桜の名所・紅葉スポットとしても人気の史跡です。春には、ソメイヨシノを中心に約1500本の桜が咲き揃います。城跡は高台にあり、自然豊かな場所なので、子ども連れで景色を楽しみながらのハイキングにも最適。城の本丸跡を囲む石垣下には広場が整備されています。ハイキングでいっぱい歩いた後に、一息ついて、持ってきたお弁当でランチタイムなんていかがでしょうか。
環境省選定「名水百選」に選ばれた湧水群。阿蘇山系からの伏流水を水源とし、大野川水系の緒方川や玉来川流域に約60か所点在。阿蘇山系の湧水の中でも透明度とあっさりとした味わいが高く評価をされています。飲用などの生活用水やみずみずしい野菜を育てる農業用に使用されるだけでなく、淡水魚の養殖にも利用されています。籾山湧水は辺り一面が田畑に囲まれたのどかな場所で、湧水で作った豆腐やわさびなどを販売しており人気を集めています。
坂東十郎兵衛の屋敷跡。人形浄瑠璃、お弓、お鶴の哀話で知られた「傾城阿波の鳴門」のモデルとなった屋敷です。昔をしのぶ母家や鶴亀の庭、お弓、お鶴別れの像などがあります。また、日に2回農村舞台をイメージした舞台があり、人形浄瑠璃が上演されており、人形や衣装を展示した展示室もあるため、見応えのある施設となっています。
日和山が噴火した時にできた爆裂火口跡で、周囲1㎞のひょうたん型の沼。沼底から約130℃の硫黄泉を噴出していて、表面の温度でも40~50℃あり、灰黒色をしています。常に全体から湯煙がもくもく立ち上っている様子は不気味ながらも圧巻で、自然の凄さを感じさせます。遊歩道を進んでいくと、間欠泉“大正地獄”や、“大湯沼川天然足湯”が。また、近くの地獄谷も一緒に散策することが出来るのでまとめてまわるのがお勧めです。
地下から沸き出る蒸気、ゴツゴツとした岩肌、濁った沼からはブクブクと泡が立つ。そんな地獄のような景色を楽しむことができるのが、雲仙地獄。周囲はゴロゴロとした岩が転がっていますが遊歩道は整えられているので、子どもも安心して連れて行けます。硫黄の匂いを強く感じられ、場所によっては大量の蒸気や熱気まで感じられるので、とても迫力ある散策ができます。ブクブクと泡立つ沼など、わかりやすく目で自然の力を感じることができるので、子どもさんにもおすすめです。
自然を全身で感じることの出来る仁田峠。樹林、有明海、橘湾などを望みながら峠へ向かう道はスカイラインが通じドライブにピッタリ!峠には四季折々変化する木々や花たちがたくさん咲き誇ほこり、特に秋の紅葉は圧感です。普賢岳の頂、火砕流跡まで見渡すことの出来る頂上までは登山道で登ることも出来ますし、子ども連れや体力に自身がない方はロープウェイも運行しています。動きやすい服装と靴で行きましょう!
長崎県西方沖、五島列島の島の一つ副江島にある大自然溢れる断崖絶壁。副江島一番のお薦めスポット、九州随一の景勝地と、とにかく観光しないという選択枝は考えられないですね。断崖は高さ150メートル長さ20キロにも渡っています。市内から40分ほどで駐車場に着きます。そこから灯台まで歩いて往復1時間歩きながら絶景鑑賞です。途中に展望台もあるので時間がなければ、そこまでで引き返しても十分堪能できます。映画『悪人』のロケ地にもなりました。地元の小学生の遠足の定番コースです。
大沼湖畔遊歩道は、自然豊かな大沼国定公園を散策できる、島巡りの遊歩道です。大沼と小沼には大小126もの小島が浮かび、そのいくつかは橋で結ばれて網目のように道が続いています。遊歩道は見どころの異なる5つのルートがあります。湖月橋や千の風になってモニュメント、すずらん橋、後楽橋からの眺めなど見どころが豊富!自然や野鳥、景色をじっくりと楽しむのに最適な場所ですよ。
断崖絶壁に並んである二本の滝。石狩川沿いに24kmも続く断崖絶壁の崖にはいくつかの滝があります。その中で、もっとも美しいとされている二本の滝。細く白糸のように流れ落ちるのは「銀河の滝」、太く力強く流れ落ちるのが「流星の滝」です。日本の滝百選にも選ばれている滝は、見ごたえがあります。20分ほどの斜面を登ったところにある展望台からは、二本の滝を同時に見ることができます。
大馬神社の狛犬として隣の神仙洞と共に位置づけられている国道42号線沿いにある獅子の形をした岩山。JR紀勢本線・熊野市駅から徒歩10分の距離にあり、高さ25mの奇岩は世界遺産・国の天然記念物に指定されています。毎年8月17日に行われる熊野大花火大会では、獅子巌と花火を一緒に撮れる絶景の撮影スポットになり多くのカメラマンが集まります。周辺は温泉の名所なので、家族で出かけてみてはいかがでしょうか。
馬越峠は、紀北町と尾鷲市の境をなす峠で、約2キロも石畳道が続いています。一面にシダを敷き詰めた尾鷲桧の林はとても美しく、癒しのスポットでもあります。石畳道を歩いていると、夜泣き地蔵や馬越一里塚、峠の可涼園桃乙句碑などの史跡も多々あり、見どころの一つ。また、峠の東には頂上からの景色が素晴らしい天狗倉山へのハイキングルートがあるので、余力が残っている方におすすめ。峠を下ったところにある馬越公園は、春は桜やつつじがとてもきれいですよ。
島根半島の最西端にある、日本一の高さを誇る灯台。煉瓦と石造りの二重構造で出来ており、その歴史と文化的な価値の高さから「世界の歴史的灯台100選」のひとつに選ばれています。沖合約40kmまで照らす100年を超えた今なお現役。らせん階段で灯台内部(有料)を登っていくと、眼下には絶景のパノラマが広がります。周辺の遊歩道を散策したり、刻々と変化する美しい夕日を眺めたり、灯台のある景色を心ゆくまで堪能できます。
陸の動植物と海の動植物が同居する天神崎。森・海・磯が一体となり一つの生態系をつくり、豊かな自然が残されています。動植物だけでなく、昆虫や珊瑚の種類も豊富。食虫植物の群落も見られます。そのような不思議に満ちあふれた自然の中で遊びながら学べる自然観察教室も開かれており、海と山の生物がお互いにしっかり関係し合っていることが自分の目で見てわかります。家族で自然に親しんでみてはいかがでしょうか。
徳島県の南、大浜海岸の西に2キロに渡る垂直絶壁があります。この断崖絶壁を観るには、四国の道(四国自然歩道)を歩きながら望むか、南阿波サンラインのドライブコースにある展望台からか、日和佐港からの遊覧船がという方法になります。四国の道はトレイルランニングコースにもなっていて歩いて簡単にとはいかないので、南阿波サンラインをドライブしながら千羽海崖展望台や日和佐浦展望台から望むのがお薦めです。船がすきな子どもなら遊覧船も楽しいかな。
室戸岬の海岸に沿ってできた遊歩道。中岡慎太郎像から室戸青年大師像まで約2.6kmを結んでおり、岩がゴツゴツしたダイナミックな地形や、波が岩にあたって砕け散る様が見られます。アコウ、ハマユウなどの亜熱帯植物は、南国特有。空海・弘法大使が悟りを開いたとされる「御厨人窟」、「行水の池」なども道中に点在しています。悲しい伝説のあるビシャコ巌など、この地の歴史と自然を感じながら、ゆっくり散策してみてはいかがですか。