「万鐘ももと庵」は、沖縄県うるま市にあるカフェです。店内は落ち着いたゆったりとした空間が広がっています。少しわかりずらい場所にありますが、カフェからは海も見え、雰囲気が良いと人気のお店となっています。メニューには「鶏肉のフォー」や「牛すじ沖縄そば」、「豆乳担々麺」や「ラフテーごはん」など種類豊富に揃っています。「アジアンフレンチトースト」も人気ですよ。11時から16時前での営業、水曜日が定休日となっています。
NHK朝の連続ドラマ「ちゅらさん」のロケ地として多くの観光客が訪れる金城町の石畳。16世紀に首里城から沖縄本島南部への主要道路として整備されました。琉球石灰岩で舗装された道は戦争により300mの石畳が残るのみですが、周りには赤瓦屋根の古民家が立ち並び、琉球王国時代を偲ぶことができます。日本の道百選にも選ばれており、沖縄県指定文化財にも指定。首里城見学に合わせてぜひゆっくりと散策されてはいかがですか。
首里の内金城嶽にある6本のアカギの大木。樹齢200年といわれる大木は第二次大戦で戦火を耐え抜いた「神の木」として、また国の天然記念物として圧倒的な存在感を放っています。20mほどの高さの太い幹には多種多様な植物が寄生しており、大自然が織り成す芸術として神秘的なオーラを漂わせています。森の中は真夏でもひんやりと涼しく、マイナスイオンもたっぷり。日々の喧騒を忘れ、琉球王国の時代に思いを馳せてみるのもいいですね。
かつて首里の人々の生活用水として多くの人に使われていた大型の共同井戸。坂道を行き来する人や馬のオアシスとしても利用されていました。半円形の石積みの貯水池があり、崖下の岩盤の奥にある水脈から2つの樋で水を導き出す仕組み。石畳道はかつて首里城へと通じる主要道路であった真珠道(まだまみち)の一部で、昔の生活が感じられる場所となっています。石畳中腹にある樹齢300年の大アカギはパワースポットとして人気です。
国際通りの近くに位置する市場。戦後、県民の食の台所と呼ばれていたその当時の姿のまま、ノスタルジックな雰囲気を残しています。テレビや映画のロケ地としても登場していましたが、2015年度からの再開発が始まりました。敷地面積約千坪の敷地内外に、約250もの店が集まっており、野菜や果物を中心に、早朝から営業している飲食店や、食材、雑貨、衣料など様々。地元の飲食店などから愛されている穴場の市場です。
渡嘉敷を一望できる展望台。フェリーターミナルの近くにある、大きな展望台で、周囲はほとんどが山に囲まれています。遠くの島や海は見えませんが、名前の通り港を望むことができ、入港するフェリーや高速船、渡嘉敷の集落、周りの山々を一望することができます。ベンチやテーブルがあり、休憩もできます。展望台まで上り坂のため、子供連れで行くのであれば、車がおすすめです。
慶留間島座間味村にある旧家。船頭主屋と呼ばれ、沖縄の歴史や伝統を感じることのできる古民家で、国の重要文化財にも指定されています。建築当初は茅葺屋根でしたが、大正時代に赤瓦にかわりました。畳敷き、板敷きの部屋が6部屋あり、炊事場も屋内という沖縄離島の古民家では珍しい造りとなっています。沖縄の歴史や伝統を感じに、旅の合間に訪れてみてはいかがでしょうか。
竹富島最大の行事である種子取祭を行う神聖な場所。弥勒奉安殿には五穀豊穣と幸福をもたらす弥勒神の面が安置されています。種子取祭は約600年の伝統があると言われ、島の行事では最も盛大で1977年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。祓い清めた土地に種子(稲や粟)を蒔き始める祭りで、毎年、旧暦9月の庚虎(かのえとら)、辛卯(かのとう)の2日間を中心に狂言や舞踊などの伝統芸能を神々に奉納します。
その名の通り、竹富島の西に位置する有名なサンセットスポット。 1938年に建設されたコンクリート造りの桟橋で、1971年頃までは船の発着に利用されていましたが現在では使用されていません。2005年に国の登録有形文化財に登録されています。夕方になると海に沈む夕日と夕焼け空を見にくる観光客や島の人も多いです。昼間は真っ青な海に伸びる桟橋が印象的で、CMやポスターなどに使われることも多いので見覚えのある風景だと思う人も多いはず。
小浜島の中央付近にある標高90メートルほどの小浜島で一番高い山。小浜島を船や他の島から眺めたときも目印になります。頂上には展望台があり、そこから石垣島・竹富島・黒島・新城島・西表島・鳩間島・嘉弥真島、そして天気がよければ波照間島までと大パノラマの景色を見ることができます。展望台まで階段が整備されていますので小さなお子様連れでも安心ですが、スロープではないので足腰に自信のない方は注意が必要です。
鳩間灯台と復元された物見台がある小高い丘。標高約34メートルの森で、クバが群生しています。島の真ん中にあり、頂上付近は鳩間中森貝塚という遺跡です。1956年に発掘され、土器・貝殻・魚骨など約13世紀から16世紀のものが発見されています。鳩間中森という名前の由来は、鳩間島には3つの森があり、真ん中にあるからだそう。島で一番の高台になっているので、その展望が有名な民謡「鳩間節」でも唄われています。