山梨県北杜市にある、日本の国蝶として有名な「オオムラサキ」を観察することができる施設。濃い藍色に黄色と白色の斑点が鮮やかで、縁取りは黒の「オオムラサキ」を1年中見ることができる貴重なスポットです。オオムラサキ以外にも、自然を活かした里山体験メニューや昆虫に関わる体験、さらにピザ焼き体験や工作教室などが幅広く揃っており、小さな子どもでも参加しやすいのが魅力です。家族で自然と触れ合う経験をしに、出かけてみてはいかがでしょうか。
「豊田ホタルの里ミュージアム」は、山口県下関市にあります。ゲンジボタルをイメージして建てられたこちらの施設では、館内で一年中ホタルを観察することができます。ホタルシアターもあり、こちらではホタルと少年の物語を楽しむことができます。初夏には周辺でも数多くのホタルをみることができます。「観察会」や「夏休み講座」、「ホタル探検隊」などの体験学習も多く行っており、子どもたちにも人気となっています。詳細はホームページで確認できます。
東京都と埼玉県の境にある丘陵地。自然豊かなこの場所では様々な植物や昆虫、鳥を観察することができます。遊歩道が整備されており、なだらかな丘なので、小さな子ども連れでも気軽に歩くことができる点も嬉しいポイント。湿生植物、水鳥、昆虫など、普段の生活ではあまり触れることのできないいきものを間近で見ることができ、事前にそれらについて学ぶことのできる場所も用意されています。ガイドウォークや季節に合わせたイベントも随時開催されています。子どもの夏休みの自由研究にも最適な場所へ、足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
高知県四万十市の博物館。四万十市トンボ自然公園内にある、トンボと魚の自然史博物館です。国内外のトンボの標本を展示している「とんぼ館」と、淡水魚を中心とした国内外の川魚を飼育展示している「さかな館」とがあります。館内は開放的で明るく、とても居心地の良い博物館です。高知県の言葉で「あきつ」はとんぼを、「いお」は魚をあらわすので、あきついおの名称になっています。
「諏訪クワガタ昆虫館」は、東京都三鷹市にあります。クワガタムシ、カブトムシの標本を展示する個人の昆虫館となっています。個人宅なので、見落としに注意!館長の「クワガタムシが生きていける里山の自然を守っていきたい」という願いが込められた昆虫館になっています。国内外の約200種、500匹のクワガタムシなどの標本が展示されており、私たちには一見同じように見えてしまうオスとメスの違いなど、館長さんに教えてもらいながら見てみると、興味深いですよ。クワガタやカブトムシが好きな子どもたちも喜ぶこと間違いなしです。