日本庭園の中に佇む美術館。陶器、絵画などの収蔵品は貴重なものも多く、見ごたえがあります。また、橋や池、茶庭が整備された本格的な日本庭園は、一見の価値あり。四季折々に表情を変えるので、何度でも通いたくなる、そんな場所です。幼稚園以下の子どもは入園、入館無料なので、お散歩コースとして利用されても良いかもしれません。喫茶室もあるので、広い庭園を眺めながら抹茶や和菓子をいただくことも可能です。一度行かれてみてはいかがでしょうか。
坂東十郎兵衛の屋敷跡。人形浄瑠璃、お弓、お鶴の哀話で知られた「傾城阿波の鳴門」のモデルとなった屋敷です。昔をしのぶ母家や鶴亀の庭、お弓、お鶴別れの像などがあります。また、日に2回農村舞台をイメージした舞台があり、人形浄瑠璃が上演されており、人形や衣装を展示した展示室もあるため、見応えのある施設となっています。
徳島県の無形文化財指定、国選定卓越技能章古圧理一郎氏の工場。阿波藍染の制作工程の見学、体験ができます。天然藍を発酵させたすくもを使い、昔ながらの色の出し方で科学薬品を使用しない発酵方法を行っています。1000円でハンカチの絞り染め体験もできるので、きれいに染め上がるといわれている午前中に是非訪問したい工場です。
松竹映画「虹をつかむ男」の舞台となった劇場。とてもレトロな建物ですが、いまだ現役です。1934年に芝居小屋としてオープンし、戦後は映画館となり、歌謡ショーなども開かれていました。内部は当時の芝居小屋が再現されており、回り舞台や花道、大向、奈落などが設けられています。200円で芝居を鑑賞することもできます。
景勝地大歩危にある観光情報館と石の博物館の複合施設。世界の珍しい石を展示しているほか、喫茶コーナーやお土産の販売、足湯なども併設されています。施設近隣が漫画「ゲゲゲの鬼太郎」コナキジジイの故郷であることから、施設内に妖怪伝承を紹介する妖怪屋敷をオープン。シュールな妖怪人形などが展示してあり、人気があります。妖怪屋敷、石の博物館は有料となっています。
四国八十八ヶ所霊場の中野69番目にあるお寺です。開基の日証上人が琴弾八幡宮を創建した由来を描いた大和絵である琴弾宮絵縁起が見られたり、最古の落書きが見られるのが見どころ。観音寺駅から歩いて15分くらいのところにあるうえ、車でも来られるのでアクセスも良好です。階段があるので子どもは抱っこして行くと良いでしょう。
ヤマロク醤油の創業は江戸時代の終わり頃~明治の初め頃。150年余の歴史があります。もろみ樽は大杉樽を使用し、国の登録有形文化財に指定されている100年以上前に建てられた蔵をもろみ蔵として使用しています。小豆島の、地中海性気候で温暖小雨の瀬戸内海式気候によってつくられる自然環境がおいしい醤油造りに最適なんだそう。コクのある醤油やあっさりした醤油、ポン酢やつゆなど、他にも魅力的な商品を販売しています。もろみ蔵見学体験も可能です。
釈迦如来を本尊とし、とくしま88景にも選定される高野山真言宗の寺院。JT坂東駅から徒歩10分の距離にあり、普通車約100台・バス10台分の無料駐車場が完備されています。四国八十八箇所霊場の第一番札所で、2月の節分には厄除け祈祷や6月には大師誕生会・青葉祭り、毎月1日には護摩供養が行われています。周辺にはドイツ村公園・道の駅などの観光スポットもあるので、家族で出かけてみてはいかがでしょうか。
情報コーナー・姉妹都市交流コーナーを兼ね備えた道の駅。年中無休で営業し、大型7台・普通車57台分の駐車場が完備されています。施設内で湧き出ている温泉水を利用した足湯や、地元特産物を販売する産直館、気軽に利用できる屋外休憩所などがあり、幅広い年齢の方が楽しむことができます。周辺には国宝級の宝物が展示されている薬王寺やウミガメ博物館などの観光スポットもあるので、出かけてみてはいかがでしょうか。
司馬遼太郎原作、「坂の上の雲」をテーマとしたミュージアム。司馬作品からのメッセージを継承する場として、また、松山の魅力を感じることができる美術館として利用することができます。企画展やイベントも随時開催されており、紙芝居など子ども向けのイベントもあります。館内2階までは無料スペースになっており、カフェや書籍の販売が行われているので、本を読む場所として利用されても良いかもしれません。多目的トイレも配置されているので小さな子ども連れでも安心。ぜひ気軽に利用されてみてはいかがでしょうか。
国の重要文化財に指定されている荘厳な建物。大正ロマンあふれるフランス風洋館であり、美術品の展示や各種イベントなどが行われています。建物自体が優美で森林に佇む様は見ごたえがあり、非日常的な空間にいざなわれること間違いなし。歴史や建築好き以外の方も満足できる場所です。駅からは徒歩圏内、空港や港からはリムジンバスが出ているので、気軽に見学に行ける点も嬉しいですね。美しい洋館へ、足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
江戸時代のびいどろ・ぎやまんから大正時代のガラス作品を展示している和ガラスの美術館。緑豊かな庭園に囲まれた館内には、びいどろの徳利や見事な文様が施された器、直径30センチもある巨大鉢など西日本最大級約300展の多彩な作品が展示されています。カジュアルなイタリア料理が味わえるカフェダイニングや、夜にはライトアップされた幻想的な庭園が楽しめるので、家族やカップルで出かけてみてはいかがでしょうか。
1967年に地元の有志によって設立した、旧西条藩の陣屋跡に建つ土蔵造りの民芸館。西条郷土博物館と並んでいて入り口は一緒。江戸時代から現代までの日本の伝統的生活様式の一つである囲炉裏を中心に、四国各地の古陶磁器や木工品、織物、日用品なども展示しています。2階には休憩スペースが設けられていて、館内の雰囲気に合わせてアンティーク調の机と椅子が置かれゆっくり観覧を楽しめる他、休憩することもできます。
城甲の蔵を公開し、大洲の歴史的な資料を展示している施設。大洲藩と坂本龍馬に関する貴重な資料がパネル化されており、見やすい資料館です。また、観閲料は無料で、館内や資料の説明をしてくれるコースが、20分の気軽なものから90分の踏み込んだ内容のものまで様々に用意されています。案内コースは有料になりますのでご注意ください。激動の幕末期に触れることができるロマンあふれる施設です。子どもの夏休みの自由研究にも最適です。ぜひ家族でお出かけください。
大洲市にある観光施設。赤レンガの特徴的な建物で、明治時代の面影を今に残すレトロ佐賀新鮮な施設です。建物を見学するだけでも楽しむことが可能ですが、館内では様々な雑貨の物販が行われているので、そちらに立ち寄られても良いでしょう。また、カメラやポスター、グッズなど、貴重な映画の資料も展示されています。休憩コーナーも併設されているので、日常を離れた不思議な空間に浸ることができますよ。時期によってはガーデンカフェも開催されているので、ぜひ家族で行かれてみてはいかがでしょうか。