「ちいさい秋みつけた」「うれしいひなまつり」など、誰もが一度は口ずさんだことのある、数々の童謡を作詞したサトウハチロー氏の遺品や作品を紹介する施設です。氏の愛用品や資料の展示をはじめ、仕事場の再現コーナーなどがあります。親子で思い出の曲に浸ってみてはいかがでしょうか。
古くは北のウォール街とも呼ばれた小樽市の銀行などが立ち並んでいた通りの一角、小樽市分庁舎二階にある文学館。1978年11月3日に開館。小樽を代表する作家、小林多喜二、伊藤整、石川啄木など多数の小樽ゆかりの小説家や詩人、歌人、俳人の直筆資料、著作、写真などを展示・収蔵。常設展では、作家たちの略歴や代表作などの資料や写真を展示。それ以外にも文学や本に関連する様々なテーマで、特別企画展を定期的に開催しています。
昭和25年に発掘された続縄文時代の刻画がある洞窟遺跡。約800点の刻画が保管されています。壁画には角や翼を持つ人や、動物などが描かれ、狩りの儀式をしていたという説が有力です。洞窟は保護施設の建物で覆われていて、 トイレやお土産売り場もあり、子ども連れでもゆっくり見学が可能。歴史や壁画についてボランティアガイドの人が無料で説明をしてくれます。(希望制・所要時間約5分)
白樺派代表の一人、文壇“有島武郎”の記念館。小作人に無償解放したことで当時の社会に大きな波紋を呼んだ、有島農場の歴史や資料などが展示されています。リアリズムの虚構を極めた作家としても有名な、有島武郎という人物像について短時間でわかりやすく説明された動画もあり。近辺は有島公園が隣接するなど、景観も美しいです。外の景色も楽しみたい方は夏に来るのがおすすめ。有島武郎の歴史と人柄を感じてみてください。
町民総合センターの中にある松前町郷土資料館は、8000年前の昔から現在までの松前町の歴史や生活の様子がわかる博物館で、多くの文化財が展示されています。館内では、津軽海峡をはさんで行き来した縄文文化の土器や藩政時代の商人文化の「求福山山車」などの文化、庶民の暮らしを伝える「漁家」の様子も再現されていて、見どころたっぷり。昔の様子を学ぶのにぴったりのスポット。
奥尻島津波館は、平成5年7月12日に起きた北海道南西沖地震の記憶と教訓、復興支援への感謝を後世に伝えるために造られた施設。テーマ別に7つの展示スペースを設置し、災害の様子と復興までを伝えています。災害によってなくなられた198名を悼む「198のひかり」や地震の発生メカニズムから災害の規模、そして復興への姿がつづられたドキュメント作品を観ることができる「映像ホール」などがあります。地震について学ぶことのできる施設は、地震の多い日本にはとても大切な場所です。奥尻島に来た際はぜひ足を運んでみてください。
旭岳を主とした大雪山、その拠点とも言える旭岳ビジターセンター。登山家はもちろん、軽い散策やクロスカントリーに出かける方たちの憩いの場として親しまれており、高山植物が開花する頃や紅葉の時期は特に大勢の方で賑わっています。休憩所でありながら、旭岳周辺の山々の情報発信所の役割も果たしており、現地の最新情報はもちろん、野生動物についての説明など展示物が充実しており、観ているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。ヒグマやエゾシカといった動物のはく製が迫力満点。大人はもちろん、子どもも夢中になって楽しめるのではないでしょうか。
森と湖に囲まれたアイヌ文化と芸術の館、日本初のアイヌ文化専用室内劇場。国の重要無形民俗文化財でありユネスコ世界無形文化遺産の「アイヌ古式舞踊」などを上演しています。このシアターの最大の特徴は、劇場内で炎が使用できることと、水路が流れてアイヌ民族特有の丸木舟が浮かぶなど、アイヌ文化を伝える設備が整っていることです。アイヌ神話の幻想的な世界観を見事に表現した人形劇は、大人も子供も楽しめる作品になっています。
上杉神社の御祭神である上杉謙信公の遺品、上杉家伝来の甲冑・刀剣・衣装・絵画などといった重要文化財が300点ほど収蔵・展示されています。直江兼続が所有していた「愛」の前立の甲冑も展示されていますよ。
医学と短歌の道を極めた斎藤茂吉の生涯を記念して建てられた記念館。秋には木々が色鮮やかに変化する「みゆき公園」内に建てられており、紅葉や雪景色を堪能できる風光明美な風景を堪能することができます。記念館には自筆の書画や原稿、単価が展示されており、映像作品も上映されています。音声ガイドシステムは有料で貸し出されているので、深い理解を得ながら館内を楽しむことができます。館内はバリアフリー設計なので、ベビーカーでも安心。美しい公園を散歩するもよし、記念館で芸術に触れるもよし。素敵な休日を過ごすことができますよ。
江戸時代に廻船問屋として使われた建物。国の指定史跡です。建物内は資料館として整備されており、帳場や台所などでは江戸時代の様子が再現されています。「かき氷器」やお米を炊くための「かまど」といった、現代でも姿を変えて使用している道具を見ることができます。現代とは違う生活様式を子どもと一緒に学べます。敷地内には2つの庭園や資料展示されている土蔵もあり、見どころ満載です。
1915年10月に大正天皇の即位を記念して建てられ、現在は郷土人物資料館として使われている無料で入館できる施設。鶴岡駅から湯野浜温泉方面へバスで約10分の距離にあり、車で行く際は鶴岡公園駐車場を利用することができます。赤いドーム型の屋根と白壁が特徴的な建物で、文豪・高山樗牛や日本のダ・ヴィンチといわれた松森胤保など、鶴岡が生んだ偉人たちの資料を展示しているので、家族で出かけてみてはいかがでしょうか。
新選組ゆかりの七日町通りにある、店蔵(明治22年築)を利用し、1階はレトロ感漂う「骨董 むかしや」、2階が「会津新選組記念館」になっています。ここには会津藩や新選組の資料をはじめ、来援した旧幕府軍・奥羽越列藩同盟軍、来攻した新政府軍等の貴重な資料を入れ替えながら展示しています。修学旅行生や観光客に大人気の「新選組羽織」を着用しての記念写真撮影、子どもも大人もなりきって撮影してみてはいかがでしょうか。
電車好きの子供にはたまらない施設です。4月下旬~10月下旬あたりまでの営業です。営業日によって様々な体験ができるメニューがあります。駅構内乗車体験や、駅構外乗車体験、トロッコ体験や運転体験Sコース、運転体験Lコース、運転体験銀河コースなどがあります。体験によっては、事前に予約が必要なものがあり、料金が異なりますので、よく確認してから利用してみてはいかがでしょうか。体験コースによっては、宿泊コースもあります。
美術自然史観は、北海道滝川市にある博物館。滝川で発見された、タキカワカイギュウの化石が展示されているなど、恐竜が好きな男の子には特に楽しい施設かと思います。地球の成り立ちや人間の進化などコンテンツが多岐に渡っているので、夏休み冬休みの自由研究にもぴったりです。館内はベビーカーでの観覧もできますし、オムツ替え設備や授乳場所もあるため、赤ちゃん連れでも安心。ぜひ休みの日のプランに組み込んでみては。