明治15年に建てられた県の重要文化財。愛媛県西予市にあり、松山道西予宇和ICから車で5分の場所にあります。四国最古の木造建築校舎は日本の伝統建築方法の中にも、洋風のアプローチ型窓を取り入れたモダン建築で、ノスタルジックな雰囲気が漂っています。校内では実際に使用された教科書「教授用掛図」を用いて算術・唱歌など、明治時代の授業体験が出来ますよ(要予約)。明治から昭和初期までに使用された教科書も展示されています。
昭和3年建築の木造校舎旧宇和小学校を移築して作られた「米どころ宇和」を紹介する博物館。約80種類もの稲の実物標本や、宇和地方で実際に使われていた農機具を展示しています。最近では全長109mもの長い廊下を使用した「Z-1グランプリ」(雑巾がけ競争)で有名で、全国から雑巾がけのタイムに自信のある猛者たちが集まります。いつもは静かな雰囲気漂う館内も、その日だけは熱気に包まれるそう。年に一度の決戦をこの目で見てみたいですね。
国の重要文化財に指定されている、全国的にも数の少ない本格的な武家長屋を復元した展示館。山内容堂が幕末に建築した武家屋敷の中にあった長屋で、通称「散田邸」と呼ばれ、当時屋敷の警護につく多くの足軽達が宿泊していました。家具や民具、土佐帆船・夕顔丸の模型、土佐の人物40人のパネルなどが展示されており、当時の生活を垣間見ることができます。入館は無料。日本古来の建築物、今もここに姿を残す長屋を訪れてみませんか?
本場高知の「よさこい祭り」を紹介する施設。施設内には3つのエリアがあり、よさこいの歴史と知識を学ぶ「よさこいサークル」では、知識や年表、使う道具や演舞場マップなどを展示。「よさこいスクエア」は、衣装展示やシアター・衣装を使った記念撮影など、実際によさこいを体感するエリア。「よさこいタイムトンネル」では歴代のポスターを展示。更に踊り子の募集掲示板などもあるので、よさこいに興味がある人は一度訪れてみてはいかがでしょうか。
絵金蔵は江戸時代末期から明治にかけて活躍した絵師金蔵略して「絵金」の芝居絵屏風23点を収蔵・展示している資料館。展示室では、壁の穴から実物の芝居絵屏風を覗き見できるしかけや、絵金作品や祭礼文化の魅力をじっくり味わえる企画コーナー、絵金の謎めいた生涯の紹介など、楽しみながら見学できます。絵金蔵土間ホールでは珈琲や抹茶、瓶ラムネなどもいただけるサロンもあるので、芝居絵屏風を思い返しながら絵金の世界に浸ることができますよ。
中岡慎太郎館は、坂本竜馬とともに薩長連合を成し遂げ、維新に功績を残し、30歳と短い生涯を終えた中岡慎太郎の人生や遺品、資料などを紹介する施設です。1階では慎太郎の幼少期から近江屋事件までを史実に基づき年代ごとに時系列で展開。映像とパネルを中心に、ドラマチックに再現されています。2階では遺された刀剣や書物などの資料や、幕末と慎太郎の人となりを映像で観ることができます。隣接する「中岡慎太郎生家跡」も併せて見学するのがおすすめ!
ゆすはら観光交流案内所「まろうど館」は移築や改修工事を経て2014年にリニューアルしました。町内の観光案内やガイドの受け付けもしてくれるので初めて行かれる方は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?観光交流案内所に隣接している梼原千百年物語り資料館は歴史民俗資料館と歴史民俗資料館として2013年リニューアルしました。貴重な農具など3000点あまりを展示。大自然の中歴史文化に触れる事ができます。お子さんと大自然のお散歩におすすめです。
天狗高原にある学習館。3億年前にあった海底火山噴火からカルストを形成するまでの歴史資料や展示物などを見る事ができます。入場料は無料。木目調の山小屋風の建物で、ベランダからは天狗高原の美しい景色が一望できます。高原植物などの写真も展示しており珍しい植物を見る事ができます。周辺には宿泊施設やキャンプ場もあり、星を近くに感じながら眠りにつく事ができます。草原には風車が回り、牛がのんびりくつろいでいますドライブにもおすすめです。
観光用の水車が昔の姿を再現しています。周囲は公園として整備され、土佐藩山内家の家老野中兼山が手がけた土木事業の一つである水車が見られます。畑の中の用水路にあり、回りの田園風景と融合して水車の音が静かに響き渡っています。ドラマ「遅咲きのひまわり」で全国的に有名になった場所です。駐車場にはトイレもあり、ドライブがてらに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。初夏は紫陽花が秋にはコスモスが咲いて一層趣深い風景となります。
緑と四季の花々包まれた園内で1年を通じて74種類のトンボを見ることができる公園。四万十市では、これまでに83種類のトンボが発見されています。夏の夕刻に、稀種ネアカヨシヤンマの群飛が観察できるので、子どもの夏休みの自由研究にいかがでしょうか。また、世界のトンボと出会うことのできる「トンボ自然館」もあります。珍しいとんぼに大人も子どもも大興奮すること間違いなしです。
秘境祖谷に残る「平家伝説」と「祖谷の暮らし」のすべてがわかる歴史民俗資料館。平家伝説ゆかりの資料や当時の貴重な道具、利器の数々、平家の赤旗のレプリカを展示。村民が大切にして残した時代の形を見て学ぶことができます。2階には500名収容のホールがあり、地域の交流や文化の発展に使用されています。身障者用トイレも完備。祖谷に眠る秘密の物語「もう一つの平家物語」の謎を紐解きに訪れてみてはいかがでしょう。
正宗寺内に正岡子規が17歳まで過ごした木造平屋建ての邸宅を復元。中には、子規が使っていた机や遺墨や遺品、写真など約100点が展示されています。再現された勉強部屋では、彼が愛用した勉強机、遺品などが置かれており、筆まめで鋭敏だった子規の子ども時代を感じ取ることができます。境内には、子規の埋髪塔や句碑があり、夏目漱石の小説「坊っちゃん」で『マッチ箱のような汽車』と評した坊っちゃん列車の客車も展示しています。
近代俳句の祖・正岡子規の世界をとおして、松山や文学について学べる博物館。 市民の知的レクリエーションや課外学習、研究機関、ビジターセンターとしての役割も担っています。館内には約6万点の実物資料や書籍を収蔵。子規の一生を紹介する常設展示のほか、特別展、特別企画展、各種のイベントを開催。ミュージアムショップでは、子規関係の書籍、短冊、はがきや関連グッズ以外にも、文学や郷土にまつわる書籍を販売しています。
JR宇和島駅前の小高い丘の上に建てられたドーム型の屋内闘牛場。宇和島地方独特の民俗文化である闘牛を、手の届きそうなほどの位置で見ることができます。年5回の定期大会と観光闘牛(要予約)が開催されており、それ以外はビデオと建物見学を行っています。闘牛は時間無制限で、1分で勝敗がつく試合もあれば、1時間以上に及ぶときもあります。1トンを超える牛と牛との激しい睨み合いやぶつかり合う瞬間は迫力満点。定期大会日は無料バスあり。
宇和島市の市街地の丘の上に築かれた平山城。慶長6年、藤堂高虎により築城。秀麗な天守閣は国の重要文化財に指定されており鶴島城の名で親しまれています。城の外郭は上から見ると不等辺5角形をしており、随所に築城の名手と言われた高虎ならではの工夫が見受けられます。天守閣からは宇和島の街と背後にある鬼ヶ城山系を見渡せ気分爽快。ふもとから城までの山道はウォーキングコースとして地元の人に親しまれています。