京都らしい和風建築が美しい樂焼の美術館。樂家初代・長次郎から当代・15代吉左衞門の作品を中心に、古文書、樂焼の花入や香炉など1000点余りが展示。企画展や定期イベントも開催しており、茶会では実際に作品を使用してお茶を楽しめます。毎月第一土・日曜開催の「手にふれる樂茶碗鑑賞会」は、学芸員の解説を聞きながら、実際に作品に触れて鑑賞することができます。隣には400以上続く樂焼の窯元・樂家(登録文化財指定)があります。
大阪の実業家、細見良氏から三代にわたって細見家が蒐集したコレクションを展示している美術館。古代から明治大正の近代までのほぼ全ての日本美術・工芸を網羅しており、重要文化財もあります。四季折々のテーマで企画展が行われ、一年を通して楽しむことができます。館内にある茶室では、節句などにちなんだお茶会や、茶道の体験、また、絵付け体験やフラワーアレンジメント教室などのイベントも開催しています。ぜひ親子で参加してみてはいかがですか。
大正の初期に建てられ歴史的伝統建造物で装飾美術館。美しいものを観たい人好きな異人館だけを訪ねたい方におすすめの館です。 日常生活空間の中に本物の絵画、彫刻、家具、調度品などの展示品は全て18~19世紀のアンティーク。 館を訪れたお客様を迎えるのはガイドとメイドまるで知人の美邸に招かれた気分になります。又、南庭にはプールを中心とした南イタリア風のテラスがあり、19世紀頃の大理石の柱や古い砂岩石のコラム花と彫刻物のなかにカフェテラスも併設しているので、子ども連れの方も気軽に楽しめますよ。
和歌山県田辺市にある、1996年に開館した市立美術館。高台にある新庄総合公園の一角にあり、田辺湾を一望することができる景色の良さが自慢です。文人画と近代絵画の名作が多く展示されており、貴重な作品も数多く収蔵しています。館内には図書コーナーもあり、美術品だけでなくその背景を学ぶこともできるスポットとして人気を集めています。子どもと一緒に、絵画の世界に触れてみてはいかがでしょうか。
神戸らんぷミュージアムは、神戸の「あかり」の歴史とつながりについて知ることができるミュージアム。ろうそくのあかりからランプ、電笠、電球、ガス灯など、日本の歴史だけでなく西洋から伝わった歴史などにもふれることができます。館内バリアフリーなのでベビーカーの利用も問題なくできますし、オムツ替えの場合は、女子トイレにベビーシートが付いていますので安心です。小学生の自由研究などにも活用できる資料館だけでなく、プロジェクションマッピングフロアなどもありますので、小さい子も楽しめます。カフェもありますよ。
「奈良市美術館」は、2003年に開館した奈良市が運営する美術館です。所蔵品はなく、企画展や市民ギャラリーとして利用されています。詳しい展示スケジュールはホームページで紹介されています。開館時間は午前10時から午後5時30分、休館日は月曜日(月曜日は休日の場合は翌日)と年末年始です。新大宮駅から徒歩約10分、車の場合はイトーヨーカドーの駐車場を利用することができます。展示室を借りる場合の詳しい方法はホームページで説明されています。
1988年に開館された美術館です。世紀末印象派から具像を主体に、ルノワール、ゴッホ、ピカソ、佐伯祐三、須田国太郎、ユトリロ、ウォーホル、ジャッド、アート&ランゲージなどを展示しています。月曜日と木曜日は休館日で、午前10時から午後5時まで開館しています。小中学生の入館料は200円、高校生と大学生は700円、大人は800円で、常設展と特別展・企画展を観覧することができます。美術教室・美術講習なども開かれていますので、調べてみてください。
奈良観光の中心地にある美術館。近鉄奈良駅から徒歩5分の場所にあり、近くには興福寺や正倉院など名だたるスポットがあり、それらの見学と合わせてみることができる場所です。奈良にかかわりのある美術品が数多く展示されており、常時企画展も開催されています。常設展でも見ごたえのある作品が多く、思わず見入ってしまうかも。歴史的な作品が数多く展示されているので、子どもの夏休みの自由研究の題材にも最適です。家族で足を運ばれてはいかがでしょうか。
登録有形文化財、旧生駒町役場庁舎を利用したミュージアム。金毘羅窯跡出土須恵器や宝山寺、往馬大社の生駒の火祭りなど、生駒の郷土に根差した文化についての展示が行われています。土笛や勾玉づくりのワークショップも行われており、小さな子どもでも気軽に参加することができます。お土産や思い出作りに最適。季節に合わせた企画展も開催されおり、何度行っても新しい出会いがあることでしょう。なお、常設展は無料で閲覧することができます。家族でのお出かけに、足を運ばれてはいかがでしょうか。
国内外の古陶磁器を展示していたり、地元の丹波焼きなどの陶器を展示、調査している美術館です。歴史も重んじながら新しい人材育成にも力をいれています。木々の緑が映える白壁の建物は、ゆっくりと鑑賞できるようになっていて静けさの中に凛とした雰囲気があります。館内には、食事ができるレストランもあります。窓が大きいので山々を見ながら食事をしたり、テラス席からは丹波焼の里を見渡すこともできます。
兵庫県立円山川公苑は、さまざまなスポーツやレクリエーションを体験できるスポット。広大な敷地には美術館とサッカーなどに利用できるセンター広場、インラインスケートのできるスポーツコート、カヌーのできるボートヤード、夏季限定のプール、冬季限定で北近畿唯一の屋外アイススケートリンクを完備。各スポーツのスクールも開催されているので、気になるスポーツにチャレンジしてみるのも◎。家族やお友達といっしょに楽しむのにぴったり。
笹倉鉄平という作家の、企画展示形式の絵画館です。常設展示はなく、油彩、水彩、そしてスケッチなどのオリジナル肉筆原画を中心に展示されています。こじんまりとした環境なので、のんびりと気の済むまでじっくり鑑賞できるのが嬉しいポイント。こういう場所でなら、子どもを連れて行って一緒に自由に鑑賞できます。作家の笹倉鉄平本人も企画案に携わっているそうなので、特別感のある絵画鑑賞となりそうです。是非有意義な時間をお過ごしください。
大阪港駅から徒歩5分の場所にある大阪文化館・天保山は、広々としたホールや多目的スペースでさまざまな展示を行う美術館。安藤忠雄氏設計の独創的でスタイリッシュなデザインの建物が目を引きます。館内には多目的スペースやホール・ギャラリーなどを完備し、話題性の高い魅力的な企画展や博物店・美術展を開催。過去には「ツタンカーメン展」や「漫画ONE PIECE展」・「機動戦士ガンダム展」などが行われました。お近くに来た際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
JR・地下鉄御堂筋線・谷町線天王寺駅より徒歩5分にある美術館。もとは住友家の庭園つきの本邸でしたが、美術館建設を目的に大阪市に寄贈されました。常設展示では、日本、中国の絵画・彫刻・工芸など約8000件を超える収蔵品と、社寺などから寄託された作品を随時陳列。なかには国宝や重要文化財に指定された作品も多いです。美術史ゼミナールや学芸員によるギャラリートーク、小中学生を対象にした専門家からの美術の実技指導も行っているので、芸術に興味のある人は参加してみてはいかが。
日本に限らず、海外の様々なアート作品を展示している美術館。外観からして現代アートのような象徴的な建物で、水辺に建つその様は、アートの世界に自然と引き込まれること間違いなし。館内では常設展をはじめ、随時様々な企画展が開催されています。また、こどもびじゅつつあーが開催されており、事前申し込みをすれば学芸員による詳しい解説を聞きながらアート作品の鑑賞ができます。ワークショップは子ども向け、大人向けそれぞれ用意されているので、親子で楽しむことが可能。アートに触れる貴重な体験をされてみてはいかがでしょうか。