることをお勧めします。都会では見ることのできない絶景をぜひ家族で堪能してください。