東北地方に唯一現存している藩校建造物。藩校とは、現代でいう学校のことで、今の小学校~大学院にあたる範囲を全てここで学ぶことができました。敷地内では講堂や門などが公開されており、当時の様子を伝えています。また、自動音声ガイダンスを聞きながら見学ができるので、子どもと一緒に学問の歴史を分かりやすく学ぶことができます。
金山町役場のすぐ側にあるマルコの蔵。江戸時代の老舗の商家が所有していた「マルコの蔵」を整備したもので、ギャラリーやサロン、展示・資料室があり、入り口の広場では、ライブや青空市などのイベントなども開かれ、地域の交流の場になっています。CAFEもあり地元の米の娘ぶたを使用したロースドッグや水出しコーヒーなどいただけ、ホッとするのにどこか贅沢な雰囲気のある場所です。
出羽桜酒造が運営する美術館。三代目仲野清次郎の旧住宅である明治後期頃の伝統的日本家屋の建物は、国の登録有形文化財に登録されている貴重なもの。館内には古韓国・新羅・高麗・李朝期の陶磁器と工芸品を中心に常設展示されているほか、近代文人の書や桜にちなんだ工芸品・日本六古窯・斎藤真一「瞽女・明治吉原細見記」などを3か月ごとに企画展示しています。山形県や天童市周辺観光の際に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
山形県酒田市にあ、「海の博物館」として地元で親しまれている博物館。酒田港の歴史をはじめ、海運・税関・航海・船舶・海洋開発・水産など、海に関する知識を幅広く学ぶことができる施設です。直接触ることができる実物大の船の操縦席は、船長の気分を味わうことができると子どもたちから高い人気を誇っています。無料で入館することができるので、子どもと一緒に気軽に利用してみてはいかがでしょうか。
1535年に築城され、昭和57年に再建された鉄筋コンクリートの城で天守閣風に建てた郷土資料館です。歴史・自然科学・産業の資料を展示しています。4階建て最上階の展望室からは上山市街、蔵王連山まで一望できます。エレベーター完備なので、小さい子ども連れや足腰に自信のない方はエレベーターを利用して展望台まで登ることができます。また、敷地内にある足湯や月岡神社、月岡公園の散歩など、周辺施設も合わせて楽しめます。
銀山温泉に行くならぜひ訪れたい!延沢銀坑洞は、江戸初期に大銀山として名をはせた国指定史跡の坑洞を無料で見学できるスポット。坑洞内は照明設備や観光用の遊歩道が整備されているので、往復約20分の洞窟探検を楽しむことができます。5月上旬から11月まで営業していますが、冬期は閉鎖しているので注意!洞窟内はとても涼しく、暑い時期には特におすすめですよ。周辺には白銀の滝や白銀公園もあるので、自然散策にぴったり!
101人乗りという大型ゴンドラからのパノラマは、美しく大迫力。そんな体験をできるのが、蔵王中央ロープウェイ。四季折々の山の表情を余すところなく眺められる空中散歩は、あまりの美しさに時間を忘れてしまいそうなくらい。ゴンドラの窓は大人の腰下くらいから作られているため、子どもさんでも簡単に景色を見ることができます。また、中も広いため小さな子どもさん連れでも安心して乗ることができます。また、こちらのゴンドラは小型~中型のペットも一緒に乗ることができます。大切な家族と大自然を楽しみにお出かけしてみてはいかが。
雄大な大自然の真上を空中散歩するという贅沢な体験ができる乗り物、蔵王ロープウェイ。ところ狭しと生い茂る森林の真上を、リフトのような開放感のあるゴンドラに乗って移動する蔵王ロープウェイ。春は新緑、夏は深緑、秋は紅葉、冬は樹氷、と春夏秋冬それぞれの絨毯を敷き、素晴らしい景色を堪能できます。また夕暮れに乗車すると、夕陽が周囲を染めながら落ちて行く様子が360度見られます。窓も大きく景色が見やすいため、子どもさんも景色を存分に楽しめること間違いなし。
前田利家の兄の養子である、前田慶次の供養塔があるお寺。前田慶次には飄逸な話が多く伝承されており、現代においてもゲームや漫画、小説の主人公になるなど老若男女からの人気の高い人物です。前田慶次に関する行事が盛んに行われており、毎回大変盛況しています。「兜むくり」の逸話にちなんだ芋煮会など、誰でも楽しめる行事も多いので、家族で参加されてみてはいかがでしょうか。開催日時に関する案内は、公式ホームページから確認するとよいでしょう。
明治時代に豪商として知られた風間家が建てた屋敷。歴史的遺産として国の重要文化財にも指定されています。四万個もの平らな石を並べた石置屋根、約60畳もある板の間とスケールの大きさに子どもは驚くこと間違いなし。商家であった風間家の建物なので、店から家を見渡せるように作られた「とおり」と呼ばれる石畳にも、歴史の風情を感じることができます。
1618年に禅林寺という名前で直江兼続が創建した臨済宗の寺院。兼続は足利学校で学んでいた山禅師を呼び、寺内に米沢藩士の子弟を教育するための禅林文庫を開設しました。藩学の基として、後に上杉鷹山が創設した興譲館へと受け継がれています。兼続が収集した禅林文庫の蔵書は、今でも寺の貴重な文化財として保存されています。また、米沢三大名園のひとつに選ばれている庭園は、九山禅師が京都天竜寺の名園を模して造ったといわれています。
とても貴重な建物と展示品が5棟の建物に分かれて展示されているという、一風変わった美術館、わらべの里歴史と文化の美術館。明治天皇が東北行幸の際に休息の場とした行在所、庄屋の蔵には高貴な女性が使われた調度品類、雅の館では山形城主の縁の品々と、それぞれの棟で様々な展示が見られ、また展示されている建物の趣も素晴らしいものがあります。彌平治亭にはお食事処もありますので、歴史ある建物の中、一休みするのもおすすめです。子どもさんと歴史ある建物や展示品を見ながら、昔の暮らし方など話し合ってみてはいかが。
広すぎなくて手頃な広さなので、飽きずに見られた。足湯もあるのでのんびりできる。