全国各地から集められた招き猫を展示している美術館。木でできたもの、焼き物、石、紙と4タイプに分けられた招き猫の数々は、一つ一つはほほえましいものの、集まると圧巻の一言。夢に出そうなほどの強烈なインパクトを受けること間違いなし。ネタのひとつとしてはもちろん、随時開催されている企画展の妙を楽しむために何度でも通いたくなる魅力的な美術館です。家族揃ってのお出かけに、こちらに足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
稲佐の浜は、天照大神から国譲りの使命を受けた建御雷神が大国主神と対面した場所として伝えられています。旧暦の10月10日には、出雲大社に集まる全国の神々がこの浜から出雲へ上陸すると伝えられ、現在でも神迎えが行われる出雲のパワースポットのひとつ。また、地元で「べんてんさん」と呼ばれて親しまれている「弁天島」があります。昔は稲佐湾のはるか沖にありましたが、現在では島の後まで歩いて行けるようになりました。出雲に来た際はぜひ寄ってみてくださいね。
家族3人で行きました。
やはり浜なので風は少し強いですが、天気もよく気持ちよかったです。
社があるあたりはやはり神秘的で観光客がいましたが、少し外れて歩くと人が少なく、あずまやで休んでゆっくりできました。
山陰道宍道インターから車で20分!木綿街道にある本石橋邸は、平田町の発展と近代化に貢献した1750年頃の大地主の家。2階部分のなまこ壁は古典的な市松模様で風情があります。江戸時代に松江藩主の御成座敷として造られた奥座敷は、木綿街道交流館の中で最も古い建物で、10畳の主室は格式ある書院造りで見どころの一つ。奥座敷の東西にある庭園は、庭石を高めにするなど、地方の特色があります。他にも外観の出雲格子やなまこ壁も見どころ。
津和野駅から徒歩15分の場所にある永明寺は、津和野出身の文豪・森鴎外の墓が佇む歴代の津和野城主の菩提寺。全国的にも珍しい、巨大な総茅ぶき屋根の本堂は圧巻。また、奥にある庭園では、四季折々の景色を楽しめるので散策におすすめ。紅葉の時期はとくに美しいですよ。「森林太郎」と彫られた森鴎外の墓や、森鴎外の遺書や県の文化財の複製も展示してある寺宝館もぜひ見学してみてくださいね。毎月8日は朝5時から坐禅会を開催。
清水寺は千年杉がうっそうと茂る霊域の中にあり、1400年の法灯を伝える厄ばらいのお寺。境内には根本堂や木造十一面観音立像など4つの国重要文化財や、山陰唯一の三重塔や梵鐘など8つの島根県指定文化財など見どころが多くあります。春には桜、秋には紅葉、冬には雪景色と、季節ごとに変わる景色も魅力。座禅体験や写経体験も気軽にできるので、旅の思い出にもおすすめ。また、境内にある宿「紅葉館」では、精進料理や宿泊も利用できますよ。
高杉晋作の誕生した地。産湯に使ったとされる井戸や、自作の句碑などが公開されています。高杉晋作は1839年に誕生し、藩校明倫館に通う一方で吉田松陰の教える松下村塾に通い、幕末には尊王攘夷の志士として活躍しました。萩博物館の高杉晋作資料室を一緒に見学するのがおすすめです。幕末の英雄として数々の伝説を残した高杉晋作に思いを馳せて、生家を見学してみてはいかがでしょうか。
島根県出雲市にある弁慶が修行したという伝説も伝えられている寺院。島根県出雲地方で最も遅い11月下旬から12月上旬が見ごろの紅葉の名所として有名で紅葉まつりが開催されます。参道は急傾斜で狭く、駐車場から本殿までも距離がありますので、子どもやお年寄りは足元に注意が必要です。寺の左手上にある山を登ると、崖にお堂が建っていて、滝がまるで天から降っているように見える秘境の絶景が見られます。
大山の大自然を味わいながら参拝できます。大山登山の途中に立ち寄る人が多いようですが、県営の無料の駐車場に車を止めてゆっくり散歩しながらの参拝も楽しそうです。石畳の坂道と少し長い階段を登ります。山間の古いお寺の歴史を肌で感じることができるかも。中でも阿弥陀堂は国指定の重要文化財で、申し込めばその中で座禅の体験もできます。子どもの夏の野外学習としても珍しい体験ができるのではないでしょうか。少し高地なので夏でも涼しいので服装には注意しましょう。
高さ最大5m!江戸時代から明治時代にかけて開発された石見銀山最大級の坑道。大人410円・子ども200円・幼児は無料で見学することができ、駐車場がないので銀山公園駐車場に車を停めて、徒歩かレンタル自転車で行くことをおすすめします。ヘルメット・長靴を装着して、ガイドさんと共に一歩足を踏み入れるとあたり一面真っ暗で静寂な世界が待っています。当時の採掘現場を探検家気分で見学しに家族で出かけてみてはいかがでしょうか。
津和野森村で生まれた、西周が21歳まで暮らしていた家。茅葺きの母屋、西周が勉強部屋に使った土蔵、家の周辺を囲む土塀が見られる国の指定史跡です。ヨーロッパの学問や思想を日本にもたらした啓蒙思想家の西周。現在、私たちが当たり前に使っている「哲学」「理想」「感覚」といった言葉を作った人です。津和野川をはさんだ向かい側には、森鴎外旧居もあるので、一緒に見学してみてはいかがでしょうか。
奈良時代に編纂された「出雲国風土記」の国引き神話ゆかりの地です。意宇群の中心部に位置しています。島根県松江市大庭町にあり、古墳時代の遺跡や前方後円墳などの古墳などがぶんぷしているほか、出雲国造家ゆかりの神社や寺などもあり、国の文化財が多数あります。エリア内には展示学習館や風土記植物園などがあり、県内の古代史を学べるほか、島根缶の古代文化の保護活動も行われています。
屋内の見学施設もあります。また、屋外は広い芝生で自由に遊ぶことができます。
明治19年に大阪の藤田組が建設した製錬所跡。無料で自由に見学することができ、駐車場がないので公共交通機関の利用をおすすめします。当時の最先端技術を駆使してつくられた製錬所で、明治28年から明治29年まで操業されていました。豊かな自然に囲まれた春には梅の名所としても有名なスポットで、周辺にはカフェや土産物店などもあるので、当時の製錬所の様子や石山銀山の歴史を学びに出かけてみてはいかがでしょうか。
鉱山の守り神、金山彦命(かなやまひこのみこと)を祀る神社。石見銀山では最大の神社であり、山神社としては国内最大級の社殿を持っている。地元では「山神宮」、「山神さん」と親しみを込めて呼ばれています。階段が沢山ありますが、子ども連れのファミリーも登っています。到達した時には、階段を登っても、お参りして良かったと思える古色漂う神社です。
島根県指定有形文化財(建造物)になっている城上神社の見どころは、拝殿の鏡天井にある極彩色の「鳴き龍」です。絵の真下に描かれている丸の中に座って手をたたくと、まるで龍が鳴いているかのように、リーンリーンと澄んだ音が鳴り響きます。子どもも興味津々です。祭神は、大国主命で、社殿は江戸の亀井戸天満宮を手本とした入母屋造り瓦葺きという、様式の重層式拝殿です。また、縁結びの地としても知られており、ハート型の絵馬が多く奉納されています。
萩に現存する一番大きな武家屋敷であり、国の重要文化財に指定されています。長州藩主毛利氏の一門である厚狭毛利家の屋敷のあったところで、屋敷は全長51mの長大な入母屋造り本瓦葺きの建物は、土間がなく、東の座敷は狭いながらも畳廊下がある格調高い造りであることから、毛利一門の栄華をしのばせる身分の高い者の詰所であったと言われています。観光の際は、屋敷内は立ち入り禁止で、外から絵や模型などの展示物を見て回ります。
オリジナルの招き猫を作ることができます。コレクターにはたまらない。絵付けまであり子供も夏休みの工作として楽しみながら宿題にもなると大喜び