文政三年(1820)に建てられたお茶屋の建物。江戸時代からそのまま手を加えることなく残っていて、学術的にも貴重な文化遺産として高く評価されています。中には珊瑚のかんざしや鼈甲のくし、古い台所・台所用品などが展示されています。靴下着用でないと見学出来ないので入館時に借りるか、購入しなければいけません。併設している寒村庵ではお茶が体験でき、子どもにもお茶の飲み方を丁寧に教えてくれます。
金沢城の内堀を利用して歴史的景観保全のため作られた池泉回遊式庭園です。金沢市制百周年記念事業で作られ、主計町茶屋街も近いことから茶屋街で散策あとの休憩としてもおすすめです。トイレや長屋もあり、緑の匂いを感じながら小さなお子さんとお散歩にもぴったりです。春にはしだれ桜を見る事ができ見事な美しさに足を止めて眺める方も多いです。お城の防御として作られたものですが、今では街の人々や観光客を癒してくれる空間になっています。
国登録有形文化財に指定されている昭和初期の建物は、古いものでありながら西洋のデザインを取り入れた建築物。1Fには交流サロン、2F金沢五木寛之文庫、3F文芸フロアとして現代に残されています。入館料は高校生以上が100円。以下は無料で入館する事ができます。金沢の文芸活動をする方々の交流の場としても利用されお互い刺激し合いながら金沢の文芸活動を盛り上げています。お子さんと訪れる事で将来文芸の道へ進むきっかけになるかもしれませんね。
加賀藩の中級武士・高田家の屋敷跡。長屋門・土塀・門・池泉回遊式庭園などが復元されています。説明展示がされているので、当時の生活をいろいろ想像してみるのも楽しそうですね。入場は無料なので、ぜひ散策の途中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
天狗高原にある学習館。3億年前にあった海底火山噴火からカルストを形成するまでの歴史資料や展示物などを見る事ができます。入場料は無料。木目調の山小屋風の建物で、ベランダからは天狗高原の美しい景色が一望できます。高原植物などの写真も展示しており珍しい植物を見る事ができます。周辺には宿泊施設やキャンプ場もあり、星を近くに感じながら眠りにつく事ができます。草原には風車が回り、牛がのんびりくつろいでいますドライブにもおすすめです。
日本を代表する高級漆器「輪島塗」の産地・輪島市にある、世界で唯一の漆芸専門美術館。2階建ての建物は奈良の正倉院の校倉造をイメージした特徴的な外観となっていて、吹き抜けの広々とした館内では、漆芸を身近に感じながら展示物や工程見本を手にとって見ることができます。体験や実演も行っており、世界に誇る漆の魅力を学べます。ミュージアムショップでは、ここでしか手に入れることのできないオリジナルグッズや郷土の民芸品を販売。
正宗寺内に正岡子規が17歳まで過ごした木造平屋建ての邸宅を復元。中には、子規が使っていた机や遺墨や遺品、写真など約100点が展示されています。再現された勉強部屋では、彼が愛用した勉強机、遺品などが置かれており、筆まめで鋭敏だった子規の子ども時代を感じ取ることができます。境内には、子規の埋髪塔や句碑があり、夏目漱石の小説「坊っちゃん」で『マッチ箱のような汽車』と評した坊っちゃん列車の客車も展示しています。
JR宇和島駅前の小高い丘の上に建てられたドーム型の屋内闘牛場。宇和島地方独特の民俗文化である闘牛を、手の届きそうなほどの位置で見ることができます。年5回の定期大会と観光闘牛(要予約)が開催されており、それ以外はビデオと建物見学を行っています。闘牛は時間無制限で、1分で勝敗がつく試合もあれば、1時間以上に及ぶときもあります。1トンを超える牛と牛との激しい睨み合いやぶつかり合う瞬間は迫力満点。定期大会日は無料バスあり。
宇和島市の市街地の丘の上に築かれた平山城。慶長6年、藤堂高虎により築城。秀麗な天守閣は国の重要文化財に指定されており鶴島城の名で親しまれています。城の外郭は上から見ると不等辺5角形をしており、随所に築城の名手と言われた高虎ならではの工夫が見受けられます。天守閣からは宇和島の街と背後にある鬼ヶ城山系を見渡せ気分爽快。ふもとから城までの山道はウォーキングコースとして地元の人に親しまれています。
標高900メートルの三徳山に境内を持つ寺院です。奥院の建物である投入洞は垂直に切り立った壁に建てられた他には見られない建築様式であり、国宝に指定されています。その他にも険しい地形に建てられた数々の建物を見ることができます。参拝には険しい山の登り降があるため、服装と靴のチェックを受けなければなりません。ぜひ家族みんなの体調と服装、持ち物を準備して貴重な建物を目で見に出かけてみてはいかがでしょうか。
市電末広町停留所から徒歩1分の場所にある文学館です。函館ゆかりの作家たちの自筆資料や作品、遺愛の品々を通して郷土函館の魅力に触れることができます。建物は大正10年に第一銀行函館支店として建設された煉瓦及鉄筋コンクリ?ト造3階建てで、函館市の景観形成指定建築物となっています。石川啄木をはじめとした函館ゆかりの作家たちの作品をぜひ自分の目で見て、函館の魅力を体感してみてはいかがでしょうか。
北海道を開拓せんとした坂本龍馬の足跡をたどることができる施設。龍馬自身は北海道の地を踏むことはありませんでしたが、龍馬の甥である坂本直がその志を継ぎ、蝦夷地開拓の礎を築きました。そんな開拓や文化についての貴重な資料を収蔵、展示し、PR活動やワークショップなどを行う拠点として利用されています。館内は広いわけではありませんが、展示されている資料は濃い物ばかり。激動の時代を身近に感じることができます。子どもの夏休みの自由研究にも最適な場所です。親子で訪れてみてはいかがでしょうか。
昭和60年に敗戦となった国鉄倉吉線を記念して建てられた。廃線跡を整備して造られた「緑の彫刻プロムナード」があり、打吹駅跡地に施設が建てられています。写真パネルや信号機の他、SLの展示も行われており、鉄道好きではなくとも興味深いものばかりではないでしょうか。記念館は駅や主要スポットから少し離れたところにありますが、風光明美な土地柄なので散歩にもぴったり。記念館は無料で入場できるので、懐かしい空間に浸りながら、のんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
曹洞宗の名刹であり、滝沢馬琴「南総里見八犬伝」のモデルになったと言われている安房国(千葉県)館山城最後の城主、里見安房守忠義と8人の家臣がまつられた墓所があります。その他有栖川宮の祈願所となっており、有栖川宮織仁親王、韶仁親王の遺灰がまつられている由緒正しい場所です。周辺には需要伝統的建造物群保存地区である打吹玉川といった風光明美な観光地や、打吹公園があるので、一日かけてじっくり巡るのがお勧め。ぜひ家族でゆったりとした時間を過ごしてください。
桜の名所百選に選ばれた場所。敷地内では140種類もの桜を見ることができます。種類ごとに開花時期が違うので、長い期間お花見を楽しむことができます。見頃は4月下旬頃から。子どもと一緒にレジャーシートを広げてピクニック気分。品種ごとに違う花びらの形や色を観察しながらお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。