薩摩線吉松駅から鹿児島中央を結ぶ、JR九州の列車。九州新幹線と同じ日にデビューした観光列車で、真黒な車体が印象的です。列車の中は、木のぬくもりを大切にした客室をはじめ、おしゃれな展望スペースがあります。展望スペースや車窓からは、錦江湾に浮かぶ桜島を眺めることができます。車内販売の駅弁やスイーツもおすすめです。スタンプ台紙になっている記念乗車証をもらうことができるので、記念にぜひスタンプを押したいですね。
薩摩切子を作っている工芸館。失われていたガラスの着色技術を復活させるための研究の成果で、薩摩切子独特の着色を復元することに成功。紅・藍・紫・緑といった色の華やかさはもちろんのこと、繊細なカット技術を駆使する伝統工芸品の薩摩切子。工房内では、実際に製造工程を見ることができるので、ひとつひとつ作りあげていく職人技を子どもと一緒に見学してみてはいかがでしょうか。
日本で最初の洋式紡績所を建設する際に招いた、英国人技師たちの宿舎として建築されたもの。木造二階建てのモダンな西洋館で、日本の初期西洋建築物としても貴重な建物です。館内には当時の様子を写真や資料で詳しく知ることができる他、アンティークの家具等も展示。国の重要文化財にも指定されています。現在は、明治日本の産業革命遺産として、世界遺産登録を目指しています。独特のノスタルジックな雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。
創設者、岩崎與八郎のコレクションを展示している美術館。格子状の外観が特徴的。19世紀以降のフランス絵画、現代の外国作家(メキシコ・ブラジルなど)の絵画、日本画(黒田清輝・藤島武二・梅原龍三郎・久米圭一郎など)、墨書等を収集・展示しています。工芸館には、一階にパプアニューギニアの民族美術、2階には近年日本に里帰りした「里帰り薩摩」と呼ばれる薩摩焼きを展示。そのほか西郷隆盛の書なども見られる、多彩な美術館です。
畳石は県の指定重要文化財であり、自然の生み出した力強い造形を楽しめる場所です。まるで亀の甲羅のような岩が海岸一面に広がっており、その様はまさに絶景の一言。干潮時に見に行くと、岩がよく観察できるのでお勧めです。また、タイドプールには小さな海の生き物が残されるので、生き物観察にも最適です。子どもの自由研究にももってこいの題材です。家族で沖縄を旅行する際は、観光の一環に加えてみてはいかがでしょうか。
「バンタ」とは、沖縄の言葉で「絶壁」を表しています。比屋定バンタは、海抜200メートルから大地と海の絶景を眺めることができる場所です。展望台が整備されており、そこからの眺めは一見に値します。天気が良ければ粟国島、渡名喜島、慶良間諸島までをも見ることができます。望遠鏡があるので、小さな子どもも楽しめること間違いなし。また、売店もあるので、ドライブがてら、休憩や美しい景色に癒されるため立ち寄られてはいかがでしょうか。
沖縄県渡名喜島にある集落。500人ほどの島民が住む渡名喜島には、今では沖縄本島でもあまり見ることの出来なくなった建造物や自然が手つかずで残っており、2000年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。白い砂浜にサンゴ礁が広がる海、赤瓦屋根の沖縄伝統的家屋は、まるで映画のワンシーンのよう。島内の道は狭いので、移動手段は自転車がおススメ。船の発着時間になると地元の人たちが作るお土産物の販売も行われますよ。
まいぱり宮古島熱帯果樹園は、宮古島の中でも美しいと人気の前浜ビーチに隣接した熱帯果樹園。園内にはパイナップルや島バナナ、マンゴー、ドラゴンフルーツなど、さまざまなフルーツが栽培されています。そんな果樹園を専用のカートで1周約25分かけてめぐります。また、ビジターセンターでは、果樹園で穫れたフルーツを使った南国感たっぷりのジュースやアイスクリームも楽しめる他、宮古島ならではのお土産を購入できます。
塩川御嶽は多良間島(たらまじま)の東部、集落から少し離れた場所にあり、古くから信仰の対象として島民に大切にされてきました。霊石2個が飛来し、この地で鎮まったことから御嶽が建てられたという言い伝えも。塩川御嶽までの参道には、防風林の役割を果たす樹齢250年以上という美しいフクギ並木が約650メートルにわたって整備されていて、県の天然記念物に指定されています。 散歩がてらゆっくりと眺めながら歩くことができます。
石垣島の北東沿岸にあり、東シナ海と太平洋の両方の海を一望できる唯一の展望台です。ほぼ360度海を見渡すことができ、目の前に広がる絶景にきっと感動するはずです。たくさん植えられたハイビスカスも色鮮やかでとてもきれいですよ。
小浜島にある公園。大きなマンタのオブジェがあり、展望台にもなっています。この展望台からは小浜島の南側、細崎港から西表島にかけての景色を楽しむことができます。公園内には屋根付きのベンチがあるので、散策やサイクリングの途中の休憩にいかがでしょうか。遊具は滑り台があるだけですが、広い芝生の公園なので、体を動かしたい盛りの子供も楽しむことができます。
沖縄・小浜島の観光名所。NHK朝の連ドラのロケ地として一躍注目を浴びた場所です。真っ直ぐに伸びる一本道の両脇にサトウキビ畑が広がっており、その向こうには海も見えます。沖縄らしいのどかな雰囲気を体いっぱいに感じることができます。途中にある一本松はその昔、男女の合いびきの場所だったそうです。ここではレンタサイクルがおすすめ。アップダウンのある一本道を海に向かって走り抜ける爽快感はなんとも言えません。
小浜島にある唯一の資料館。一見普通の民家にも見えるほど、素朴な様相を呈していますが、とても貴重な資料が展示されている場所です。館内には織物につかう機織り機が展示されていますが、こちらは使用することも可能。事前に予約をすることで機織り体験をすることもできます。現在も島の方々に織り続けられている織物なので、子どもから大人まで思い出に残ること間違いなし。本州とは違った珍しい島の生活を垣間見える資料館です。ドライブがてら、立ち寄られてみてはいかがでしょうか。
黒島の北岸から、まっすぐ海の真ん中へとのびる桟橋。長さは354mあり、先端は荷置場・荷揚げ場として漁業に使われていましたが、現在は使われていません。石やコンクリートで作られた手すりも何もない桟橋は、水平線へ続いている一本の道のよう。両側には美しい海が広がり、その透明度に息をのみます。朝は神秘的な空気、昼間は青い空と、夜は満点の星空と共に、この桟橋が作る寓話のような景観を楽しんでみてはいかがでしょうか。
約2kmにわたって白い砂浜が続く美しいビーチ。ウミガメが産卵に訪れることでも知られています。人影の少ない静かなビーチなので、小さな子ども連れでも安心して子どもを遊ばせることができます。家族で沖縄旅行を考えているなら、まさにここは最適。サンゴや熱帯魚も多く生息しているため、シュノーケリングも楽しむことができます。プライベートビーチのような空間で、癒しのひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。