福井市にある郷土の自然を紹介した博物館です。常設展示室では福井の町や村、川などの変化・歴史をオープンジオラマにて再現。足羽三山に生息する動物の骨格標本や実物標本、楽しい散策コースの案内など、郷土に密着して紹介しています。他にも天体観測会が行われる天文台や、晴れた日には遠く白山山系が見渡せる白山テラスもありますよ。キッズルームがあるので、小さな子どもがいても安心ですね。年に4回、無料で入館できる日があるので、お出かけの予定のある方は、HPを確認してみてはいかがでしょうか。
東京ドーム約3個分、13.6haもの面積を有する遺跡の博物館です。中央の集落群跡は、ヒスイの玉や蛇紋岩の石斧の生産拠点として知られています。遺跡公園には竪穴住居などの建物が復元されており、土器作りや勾玉作り、火起こしの体験ができます。竪穴式住居での生活体験もでき、縄文時代にタイムスリップした気分を味わえます。また、考古館では出土した縄文土器や石器、ヒスイ玉が展示されており、普段は見ることのできない貴重な経験ができます。
1820年設立のお茶屋さん。歴史的な建物の中に芸子さんが実際に使った髪飾りや櫛などを展示しています。九谷焼などの焼き物も展示していて、貴重な展示品と歴史的建造物を見る事ができます。2Fのはなれは、深海をイメージした「群青」色。柱や床は年代を感じさせる飴色で長い間大切にされてきたのがよくわかります。入館料は大人500円、小・中・高校生は300円。お子さんと歴史文化に触れに行ってみてはいかがでしょうか。
戦前の蓄音器40台、SPレコード数万枚が所蔵されている博物館です。2階と3階が展示コーナーになっていて、年代ごとの畜音器の展示や、当時のヒットナンバーなどが解説されています。近づくとセンサーが反応して解説してくれる音声解説があって、子どもも大人もじっくりと見学できます。ここの目玉は、1日3回11時、14時、16時に行われるSPレコードの聞き比べ。初期のエジソンの蓄音機から始まっておよそ30分間8曲ほど、蓄音機からの温かみのある音に耳を傾けてみてはいかが。
前田土佐守家資料館は、加賀藩祖前田利家の次男「前田利政」を家祖とする前田土佐守家所蔵の県指定文化財資料約9,000点を保管し、その一部を展示する施設。館内では江戸時代の加賀藩上級武士の歴史や文化を紹介し、城下町金沢の魅力を知ることができます。また、講義室では古文書講座や企画展解説講座を開催。庭園鑑賞室で日本庭園を鑑賞したり、体験コーナーで特大判甲冑すごろくで遊んだりできます。資料館図録やオリジナルグッズなどを販売しているショップコーナーもありますよ。
能登地方を代表する勇壮でダイナミックなキリコ祭りの展示館。キリコと呼ばれる巨大な御神灯が館内に大小約30基と大柱タイマツが立ち並んでいます。展示のキリコのほとんどは実際に祭りに使われているものです。一年中、祭り囃子が流れる中で能登各地のキリコ祭の映像を上映しており、祭り気分を味わえます。3階の展望ロビーからは目の前に広がる輪島港と日本海の壮大な景色を楽しめます。
金沢の文人・細野燕台の食客となった魯山人が大正4年秋から翌年春までの約半年間、山代温泉に滞在し菁華窯などの刻字看板を彫ったその部屋を当時そのままに公開しています。仕事場や書斎、囲炉裏の間が見学でき、土蔵を改装した展示室では作品も展示しています。魯山人の足跡の説明ビデオが流れゆったりとした時間を過ごせます。中では加賀のお茶と羊羹がいただけ、書・篆刻・陶芸など様々な才能を発揮した魯山人の世界に引き込まれます。
ダムの操作室にあるダムコントロールシステムを通称「ダムコン」と略すのと、黒部川流域に大きな夢が来るように願い、ダムコンとかけて、「大夢来館(ダムコンカン)」と名付けられました。宇奈月ダムの管理棟2階にある情報資料館で宇奈月ダムの概要や様々な機能、完成までの道程の紹介と、黒部川の土砂問題への取組みを子どもにも分かるように展示しています。宇奈月ダムは平成13年(2001)に完成した新しいダム。上流にある出し平ダムと連携して、黒部川にたまった砂を排砂する役割があります。
世界遺産にも認定された、合掌造りの民家が連なる相倉集落。自然と見事に溶け込んだ民家を一望できる展望台や、「茶屋」「食堂」「土産や」、内装を展示している民宿。人の住む民家・空き家の他に、寺や道場など全ての建物が風情のある合掌造りで出来ています。囲炉裏や高い天井も合掌造りならではの特徴。四季によって色濃く姿を変える自然と共に、年中の行事やライトアップなども実施され、一度では味わい尽くせない魅力がたっぷりのスポットです。
世界遺産に登録された合掌造りの家を見学できるスポット。東海北陸自動車道五箇山ICから車で2分の距離にあり、普通車500円・二輪車100円の有料駐車場が完備されています。まるで昔にタイムスリップしたかのような美しい自然に囲まれた集落には9戸の合掌造り家屋が現存し、冬には雪景色の中ライトアップされた幻想的な光景を楽しむことができます。五箇山の歴史や伝統を体験できる塩硝の館もあるので、家族で出かけてみてはいかがでしょうか。
橘曙覧を顕彰し市民の文学活動の拠点にするため、曙覧がかつて住んでいた「黄金舎」跡に2000年4月に開館した資料館。橘曙覧は幕末の福井に生まれた歌人、国学者です。橘曙覧の生涯、歌、学問などについて映像でわかりやすくご紹介しているコーナーがあり、子どもでもわかりやすいです。2Fのテラスからは福井の街並みを一望することができます。天皇皇后両陛下が1994年6月にご訪米の際、クリントン大統領が歓迎スピーチで、「独楽吟」の一首を引用したため有名になりました。
立山博物館まんだら遊苑は博物館施設の一つで、天国と地獄が体験できる施設です。展示室からは少し離れている山の中にあり、他界という入り口から入り、陽の道を通って天界へ出ます。中には立山の山並みを利用した立山曼荼羅の世界を体感できる構築物があり、幼稚園児以上のお子様なら十分楽しめる施設になっています。ベビーカーでの入苑は難しいので、小さなお子様は抱っこになりますが、夏に行われる「まんだらナイトウォーク」は幻想的な雰囲気が味わえるので是非体感をおすすめします。
入館料は無料の、埋蔵文化財の展示・体験学習施設です。地域の歴史を学びつつ、先人の暮らしを知ることができる、とても興味深い施設ですので、是非一度ご家族でお立ち寄りください。昔の人々の暮らしを知ることで、今の暮らしの便利さを再確認するきっかけともなります。家族で様々な話をするきっかけともなる、いいチャンス。午前9時から午後5時までオープンしています。団体での利用は、前もっての連絡が必要ですので、ご注意ください。
新津駅から車で5分!北方文化博物館は、 越後屈指の大地主・伊藤家七代の歴史と新潟の地方文化を伝えるスポット。豪農・伊藤文吉の邸宅を博物館として整備した館内は、日本の伝統建築が各所で見られるほか、春には大藤棚・夏には300本のツツジ・秋は庭一面の紅葉・冬は雪景色と四季折々の景色が楽しめるのも見どころ。見学の後は、要予約の「食休み みそ蔵」や「そば処 いはの家」、「茶房 井戸小屋」で一休みするのも◎。
「春日山城跡ものがたり館」は、新潟県上越市にあります。こちらでは、調査によって確認できた土塁や堀、堀立柱建物などが復元されており、中世の春日山城を体感することができます。また、監物堀にはカキツバタが植えられており、5月頃が見頃となっています。2階には展望台もあり、春日山城本丸跡を望むことができます。営業期間は3月から11月、営業時間は9時から16時半となっています。駐車場は12台分完備しています。料金は無料です。