名護市から約30分の場所にあるウフギー自然館は、やんばるを訪れる人たちに野生生物保護への理解や関心を深めてもらうためにオープンしたスポット。館内では、「やんばるの自然や生き物がなぜ貴重なのか」などを紹介するエントランスゾーン、「やんばるの自然と生き物の生態系」を楽しく展示するコンテンツゾーン、「やんばるの自然と人々の暮らしとの関わり」を学べるユンタクゾーンに分かれています。不定期で観察会などのイベントも開催!
大分県立歴史博物館は史跡公園「宇佐風土記の丘」に昭和56年に開設された県立宇佐風土記の丘歴史民俗資料館を前身とし、平成10年に現在の館名になりました。こちらではこの地域で見つかった品などが展示されており、「学芸員おすすめ収蔵品」や「大分の鉄道写真展」などの企画展も行われています。期間によって企画が変わるので、来るたびに新たな発見ができるかもしれません!子どもといっしょに歴史を学ぶのにぴったりの施設ですよ。
ヤマコ臼杵美術博物館は国宝「臼杵石仏」の裏にあります。こちらでは、国宝である臼杵石仏の発掘資料や県指定有形文化財の臼杵藩主稲葉家資料、臼杵市郷土の歴史に関連した展示品を観ることができます。春の特別展示期間中には1日限定で「稲葉茶会」が行われ、お呈茶一服とお菓子、粗品をいただくことができます。博物館を利用する際は、国宝石仏との共通券を購入するのがお得。両方を見学して臼杵市の歴史を学んじゃいましょう!
歴史に彩られた街秋月の貴重な資料や美術品の展示が行われている施設。敷地もかつて藩学校があった場所を利用しており、建物自体にも見ごたえがあります。中世、近世の資料や美術品が揃い、歴史好きはもちろんそうでない人も充分に楽しめる施設です。特に美術館で展示されている美術品の中には横山大観やピカソ、ルノワールといった世界的な巨匠の作品も多く、一見の価値あり。様々な感想を持つことができる施設です。子どもの自由研究の場として利用されてはいかがでしょうか。
杵島炭鉱の経営者として知られた高取伊好(これよし)が明治37年に建てた邸宅。国の重要文化財に指定されています。和と洋の趣を合わせ持ったしつらえなど、明治の雰囲気を感じさせる作りになっており、中でも室内能舞台は必見。明治期の和風木造住宅としては非常に大きく、佐賀県内最大級を誇っています。入場料は大人(15歳以上)510円、子ども(15歳未満)210円。能の公演を行うこともあるので、調べて行ってみては。
唐津市にある陶芸の窯跡。JR唐津駅から徒歩で5分ほどの場所にあります。大正13年まで実際に使用されていたという国指定史跡、唐人町御茶?窯跡を間近に見ることが出来ますよ。建物も魅力の一つで母屋から陶房につづく石畳や日本庭園は荘厳な静けさに包まれていて、非日常的な雰囲気を味わえます。展示館では13代(中里逢庵)、14代太郎右衛門により精魂込めて作られた珠玉の作品を鑑賞できますよ。入場は無料。
JR唐津駅から車で約30分の場所にある窯元です。唐津で3年、美濃の加藤芳右衛門のもとで2年間学んだ藤ノ木土平さんの作品が作られています。土の味わいと素朴な絵柄、ぬくもりある触り心地の良い品々が生み出されています。宗偏流教授として活躍もされているそうです。様々なイベントなども行われているのでHPでチェックして、お気に入りの器を探しに出掛けてみてはいかがでしょうか。
有田焼で有名な有田町にある陶器博物館。常設展示室では九州各地の陶磁器の展示、歴史紹介、個展などが開かれる一般展示に茶室など、見どころも盛り沢山。中でも有田焼で作られたからくりオルゴール時計は必見。30分ごとにボールサーカスのショーが見られます。また陶磁器博物館だけあって、その内装はとっても個性的。ドア押し版やごみ箱など、至る所に様々な伝統的模様を持った焼き物が見られます。実際に焼き物にさわれるのが嬉しいですね。
JR有田駅から車で5分の場所にある窯元です。柔らかくて温かみのある乳白色の素地の上に、余白を十分に残した明るく繊細で絵画的な構図を特徴とする色絵磁器。それが典型的な柿右衛門様式です。展示場と参考館があるので、15代にわたり伝承されている柿右衛門窯陶器の魅力を見ることができます。GWや秋には柿右衛門窯陶器市が開催され、賑わいを見せます。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
花合野川のほとりにあるミュージアムです。湯平温泉を愛した種田山頭火記念して古い民家を改装し建てられました。現在は全国各地の若手の作家さんの絵画や書などの作品が展示され、机と筆がおいてある場所もあり、訪れた人々が一句読めるようになっています。川のせせらぎを聞きながら、現代のアートに触れ、自分で一句詠んでみてはいかがでしょうか。
文政9年に建てられた薫長酒蔵の酒造の2階を開放している酒造資料館です。酒造りの歴史や文化を伝えるための資料や道具の展示などがされています。 また、資料館の隣の酒造の一部には酒造りの工程や昔の酒造りの様子をしることができる学習室があります。ショップにはお酒やお菓子、漬物などのお土産も売られているのでぜひ訪れて美味しい物を見つけてみてはいかがでしょうか。
安政2年創業、心臓と熱さましの特効薬である日本丸の製造を始め、90年に渡り製造し売り続けた伝統のある薬種問屋でした。現在では薬屋だった店内や昭和30年まで使用していた台所、昔の薬のパッケージなどが展示されています。2階には様々な展示が行われるギャラリーもあります。また3階の展望楼からは日田・豆田の町並みを眺めることもできます。ぜひ、歴史ある薬屋の店内と建物を見にお出かけしてみてはいかがでしょうか。
日田に咸宜園を開いた儒教者、広瀬淡窓の生家を資料館として開放している施設。館内には当時の色彩を色濃く残す鮮やかな錦絵、源氏絵や、茶器、由緒あるひな壇など、見ごたえのある芸術作品と文化財が展示されています。また、咸宜園は厚い茅葺の屋根が覆う家屋であり、そこで私塾が開かれていました。悠久の歴史に思いをはせるもよし、芸術に触れるもよし、街歩きもよし。休日の観光にうってつけの場所です。ぜひ家族で訪れてみてはいかがでしょうか。
瀧廉太郎記念館は、「荒城の月」や「花」で知られる音楽家、瀧廉太郎が12才から14才まで過ごしたお屋敷を利用しています。館内には手紙や写真のほか、直筆の譜面などを展示しています。また、瀧廉太郎の生涯を紹介した15分間のビデオも観ることができ、見どころのひとつとなっています。記念館周辺には廉太郎トンネルがあり、人が通ると瀧廉太郎が作曲したメロディーが流れるようになっています。代表曲の「荒城の月」は、竹田にある岡城趾がモデルになったといわれています。
1988年に陶器商の犬塚篤志によって伊万里市に遺贈。1825年に建てられた白壁土蔵造の本瓦葺の二階建て住居は、間口が狭く、奥行きがある「うなぎの寝床」のように細長い造りとなっています。伊万里の歴史を知る上で貴重とも言えるその建物を修理復元し、資料館として公開しています。当時の陶器商人の生活を感じ取る家具や陶器などの贅沢な調度品を多数展示。観覧無料なのでふらりと立ち寄って見られてはいかがでしょう。