高野山にまつわる数々の仏像や資料が展示されています。高野山を開いた弘法大師空海は、鎮護国家の思想をもって世に真言宗を広めました。そのためここには関係する文化財が多数収蔵されています。それぞれの展示物には説明があるので、高野山の歴史などについて学びたい人は読んでみることをお勧めします。建物自体が大正10年に建てられた有形文化財ですので冷暖房等の空調設備の機能はありません。冬は寒さの対策をお忘れなく。
奥出雲の地で今も日本で唯一操業を続ける「日刀保たたら」で生産される「和鋼」を用いて作られる「日本美術刀剣」について展示している資料館です。実物大のたたらの炉や複雑な地下構造など、ダイナミックな模型が設置されています。他にも日刀保たたらの様子がビデオやパネルで紹介されていて、たたらや刀剣について詳しく知ることができますよ。
湯西川温泉街の入口にある資料館です。湯西川家に保存されてきた平家ゆかりの鎧、調度品などの貴重な展示品を見ることができます。中でも「平家物語絵巻」や「蒔絵重箱」は必見。見学所要時間は15~30分程度なので、観光の途中に立ち寄ってみるのもいいかもしれませんね。
明治・大正の文人達が愛した塩原の魅力を伝える資料館や足湯、カフェレストランなどがある施設。かつて文人が塩原を訪れた際のもの語りが紹介されています。2階のレストランからは渓流などの美しい景色が。塩原名産の野菜を使った美味しい料理が楽しめます。他に、無料で入れる足湯、イベントステージとしても利用できる渓流展望台、素朴なお土産のある売店や、新鮮野菜の直売所などがあって、休憩所としてもゆっくりできる場所です。
山口県萩市にある経済産業大臣指定・伝統的工芸品萩焼を紹介する資料館。約400年前の萩藩御用窯時代の萩焼、江戸初期の松本窯や三ノ瀬窯の初期の作品、家祖伝来のものや萩の旧家に長年眠っていた名品珍品が数多く展示。「古き良き時代」と「現代」の萩焼を見比べることで歴史の移り変わりが分かります。萩焼の販売スペースもありゆっくりと自分に合った器を選ぶことができます。場所は観光に便利な萩城跡・指月公園入口。
霧島の自然を学ぶとこができる博物館。館内には、霧島の動植物の標本や模型などが展示されています。えびの高原の広大な自然の中にあり、季節ごとの見どころや登山情報などをスタッフが案内してくれます。また、展望台から間近に眺める雄大な景色も素晴らしいですよ。霧島登山の拠点にもなっているので、子どもと一緒にハイキングをする前に寄ってみるのもいいですね。
西国三十三霊場第二十七番札所として、参拝や行楽の人たちが訪れる書写山の麓に建つ姫路市書写の里・美術工芸館では、郷土ゆかりの元東大寺管長の清水公照の作品や姫路の伝統工芸品、全国の郷土玩具などを展示しています。他には「陶芸・革工芸・漆工芸」などの教室が開催され、伝統工芸に親しむこともできます。また、ミュージアムショップでは手ぬぐいやのれんなどの清水公照師オリジナルグッズや姫路はりこ、姫路こまなどの伝統工芸品を購入できるので、ご自宅用にもお土産にもぴったり。
小浜島にある唯一の資料館。一見普通の民家にも見えるほど、素朴な様相を呈していますが、とても貴重な資料が展示されている場所です。館内には織物につかう機織り機が展示されていますが、こちらは使用することも可能。事前に予約をすることで機織り体験をすることもできます。現在も島の方々に織り続けられている織物なので、子どもから大人まで思い出に残ること間違いなし。本州とは違った珍しい島の生活を垣間見える資料館です。ドライブがてら、立ち寄られてみてはいかがでしょうか。
上杉神社の御祭神である上杉謙信公の遺品、上杉家伝来の甲冑・刀剣・衣装・絵画などといった重要文化財が300点ほど収蔵・展示されています。直江兼続が所有していた「愛」の前立の甲冑も展示されていますよ。
医学と短歌の道を極めた斎藤茂吉の生涯を記念して建てられた記念館。秋には木々が色鮮やかに変化する「みゆき公園」内に建てられており、紅葉や雪景色を堪能できる風光明美な風景を堪能することができます。記念館には自筆の書画や原稿、単価が展示されており、映像作品も上映されています。音声ガイドシステムは有料で貸し出されているので、深い理解を得ながら館内を楽しむことができます。館内はバリアフリー設計なので、ベビーカーでも安心。美しい公園を散歩するもよし、記念館で芸術に触れるもよし。素敵な休日を過ごすことができますよ。
濱田庄司記念益子参考館は、陶芸家濱田庄司が自ら参考とした品々を、一般の人々にも参考にしてほしいという思いで開設された美術館。濱田庄司の自邸・工房の一部を活用して造られました。濱田庄司館を含めた五棟の展示館と工房・登り窯などがゆったりと配置されていて、館内では濱田庄司の作品ほか、河井寛次郎ら交流のあった作家たちの作品や西洋やオリエントの蒐集品、日本や中国、朝鮮、台湾などアジアの蒐集品を展示しています。四季折々の木や花を楽しめる庭も見どころのひとつ。
高山城下町や美術工芸品、伝統文化などの紹介がされている博物館。14の展示室、資料閲覧室、研修室があり、数々の貴重な展示品や資料、図書を通して高山の歴史について知識を深めることができますよ。敷地内には歴史的建築物に囲まれた庭、ガラス灯小路などがあり、散策してのんびり過ごすというのもよさそうですね。
高山城主金森家の御典医の住居だった建物を利用して、飛騨の歴史にまつわる珍しい資料を展示しています。建物にはほとんど手が加えられておらず、昔のままの雰囲気を楽しむことができます。中は井戸の抜け穴や吊天井など、まるで忍者屋敷のような面白い造りになっているので、子どもたちも興味を持つこと間違いなしですね。
明治28年に建設された旧高山町役場跡にある、高山市の行政資料を展示している記念館です。高山市三町伝統的建築物群保存地区内の南端に位置しています。今はなかなか見ることのできない当時の電話、ワープロ、パソコンなどの展示品は、子どもたちにとって新鮮に感じられることでしょう。見学は無料。
古き良き昭和時代を象徴する数々の店舗が再現されている施設です。床屋、雑貨屋、玩具屋、時計屋などが立ち並ぶ昭和通りの街並みに立ち入ると、まるで昭和にタイムスリップしたかのようです。子どもたちにとっては新鮮で、大人にとっては懐かしく感じられることでしょう。