県道から波打ち際まで伸びる遊歩道ですぐ近くまで行くことができる研究や観光に適した神秘的な洞門。昭和26年に高知県の天然記念物の指定を受け、中村駅からバスで行くことができます。長い年月の間、絶え間なく打ち寄せる波によって削られた洞門で、巨大な岩に大きな穴が開いています。足摺岬の中で最も大きく、高さ16m・幅17mの白山洞門は日本一の規模と言われているので、家族で出かけてみてはいかがでしょうか。
臼碆は、黒潮が日本で一番初めに接岸する場所といわれています。渦を伴いながらの激しい流れはとても雄大で見ごたえがあります。見事な花崗岩の断崖は、磯釣りのメッカとしても知られており、「釣りバカ日誌」の撮影現場にも使われたことでも有名。断崖下の磯辺は、釣りスポットとして人気があり、釣り場までは各地区から渡船が出ているほど。周辺には臼碆灯台や臼碆展望台など臼碆を楽しめる場所があるので、おすすめです。
浮島の森は新宮市の市街地にある底なし沼に浮かぶ小さな森のことで、「新宮藺沢浮島植物群落」として国の天然記念物に指定されています。総面積約5000平方メートルと小さな森ですが、約130種類もの植物が茂っています。浮島の森には、「おいの」という美しい娘が大蛇に呑まれて底無しの穴に引き込まれてしまったという伝説があり、「おいの見たけりゃ 藺の沢へござれ おいの藺の沢の 蛇のがまへ」という俗謡が伝えられています。ちょっと怖い感じがしますが、森の中は周遊できるようになっているので、ぜひ散策してみてくださいね。
県立自然公園鬼の舌震は黒雲母花崗岩地帯で、斐伊川の支流大馬木川の急流によって長年にわたり浸食され造られた約2㎞にわたる狭谷。国の名勝天然記念物に指定されています。両岸は花崗岩が浸食された急峻な岩壁、川底にある千畳敷岩、船岩などの巨岩など見どころが豊富。川沿いには旧ルートの他に、約2Kmのバリアフリー遊歩道が整備され、足元を気にせず散策を楽しめます。出雲に来た際にはぜひこの自然の造形美を見てみてください。
山の噴火で川がせき止められたことでできた湖です。湖の三方は山で囲まれ、新緑の季節には豊かな緑、秋には色とりどりの見事な紅葉が見られます。湖の周囲は約3kmあり、湖岸は散策路が整備されていますので、子どもと一緒にハイキングを楽しめます。湖の南側に流れ落ちている滝を眺めながら、雄大な自然に触れてはいかがでしょうか。
1979年に苫小牧市の自然環境保全地区に指定された渓谷。ガローは、両岸が絶壁になっているという意味で苔に覆われた全長約1kmの岩壁は樽前山噴火によってできた溶結凝灰石が樽前川によって浸食された地形です。斜面にはコケが一面に張りつき、緑のカーテンが敷かれているような景気が見られます。周囲の山林はヒグマの生息地なので、活動が活発化する時間の入林は控え、 また、足元が滑りやすいので子ども連れやお年寄りの方は注意が必要です。
火山噴火の火口が間近で見られる散策路です。火山被害の爪痕を活かし、火山学習の教材的役割として整備されました。水蒸気を上げる火口や地熱帯を実際に歩いて見学する事で、自然の驚異を学ぶ事ができます。火口周辺を散策しながら、火山被害の様子を案内してくれるガイドもいるので、子どもと一緒にその話に耳を傾けてみてはいかがですか。
ミネラル豊富でバランスも良く、水温も約7度と年間を通じ一定を保っている大雪旭岳源水は、大雪山の自然が創りあげた銘水。水がとてもきれいなため、地元の東川町の住民の方々は、北海道で唯一地下水だけで生活しているそうです。平成16年に周辺の環境が整備され、取水場ができました。そのため東川町に来る際には空のペットボトルなどを持って行き、ぜひおいしい水を持ち帰ることをおすすめします。
岩場にある海鳥観察スポットです。建物の中に設置されていている望遠鏡で海鳥を観察することができます。4月~8月は鳥の繁殖期にあたるので、かわいい雛鳥に会えるかもしれませんよ。360度の展望で日本海を見渡せるスポットにもなっているので、雄大な景色を楽しめます。子どもと一緒に野鳥観察を楽しんでみてはいかがでしょうか。
阪和自動車道和歌山ICより10kmに位置する日本庭園です。池泉回遊式の庭園で公家の三条公修が命名しました。国の名勝に指定されており、和歌山湾沿いの立地を利用し、海水を引き込んだ汐入りの池が特徴的です。潮の満ち引きにより水面が上下し風情がとてもあります。また数寄屋造りの養翠亭や、表千家の茶室・実際庵などが美しい景観を作り上げています。ぜひ一度散策に訪れてみてはいかがでしょうか。
昭和41年に川をせき止めて造った川俣ダムの完成によってできた人造湖。湖底にあった集落は湖畔に移り、現在は川俣温泉郷となっています。ダムの手前にある駐車場から徒歩5分ほど遊歩道を歩くとダムの頂堤部に到着し、ゆっくり散策することができます。また、湖畔には遊歩道も設置されていて湖にかかる吊橋・川俣大橋からは四季折々の風景が楽しめます。ヤマメ・イワナ・コイなどが自生し4月上旬から10月頃には釣り人で賑わいます。
鬼怒川の侵食によって生まれた切り立った山々の絶壁で壮大な峡谷です。川俣ダムより下流、高さ100mにもなる断崖に囲まれた渓谷が約2キロ続いていて県道23号線から見下ろすことができます。紅葉の時期は色とりどりの紅葉に岩壁の白や黒が混ざり絶景に花を添えます。駐車場から20分ほどのところにある「渡らっしゃい吊橋」からの眺望は、断崖が間近に見られる絶景ポイント。遊歩道になっていますが、坂道なので足元に注意が必要です。
塩原温泉や自然の豊かさをアピールする観光拠点施設。真ん中にある湯池は、水面が鏡のように景色を反射し「鏡池」と呼ばれています。それを眺めながらのんびりできる足湯回廊は、全長60m(30m×2ヵ所)で日本最大の足湯。鏡池の周りをぐるっと散歩すると、敷地の高低差を利用した湯滝が見られます。短パンの貸出や、タオルの用意もあり。塩原温泉の豊富な湯量を利用した、温かなひのき造りの施設で癒しの時間をどうぞ。
四季折々の大自然が楽しめる関東有数のスケールを誇る吊橋。墓石園地駐車場に車を停め、遊歩道を歩いていくとたどり着くことができます。全長100m・高さ30mの吊橋はスリル満点で、橋を渡って少しすると回顧の滝の観瀑台があります。緑が青々としている夏や紅葉が美しい秋に行くのがおすすめです。周辺はハイキングコースになっており、高低差があまりなく初心者でも歩きやすいので、家族で出かけてみてはいかがでしょうか。
那須塩原の四季折々の絶景が楽しめる神秘的な観光スポット。JR塩原温泉行きのバスに乗り塩原塩釜下車・徒歩30分で着き、無料の駐車場も完備されています。塩原五代領主・小山小太郎が父の敵を討とうとし、暗殺されたと伝えられる場所で、清流の爽やかな音と風に癒される美しい淵です。緑が生い茂る夏から紅葉が楽しめる秋が特におすすめで、草団子が自慢の茶屋もあるので、のんびりと寛いでいってみてはいかがでしょうか。