前田利家の兄の養子である、前田慶次の供養塔があるお寺。前田慶次には飄逸な話が多く伝承されており、現代においてもゲームや漫画、小説の主人公になるなど老若男女からの人気の高い人物です。前田慶次に関する行事が盛んに行われており、毎回大変盛況しています。「兜むくり」の逸話にちなんだ芋煮会など、誰でも楽しめる行事も多いので、家族で参加されてみてはいかがでしょうか。開催日時に関する案内は、公式ホームページから確認するとよいでしょう。
秋保大滝のすぐ近くにある秋保大滝不動尊。正式には滝本山西光寺といい、山形県山寺の立石寺の奥の院とされています。250kgもある座像が魅力の秋保大滝不動尊。不動尊内にある鯉の彫刻を見つけると良縁に恵まれるという言い伝えがあるので、家族みんなで探すのも楽しいのではないでしょうか。
下北半島の中央部に位置する外輪山、霊場。山とありますが正式には恐山菩提寺というお寺です。霊場内に数種類の温泉が湧き、湯治場としても利用されています。また下北半島国定公園に指定されています。境内の温泉は、入山料を支払うと無料で入浴できます。ただ、簡易的な脱衣場の建物があるだけなので、タオルを持参したほうがいいでしょう。硫黄泉ですが肌に優しいお湯で人気。また冬場は道が閉鎖されるため入山不可となります。
1618年に禅林寺という名前で直江兼続が創建した臨済宗の寺院。兼続は足利学校で学んでいた山禅師を呼び、寺内に米沢藩士の子弟を教育するための禅林文庫を開設しました。藩学の基として、後に上杉鷹山が創設した興譲館へと受け継がれています。兼続が収集した禅林文庫の蔵書は、今でも寺の貴重な文化財として保存されています。また、米沢三大名園のひとつに選ばれている庭園は、九山禅師が京都天竜寺の名園を模して造ったといわれています。
新撰組ゆかりのお寺。石造りの階段を登ると、白壁の本堂があります。敷地の奥には、新撰組の局長を務めた近藤勇の墓所が建てられています。同じく新撰組の副長であった、土方歳三により埋葬されたとされています。歴史上に名高い新撰組の歴史を語りながら、そのゆかりの場所に子どもと一緒に訪れて観てはいかがでしょうか。
遠野市にある曹洞宗寺。常堅寺裏の小川淵には、昔から河童が住んでおり、人々を驚かせたりいたずらしたりするそう。近年では一目河童を見てみたいと願う観光客が訪れるそうです。境内の狛犬は、頭にお皿が付いている全国的にも珍しいかっぱ狛犬。昼間でも木陰でひんやりとした空気が流れる淵は、確かにひょっこり河童が顔を出しそうですね。河童を捕まえるには遠野市観光協会が発行する「かっぱ捕獲許可証」が必要ですのでお忘れなく。