京都市下京区にある寺院。境内には本堂である阿弥陀堂や御影堂など、20余りもの建造物があり、いくつかは国宝や重要文化財に指定されています。金閣、銀閣とともに京都三名閣の一つに数えられる飛雲閣もありますよ。名宝一文字茶碗や親鸞聖人影像鏡の御影は必見。縁側には節穴や亀裂修復のため、埋め木がされており、ユニークなその形から職人の粋を感じられる場所も。「逆さ銀杏」の異名をもつ樹齢約400年の大銀杏は、京都市の天然記念物。
第59代宇多天皇が光考天皇の遺志を継いで仁和4年に完成させた寺。世界遺産に登録されています。京都3大門のひとつである仁王門、国宝の金堂、重要文化財の五重塔、御影堂、観音堂、御殿内には遼廓亭、飛濤亭などがあります。春は桜が美しく、国の名勝にもなっている御室桜が有名。境内には宿泊・研修施設の御室会館があり、和食処・梵にて食事ができる他、朝のお勤めに参拝することも可能です。非公開の金堂を特別に体験してみてはいかが。
浄土真宗「真宗大谷派」の総本山で、「真宗本廟」と呼ばれています。境内には御影堂、阿弥陀堂をはじめとした歴史的価値の高い貴重な建造物が点在しています。四季折々の花が咲く美しい庭園やギャラリー展示など見どころも充実していますよ。
天台宗・大原寺の僧坊のひとつとして創建された寺院。山門から入るとすぐに、樹齢700年の五葉の松がこの寺のシンボルとして迎え入れてくれます。客殿に設けられた「額縁の庭」は、柱と柱の空間を額縁にみたて鑑賞する庭。水琴窟が奏でる音を愛でながら、拝観と共に供される抹茶と茶菓子を頂く事ができます。江戸中期作の「鶴亀庭園」、伏見城で自刃した武将達を供養する「血天井」、楽園の境を創作した「宝楽園」などが見どころです。
紅葉の名所としても有名な、由緒あるお寺。敷地内には池や日本庭園が美しく整えられ、四季折々に花々を楽しめるようになっています。秋に紅葉で彩られた参道を散策すれば、赤や黄色の色とりどりの木々に、子どもも目を奪われること間違いなし。11月は夕方になると境内がライトアップされます。幻想的な雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょう。
平安時代に建立され、新撰組ともとても縁の深い、壬生寺。文久3年に壬生の地で結成された新鮮組は、壬生寺の境内は武芸や大砲の練習がされていたそうです。また、壬生寺境内の池の中の島には壬生塚という幕末の新撰組隊士のお墓があり、近藤勇など11名が祀られているとのこと。その他にも、大念佛堂や千体仏塔など多くの歴史ある建造物などを見ることができます。境内には近藤勇の像や資料室に新撰組についての展示があるので、子どもさんも歴史の世界に興味を持ちやすいのではないでしょうか。
岐阜公園は「信長公の鼓動が聞こえる公園」として親しまれ、まちなか案内所・トイレ・休憩所・飲食施設・資料館など沢山の施設が点在しています。公園の入り口にある総合案内所には、オムツ替えや授乳が出来る設備もあり、小さなお子様連れでも安心して訪れることができます。信長像や信長の庭という四季折々の風情が感じられる庭園や、中国風の異国情緒が味わえる庭園、登録有形文化財の三重塔など見どころも満載。園内とても広く、ロープーウェイもあり利用しても歩いても山頂へ向かうことができますので、一日かけてゆっくり散策してみて下さいね。
京都らしい和風建築が美しい樂焼の美術館。樂家初代・長次郎から当代・15代吉左衞門の作品を中心に、古文書、樂焼の花入や香炉など1000点余りが展示。企画展や定期イベントも開催しており、茶会では実際に作品を使用してお茶を楽しめます。毎月第一土・日曜開催の「手にふれる樂茶碗鑑賞会」は、学芸員の解説を聞きながら、実際に作品に触れて鑑賞することができます。隣には400以上続く樂焼の窯元・樂家(登録文化財指定)があります。
植田正治写真美術館は、日本が誇る世界的写真家「故・植田正治氏」の作品を約1万2000点収蔵、展示している美術館。生涯山陰の自然にこだわった写真は、被写体をオブジェのようにした独特の世界観のものばかり。館内ではその作品たちや、さまざまな展示を観ることができます。また、ショップでは美術館オリジナルの図録やポストカードやポスターなどのオリジナルグッズを購入できるので、来館の記念におすすめですよ。美術館の外観にもぜひ注目してみてくださいね。
大阪の実業家、細見良氏から三代にわたって細見家が蒐集したコレクションを展示している美術館。古代から明治大正の近代までのほぼ全ての日本美術・工芸を網羅しており、重要文化財もあります。四季折々のテーマで企画展が行われ、一年を通して楽しむことができます。館内にある茶室では、節句などにちなんだお茶会や、茶道の体験、また、絵付け体験やフラワーアレンジメント教室などのイベントも開催しています。ぜひ親子で参加してみてはいかがですか。
北の街広場から徒歩5分の場所、オーストリア大使館後援で、モーツァルトの生家やゆかりの品々を再現している展示館です。モーツアルト直筆の楽譜やモーツァルト時代のフォルテピアノの複製もあります。お土産ショップでは国内ではここだけでしか買えないホテル・インペリアルから直送されたインペリアル・トルテが買え、カフェでも味わう事ができるので、ぜひ訪れてオーストリアの文化に触れてみてはいかがでしょうか。
六甲駅からバスで約5分の場所にある神戸護国神社は、桜の名所としても知られるスポット。境内には本殿と末廣稲荷社・陸軍少年飛行兵顕彰碑・北方異民族慰霊之碑・小さな児童公園などがあります。御朱印めぐりをしている方にもおすすめ。毎年7月末には「みたま祭」を開催。ちょうちんが灯され、夜店も出るので子どもから大人まで楽しめます。毎月第4日曜には多くの人々で賑わうフリーマーケットプロはもちろん素人でも出店OK!
中国自動車道宝塚ICから国道176号・県道16・82号・一般道を甲山方面へ15km、兵庫県西宮市仁川町にある渓谷。甲山森林公園の北側に流れる渓流。ピクニックが楽しめるほか、渓流ハイキングやシャワークライミングなども行われる人気スポットです。親子で沢登りにチャレンジしてみるのもいいですね。
戦乱を避けた落武者たちが、外部と接触がない僻地に敢えて開いた隠田集落。そんな先人たちが合掌造りの建物の中、過酷な環境でどのような生活を送っていたのか、それを知ることができるのが五箇山民俗館です。当時使われていた道具などが展示保存されています。周辺は五箇山集落となっており、養蚕で生活を繋いでいた様子を再現してあり見所満載。外部との関係を極力避けながら独自の生活スタイルを築いていった歴史を目にすることで、子どもさんも普段の生活の中では気付かない発見をされるかもしれません。
岩瀬家は東海北陸自動車道五箇山ICから車で3分の場所にある国指定重要文化財の家屋です。300年も前に8年をかけて作り上げられ、豪雪地帯の厳しさために合掌造りになっています。屋内は5階建てで3~5階は養蚕の作業場となっており。見学することができるのは家長の間・仏間・書院の間・武者隠しの間・奥式台の雨戸などです。ぜひ、昔の人々の暮らしを思い描きながら訪れてみてはいかがでしょうか。