室町幕府の創始者である足利尊氏を弔うために創建されたと言われる北鎌倉にあるお寺です。春と秋の週末限定で公開される隠れスポットで初夏には、紫陽花がきれいに色づき涼しげな気分を味わえます。秋には、壮大な紅葉を眺めながら別世界にきたような気分に。住職によって丁寧に手入れされた、四季折々の景色を楽しむことができる美しい庭園が魅力です。日常から少し離れて美しい景色を眺めながら、優雅な気分を味わってみてはいかがですか。
滋賀県大津市と京都府京都市にまたがる山。標高848メートルで古くから山岳信仰の対象とされてきた山です。山の東側には天台宗総本山の延暦寺があり、また、山頂北の「奥比叡」では殺生禁断とされているため、今も貴重な野生動物や原生植物が確認できます。また、登山も盛んで、登山道が数ルートあり、現在も多くの登山客が訪れます。ケーブルカーやロープウエイで気軽に山頂までいけるため、多くの観光客でにぎわいます。
法観寺は、通称「八坂の塔」と呼ばれる東山エリアのシンボル!法観寺周辺には高い建物がないので、八坂の塔は見つけやすいでしょう。拝観料を払い境内に入ると、塔を中心に、聖徳太子が祀られている太子堂や薬師堂がありますが、狭い境内では塔が一際目立ちます。塔は二層目まで入ることが可能。壁や柱には細かく絵や模様が描かれていたり、仏画が描かれていたりと、当時の華やかさがうかがえます。二層目からは京都の街を望むこともできますよ。観光の際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
北条時宗の頃より存在し、伊達正宗にて再建されたという瑞巌寺。歴史を感じる杉並木の参道には、修行僧が生活をした場所、苔の茂った洞窟、石碑や石像の数々が並べられています。その様子はとても神秘的で、昔にタイムスリップしたかのような雰囲気です。伊達家の菩提寺でもある瑞巌寺。本堂や庫裡などは桃山時代の物がそのまま残っており、国宝に指定されています。歴史深い荘厳な雰囲気の中、子どもさんとそのままの形で残っている歴史や時の流れについて語り合ってみてはいかがでしょうか。
「延命寺」は、大阪府河内長野市にあります。秋の綺麗な紅葉が有名で、多くの方が訪れています。駐車場も満車状態になるくらいの人混みとなります。特に樹齢1000年とも言われるカエデの巨木は、夕陽に映えるその美しさから「夕照もみじ」と呼ばれ、府の天然記念物に指定されています。 三日市町駅より東へ徒歩40分、または南海高野線美加の台駅よりバス神ケ丘口下車し徒歩10分のところにあります。新緑の季節の延命寺も秋に負けないくらいきれいですよ。また春には道中の野草がきれいでかわいい花を咲かせています。
「入谷鬼子母神」は、東京都台東区にあります。こちらでは、毎年7月の七夕に朝顔市が行われています。入谷鬼子母神を中心として、言問通りに約120軒もの朝顔業者と100軒ほどの露店が並び、多くの人でにぎわいます。また、下谷七福神のひとつ福禄寿が祀られており、雑司ヶ谷鬼子母神堂、中山法華経寺とともに江戸三大鬼子母神として多くの崇敬を集めています。そして、こちらは安産や子育ての神様としてとしても有名となっています。
津和野駅から徒歩15分の場所にある永明寺は、津和野出身の文豪・森鴎外の墓が佇む歴代の津和野城主の菩提寺。全国的にも珍しい、巨大な総茅ぶき屋根の本堂は圧巻。また、奥にある庭園では、四季折々の景色を楽しめるので散策におすすめ。紅葉の時期はとくに美しいですよ。「森林太郎」と彫られた森鴎外の墓や、森鴎外の遺書や県の文化財の複製も展示してある寺宝館もぜひ見学してみてくださいね。毎月8日は朝5時から坐禅会を開催。
24時間参拝可能!巣鴨駅から徒歩5分の場所にある高岩寺とげぬき地蔵は、年間800万人の参拝客が訪れる人気スポット。かつて誤って針を飲んだ女中に、僧侶が地蔵尊の姿を印じた御影を患部に飲ませたところ、針が御影を貫いて出てきたことがとげぬきの由来。御影は本堂でいただくことが可能。境内に立つ洗い観音は、体の悪い部分と同じ部分に水をかけて洗うと身代わりになってくれるとされています。巣鴨に来たら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
歴史ファンにおすすめ!大徳寺は、千利休ゆかりの地として知られる観光スポット。境内はとても広く、勅使門や三門、仏殿、法堂の他に、塔頭と呼ばれる小さなお寺がたくさんありますが、常時公開されている塔頭は4つのみとなっています。戦国時代の茶人・千利休が、秀吉の怒りを招き、切腹のきっかけとなった大徳寺の三門は見どころの一つ!境内には茶室や庭園などの文化財がいくつも残っているほか、戦国武将のお墓もあり、歴史ファンにはたまりません!座禅体験や茶道体験、精進料理の体験も可能。
966年に性空上人によって開かれた天台宗の修行道場の寺。様々な映像作品のロケ地としても有名です。大講堂などの建造物や仏像は重要文化財、境内は国指定史跡になっています。一日修行体験、写経、坐禅体験などが随時実施されていますので、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
京都市東山区にある寺院で、臨済宗・東福寺派の大本山。1236年に藤原道家が、「奈良の東大寺や興福寺と並ぶ大寺を京都に建立したい」と発願し『東福寺』と名付けました。日本最古の三門や東司(トイレ)など、重要文化財に指定されている建築物もありますよ。通天橋(要拝観料)から眺める紅葉は圧巻の一言。名所としても知られています。枯山水や手法などで、丁寧に仕上げられた国指定東福寺本坊庭園は心を奪われる美しさ。
教科書で有名な空也上人により開創されたお寺。2012年のNHK大河ドラマで放送された「平清盛」の像がある事でも有名。この像を拝めば出世するとか・・・お寺に一歩入ったところにある、赤くて美しいお堂の中にある「福寿弁才天」これを拝めば縁結びのご利益があるとか・・・「銭洗い弁財天」に流れている「神水」でお金を洗い更にそのお金を持っておくと財運がアップするとか・・・とにかくいろいろなテーマでお参りすると楽しいお寺です。
重要文化財である本堂や、国宝、文化財に指定されている仏像などをお祀りしてある、和歌山県最古の歴史あるお寺。手入れが行き届いたお寺が心を落ち着かせてくれます。道成寺にまつわる宮子姫伝記や安珍と清姫の物語をマンガにした本も販売されており、子供でも楽しめます。毎日開催されている絵とき説法と合わせて、子供と一緒に物語を楽しむのもいいかもしれませんね。
清水寺は千年杉がうっそうと茂る霊域の中にあり、1400年の法灯を伝える厄ばらいのお寺。境内には根本堂や木造十一面観音立像など4つの国重要文化財や、山陰唯一の三重塔や梵鐘など8つの島根県指定文化財など見どころが多くあります。春には桜、秋には紅葉、冬には雪景色と、季節ごとに変わる景色も魅力。座禅体験や写経体験も気軽にできるので、旅の思い出にもおすすめ。また、境内にある宿「紅葉館」では、精進料理や宿泊も利用できますよ。
室町時代(西暦807年)に建てられたと言われている青森県内で最も古い建物。古刹である。本尊は聖徳太子が作らせたという十一面観音像で、一千年以上の時がたっていると想像するだけでドキドキします。国の重要文化財も多く寺宝館で見ることができます。寺宝館は予約が必要ですが訪れる時は是非、予約して見学するのがお薦めです。髪で刺繍した図や船の安全を願う船絵馬等他にはないものが多数あります。