白壁土蔵造りの趣のある記念館には、松江藩鉄師頭取絲原家が 約400年にわたって伝承してきた美術工芸品や、たたら製鉄資料などが 展示されています。隣接する絲原家の居宅は国の有形登録文化財で、 建坪350坪、部屋数40室を誇る大邸宅です。また、記念館の右手奥にある絲原家庭園は,自然の森林を借景として出雲流の庭園として著名です。子ども連れでも歩きやすい道なので、ファミリーで訪れる方も多数。
福光石の採石場として唯一、今も操業が続けられている450年の歴史ある石山。福光石とは、火山灰が1500万年もの月日をかけて凝灰岩になったもので、世界遺産・石見銀山にある五百羅漢像にも使われています。石切り場の巨大な縦坑は30メートルの深さまで掘り下げられ、その圧倒的なスケールにまるで探検家気分が味わえます。要予約で40分~60分の見学ツアーが開催されているので利用してみてはいかがでしょうか。
江戸時代の道やお屋敷が多数残っている萩の城下町。“幕末の風雲児”と呼ばれた高杉晋作や、“維新の三傑”と呼ばれた木戸孝允(桂小五郎)、また、第26代総理大臣の田中義一の誕生地が残っている、歴史的価値のとても高い場所になっています。高杉晋作の資料が豊富に展示されている萩博物館や、幼少の頃の木戸孝允の記録などが残っていて、子どもたちが歴史の授業で習っている偉人たちに実際に触れあえるような体験ができます。
藩政時代に呉服商から酒造業に転じ、明治時代には萩を訪れる名士の宿所でもあった久保田家の住宅を保存・修理したもの。母屋、土蔵、離れが残っています。主屋は、屋根裏に物置や使用人の寝間を設けた「つし二階」を持ち、高さが高いという特徴があります。史跡萩城城下町を語る上で重要な建物で市の有形文化財です。ガイドさんが常駐していて、施設の説明を行っていますので子どもでもわかりやすく見学することができます。
大河ドラマ「花燃ゆ」の撮影現場として何度も使われた堀内鍵曲は、国の重要伝統的建造物保存地区に指定されている歴史の深い道です。左右の高い塀に囲まれ、直角に曲がる独特な道の造りは、見通しが悪く、方向感覚をなくし人を道に迷わせます。侵入者を捕まえるために工夫されたこの道はまるで大迷路!塀からはみかんの木がたくさん顔をだし、のどかな景色が広がります。積み重なった歴史を感じつつ、巨大迷路を楽しめるスポットだと思います。
江戸時代末期の思想家であり、教育者であった吉田松陰を祀っている神社。松陰神社の境内には吉田松陰が作った、多くの塾生の明治維新を成し遂げる原動力となった松下村塾が保存されております。また宝物殿には松陰が愛用した赤間硯と父兄宛に書いた文書が保管されています。学問の神として有名な松陰神社。こちらでは学業成就のおまもりが、ランドセル型、のぞき鉛筆型など子供も喜ぶ形のものもあります。
松陰神社の境内にある、吉田松陰の生涯を展示している施設。20の場面にわけて、吉田松陰の生涯をわかりやすく紹介しています。説明版、音声ガイド付きなので、子供も一緒に吉田松陰の生涯を理解できるのではないでしょうか。同境内には、吉田松陰が教えていた松下村塾や松陰の遺品が展示されている宝物殿などもあります。吉田松陰の生涯を感じることのできる境内をゆっくり散策してみてはいかがでしょうか。
吉田松陰の遺品や、松陰の生涯、遺書などが展示されている博物館。無料ゾーンと有料展示室があり、無料ゾーンでは、松陰の生涯や萩市内の松陰ゆかりの地を紹介する展示があります。有料展示室では、松陰の使用していた赤間硯や門下生、塾生にあてた遺書が展示されています。ミュージアムショップがあり、ここでしか手に入らないオリジナルグッズが販売されておりお土産にもぴったりです。
明治維新の中心人物、高杉晋作が遊び、伊藤博文が学んだ寺として知られています。江戸時代は「法光院」という 藩主毛利家の祈願寺で、「円政寺」は寺町にありました。明治時代にその二つが合併し円政寺の名前を現在の寺につけたとされています。幼い晋作が肝試しをしていた朱色の「天狗の面」や、遊んだ木馬があり、歴史上の偉人を偲ぶことができます。他にも十二支の彫刻が施された珍しい形式の金毘羅社や、県下最大の石灯篭は見応えあり。
津和野の歴史ある藩筆頭庄屋・弥重家の庄屋屋敷を修復した和風建築の美術館。木のぬくもりが心地よい館内には、地元出身の独立美術協会の重鎮・中尾彰の詩情あふれる作品や吉浦摩耶夫妻の心なごむ美しい作品を数多く展示。闘牛の緊迫感と荒々しさを見事に表現した版画 「闘牛技」は、スペインの国民的画家ゴヤの貴重な作品。2階の雨戸のふし穴から差し込む光で、庭園が逆さに障子に写る針穴写真は、晴れるほどに幻想的な景色となります。
アンティークレース、板橋純世の絵画が展示されている美術館。15世紀~19世紀のアンティークレースは、装飾品やドレス、小物など多彩で、ヨーロッパの貴族文化の華やかさを物語ります。板橋純世の絵画は、パリやニューヨークで高い評価を受けており、繊細な絵がアンティークレースとともに展示され、不思議な空間を生み出しています。オムツ交換台があるので、小さな子供連れでも安心して観覧できます。
日本五大稲荷の一つ、日本全国数万ある稲荷神社で「稲荷」ではなく「稲成」と書く唯一の神社。ここの見どころは「千本鳥居」。商売繁盛・開運厄除の神様として日本各地から奉納された数千本といわれる朱塗りの鳥居が造るトンネルは圧巻です。鳥居をくぐり抜けた先には鮮やかな朱色と立派なしめ縄の本殿があります。境内から津和野の街並みがぐるりと一望。5月の春季大祭、11月秋季大祭は毎年多くの人で賑わっています。
尾道駅前港湾駐車場にある、しまなみ海道をサイクリングするためのレンタサイクルターミナル。自転車は、スポーツサイクルから二人乗りのタンデム自転車、子ども用の自転車まで様々。各地区15ヶ所あるターミナルであれば、借りたターミナル以外への乗り捨てもOKです。約40ヶ所ほどの「サイクルオアシス」と呼ばれる休憩所もあるので、子どもから大人まで気軽に楽しむことができます。しまなみ海道の美しい景色を満喫しながら、親子でサイクリングしてみませんか。
山口県周南市、徳山駅から車で5分の場所にある美術館。画家でもあった宮崎進氏が館長を務めた美術館で、宮崎氏の作品をはじめ、岸田劉生、まどみちおといった郷土の芸術家による作品を中心に展示、所蔵されています。企画展も開催されており、テーマに沿った様々な作品が飾られており、感銘を受けること間違いなし。じっくりと作品の世界に浸ることができる夜間特別会館や、無料で聴講できる講演会も開催されているので、参加されるのもおすすめ。子どもから大人まで、見覚え、聞き覚えのある作品を鑑賞できるので、家族での休日のお出かけに足を運ばれてはいかがでしょうか。
おりづるタワーは広島原爆ドーム側に建てられた、広島の過去現在未来を感じてほしいと、折り鶴をモチーフに建てられたビル。1階のエントランスを入ると、CAFEや物産館があり、広島名物などお土産も買うことが出来ます。奥にはゲートが有りスパイラルロープ散歩坂という木に包まれたような階段が屋上の展望台まで続いています。12階には、おりづる広場があり、大画面でエアー折り紙体験をすることも。屋上展望台からは平和祈念公園の広島ドームや街並みが一望でき、開放的な空間が広がっています。おむつ交換台は、1階や屋上のトイレに付いていますが、授乳室はありません。