勝林院の子院として建立された寺院。見どころは美しく手入れされた庭園の花や植物たちです。秋から春にかけて咲く珍しい桜「不断桜」があり、紅葉と桜が織りなす美しい景色が人気です。境内の客殿では和菓子とお抹茶をいただきながらほっとするひと時を過ごすことができますよ。
円仁が天台声明の道場として創建したのが始まりとされる天台宗の寺院。融通念仏の祖とされる良忍がこの寺に入寺し再興されました。木造薬師如来座像、木造阿弥陀如来座像、木造釈迦如来座像が本堂に安置されています。最澄の伝記資料としてきわめて貴重な、伝教大師度縁案並僧綱牒(でんぎょうだいしどえんあん ならびに そうごうちょう)が文化財としてあげられます。“耳”に関するお願いごとの絵馬が多数寄せられるお寺です。
高野山真言宗の寺院。和気清麻呂の私寺だった「神願寺」と「高雄山寺」が事実上合併してできた寺です。素焼きの円盤を投げて厄除けとする「かわらけ投げ」はこの寺発祥。西明寺、高山寺と合わせ「三尾」と呼ばれる紅葉の名所でもあります。国宝の木造薬師如来立像を始め、伝・源頼朝像など数々の文化財が安直されています。空海が一時住んでいた他、最澄もこの場所で法華経の講義をしたことがあるなど、日本仏教にとっても重要なお寺です。
774年に開創された寺院で明恵上人が後鳥羽上皇の帰依を得て再建しました。栄西禅師から贈られたお茶を日本で初めて植えたことで有名です。鳥獣人物戯画や古経典・古文書などの文化財が1万点、国宝石水院など見どころもたくさんあります。駐車場は裏参道につながっていますが急な石階段で、表参道へ回るとやや緩やかです。足腰に自信がない方や小さい子ども連れの方は、杖などがあると安心。1994年12月「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録されています。
滋賀県犬上郡甲良町にある天台宗の寺院です。東湖三山の一つに数えられています。春季、秋季に三重塔内特別拝観が実施されており、気候の良い時の絶好のお出かけスポットとなります。駐車場完備のため、車で立ち寄ることができる点も嬉しいですね。ただし、ベビーカーでの移動はできませんので、小さな子どもと一緒に拝観する場合は気をつけましょう。国の重要文化財に指定されている本尊釈迦如来像や千手観音像も一見の価値ありです。ぜひドライブがてら、立ち寄られてはいかがでしょうか。
宝厳院は春と秋だけ拝観期間が決まっていて一般公開される寺院。「獅子吼の庭」「風河燦燦三三自在」など貴重な芸術作品ともいえる襖絵やお庭を拝観できます。秋の拝観の時期には庭園の木々が色づき、大変美しい紅葉も見ることができます。お庭の拝観の場合は、少し段差のある場所もありますが、ベビーカーでも拝観できますので、小さなお子様が一緒でも大丈夫です。襖絵を拝観する場合は靴を脱いで上がることになるので、お子様連れですと大変かもしれません。
天平12年に開かれたという、発菩薩院、隆福尼院を前身とする寺院です。石の地蔵は、徳治3年に作られ、その後、元禄年間に復元されました。高さ4.58メートルもある日本一の石地蔵は、とても見ごたえがあるもので、日本の長い歴史を、実感を持って感じることができる寺院として、是非子どもと一緒に訪れてみたい場所の一つとなっています。駐車場はありませんが、JRや、コミュニティーバスでのアクセスが便利です。
朝8時から午後4時までが拝観時間となっているお寺です。大人は500円、高校生は450円、小中学生は200円の拝観料でお参りすることができるので、是非お出かけください。本堂は1759年に建て替えられ、今回また建て替えられたばかりとのことです。新しくなった本堂を、是非ご家族で見学に訪れてみてはいかがでしょうか?親子でこのような場所に訪れることによって、信仰心を養うことができます。気持ちのいい季節の今こそ、是非お出かけしましょう。
自然葬や庭園葬など、自分の望む形での埋葬をしてもらえるお寺です。木の根元に和紙に包まれた形で散骨をしてもらえるので、骨は自然に土に還り、そしてその木の栄養となることができます。亡くなってから、骨の栄養が木を育て、美しい花を咲かせるという、理想的な埋葬法を叶えてくれるお寺。そんな埋葬方法に興味がある方は、是非このお寺を見学に来てみてください。子どもも一緒に見学することで、自然な形で死後の世界を理解することにつながります。
京都府宇治市にある寺院。13096年に建立された歴史ある寺であり、京都府指定の文化財にもなっています。静かでありながら厳かな雰囲気は、長く深い歴史を感じることができる風格があります。また4300巻もの一切経を40年以上かけて1人で書き写したといわれている色定法師の墓があることで有名となっており、一度は訪れたい寺として人気があります。長閑な田園地帯の中にある自然豊かな寺に、家族で訪れてみてはいかがでしょうか。
京都府京都市にある天台宗の寺院。888年に天台座主安慧によって創建された比叡山延暦寺の塔頭です。近年はパワースポットとして若者からも高い人気を誇っています。また敷地内にはたくさんの紅葉が植えられており、もみじ寺といわれるほど紅葉の名所となっています。四季の移ろいに合わせて様々な表情を見せるお寺に、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
京都府長岡京市にある、1200年物長い歴史をもつお寺。平安時代から天皇家公家をはじめとする眼の病に悩む人々に信仰されててきた柳谷観音を祀っているお寺です。また西の清水とも謳われるほど、天皇家ゆかりの歴史ある品も多いのが特徴で、境内諸堂を巡っていただくことでたくさんのご利益を頂くことができるといわれています。祈りと信仰の聖地として親しまれてきたお寺で、心を清めてみてはいかがでしょうか。
創建はなんと約1200年前という歴史を持ったお寺です。拝観料は大人500円、子ども300円となっております。また、5千坪という広大な敷地のあちこちに美しい花々が咲いており、四季折々に人々の目を楽しませてくれます。お寺に訪れた際には、是非この美しい花々も愛でてみてください。子どもも一緒に拝観すれば、日本の古い歴史を自然に学ぶことができるでしょう。親子で素晴らしい一日を過ごすことができそうです。
3万坪もの広さを持つお寺です。国指定重要文化財とされている塔や、国指定天然記念物とされている松もあり、見応え充分。このお寺の始まりは、1029年。自然がいっぱいの土地に由緒正しい塔などがあり、ゆっくりと時間を取って訪れる価値のある場所となっています。是非歴史を感じながら、子どもと一緒に拝観してみてください。仏像・絵画・陶器・染織などの貴重な文化財も保存されており、この一部は定期公開されています。
アニメとしても有名な、とんちの天才一休さんが晩年を過ごしたお寺です。石畳の参道に緑色が美しい万丈庭園なども、駅から少し距離があるので穴場スポットになっているので、ゆっくりと見て回ることができます。もみじの木が植えられていて、秋の紅葉の時期には真っ赤に色づいたもみじを楽しむこともできます。ぜんざいや、一休納豆という塩辛の納豆、精進料理などもたべることができます。
もみじの名所です。ベビーカーは売店前に置かせてもらう形になります。通路が狭いので、観光客が殺到するシーズンは子どもには窮屈かもしれません。