日本を代表する高級漆器「輪島塗」の産地・輪島市にある、世界で唯一の漆芸専門美術館。2階建ての建物は奈良の正倉院の校倉造をイメージした特徴的な外観となっていて、吹き抜けの広々とした館内では、漆芸を身近に感じながら展示物や工程見本を手にとって見ることができます。体験や実演も行っており、世界に誇る漆の魅力を学べます。ミュージアムショップでは、ここでしか手に入れることのできないオリジナルグッズや郷土の民芸品を販売。
歴史深い和倉温泉の中心部、「湯元の広場」にある湯壺。温泉のシンボルとして、記念撮影の場として多くの観光客が訪れます。かつて湧口が海中にあり、2羽のシラサギが傷口を癒やしていたことから発見されたという言い伝えをモチーフに、2羽のシラサギの像に挟まれるように源泉の湧き出す「湯壷」が作られました。湯が飲めるように柄杓が置かれており、すぐそばの土産店で卵を購入すれば、備え付けのカゴで温泉卵を作ることが出来ます。
能登半島の最先端の半島で外浦と内浦との接点にあたるところにある灯台。明治時代にイギリス人の設計で造られ、海から昇る朝日と海に沈む夕陽が同じ場所でみられることで有名です。NHK連続テレビドラマ「まれ」のオープニングで出てくる場所。天気のよい日は佐渡島や立山連峰が見えることも。無人のため灯台内は見学不可ですが、年に数回ある一般公開の時のみ入れます。急な坂道を登って行くので小さいお子さんやお年寄りの方は足元に気を付けて。
うなづき湖は黒部峡谷の豊かな自然に囲まれた宇奈月ダムのダム湖です。黒部峡谷鉄道のトロッコ列車から見える、うなづき湖のエメラルドグリーンと緑、赤い山彦橋のコントラストがとてもきれいと評判。左岸には尾の沼公園があり、水辺に降りることもできます。うなづき湖では新緑や紅葉のシーズンに合わせてボートクルーズツアーが開催されています。ボートに乗りながら黒部峡谷を満喫でき、景色をひとり占めできちゃいます。ガイドの方が同乗するので安心ですよ。
宇奈月温泉街の中にある、断崖から黒部川に張り出すように設けられた展望台。若くして亡くなったスペインの建築家エンリック・ミラーレス氏がデザインを手掛け、展望台の上には“飛び立つ鳥の雄姿”をイメージした、巨大な造形が目を引きます。眼下には黒部川の清流、向こうには温泉街やスキー場・大原山の観音像・新山彦橋を走るトロッコ電車が。四季と共に表情を変える美しい峡谷を眺めに、散策がてら登ってみてはいかがでしょう。
加賀藩二代藩主前田利長公の菩提寺です。加賀藩百二十万石の財力を示す江戸初期・禅宗に典型的な建物が立ち並びます。 仏殿、法堂、山門が国宝に、総門、禅堂、高廊下、回廊、大茶堂が重要文化財に指定されていて、江戸初期の禅宗寺院建築として高く評価されています。プロジェクションマッピングなどのイベントも行われるので、家族みんなで国宝瑞龍寺の素晴さを感じてみてはいかがでしょうか。
なら、鎌倉と並ぶ日本三大仏に数えられる大仏。1907年より26年の歳月をかけて完成したものです。高岡の銅器製造の粋を集めて作られており、出来栄えの良さから日本一の美男と称されることも。駅からは徒歩10分、駐車場も無料で完備されているので、ふらっと気軽に立ち寄ることができます。観光はもちろん、散歩コースの一環に加えてみても良いのではないでしょうか。800年前に木造大仏が作られて以来、何度も消失や荒廃の危機にさらされながら地元の方の熱い思いで復活し続けた大仏。ぜひその雰囲気を味わいに行かれてみてください。
高岡市街地に約600mにわたって伝統的建造物が立ち並ぶ観光スポット。その昔、高岡の商人町として栄えところで、「土蔵造りの町並み」として文化庁重要伝統建造物保存地区に指定されています。「菅野家住宅」や「土蔵造りのまち資料館」では、土蔵造りの商家を一般公開しています。現在も使われている赤レンガの銀行は必見。雛祭りや土蔵造りフェスタなどのイベントは、街角ウォッチングを楽しむ観光客と地域の人々の交流の場でもあります。
忍者ハットリくんの作者、藤子不二雄?先生の生家がある商店街。街を歩くと、至る所で忍者ハットリくんや怪物くんといったアニメのキャラクター達に会うことができます。街の中にあるギャラリーにはコミック図書館やアニメ上映コーナーがあり、子どもと楽しく一日を過ごせます。アニメのキャクター達に会いに子連れでお出かけしてみてはいかがですか。
永平寺は、曹洞宗開祖の道元禅師が寛元2年に開いた坐禅の修行道場。約10万坪の敷地には、大小70余の殿堂楼閣が並び、山門、仏殿、法堂、僧堂、庫院、浴室、東司が回廊で結ばれた七堂伽藍では、修行僧たちが禅の修行を行っています。見学できる部分は限られていますが、十分に歴史や偉大さを感じることができます。永平寺では毎年夏に、親子で参加する2泊3日の「雲水体験」を行っていて、坐禅や写経など様々なことを体験できるのでおすすめ。
北陸の小京都といわれている城下町。天正年間に城下町づくりの一角として整備された場所で、作られた当時の姿がそのまま残されています。様々な宗派の寺院が並んでおり、悠久の時を感じながらのんびり観光するのに最適な場所。周辺には和菓子処やカフェ、お蕎麦屋さんなど、食事や休憩できるお店が点在しているので、そちらを見て回るのもお勧めです。京都のように人通りの多さに辟易することなく楽しむことができるので、小さな子ども連れでも堪能できる観光地です。
義景公園に存在する墓所。大野城のふもとに一乗谷を本拠とした朝倉義景の墓がありますが、こちらは義景が偽計によりあえなく自害した場所ではないかとされています。時は流れ、現在では穏やかな時間の流れる清涼な地として、地元民に愛されています。一帯は湧水地になっており、名水百選にも選ばれた清水による水琴窟を楽しむこともできます。激動の戦国時代をしのびながら、平和な今を実感できる場所です。ぜひ子どもと一緒にお出かけください。
福井県大野市にある湧水です。名水百選に選ばれており、名水と朝市のまち越前おおのとして水の郷百選を代表する名水です。城主のご用水として使われていたこともあり、そのことに敬意を表し、「御清水」または「殿さま清水」と呼ばれ、古くから大切に保護されてきました。江戸時代には生活用水としてりようされていましたが、上流から飲料水、冷却水、洗い場と定めて使用されてきた武家のしきたりが、今も受け継がれています。
越前大野城のふもとに広がる多目的スペース。観光の拠点として利用されています。特産品の販売所や、郷土料理が提供されているレストランがあり、随時様々なイベントが開催されています。イベントは子どもから大人まで参加できる物が多く、親子で楽しむことができます。予約が必要な場合もあるので、参加希望の場合はホームページよりご確認を。大型の駐車場が完備されています。観光に、ドライブに、家族で利用されてみてはいかがでしょうか。
庄川から少し離れた段丘上にある細長い台地に広がる集落で、ここにある32戸の住宅のうち20戸が合掌造り家屋です。国指定史跡であり、平成7年12月に世界遺産として登録されました。その史跡としての範囲には、田畑・石垣・雪持林まで含まれていて、景観が維持されており集落内は非日常的な空間となっています。また、相倉民俗館が公開されていて、五箇山地方の歴史・文化などを映像やパネルでわかりやすく紹介しています。