五箇山地方の民家のうち、古い時代の形式を改造されずに残している建造物で、約400年前の建築当時の様式を伝える貴重で最大規模の合掌造り家屋です。家屋塩硝製造や和紙製造等の民族資料数千点を陳列しており、五箇山の生活史を学ぶことができ、囲炉裏を囲みながら当主のお話を聞くこともできます。また五箇所山民謡のこきりこを鑑賞することもできるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
重要文化財である本堂や、国宝、文化財に指定されている仏像などをお祀りしてある、和歌山県最古の歴史あるお寺。手入れが行き届いたお寺が心を落ち着かせてくれます。道成寺にまつわる宮子姫伝記や安珍と清姫の物語をマンガにした本も販売されており、子供でも楽しめます。毎日開催されている絵とき説法と合わせて、子供と一緒に物語を楽しむのもいいかもしれませんね。
比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺で、紅葉の名所です。新緑の季節の「青もみじ」も美しいと言われており、青空と新緑に五重塔のコントラストがきれいです。京都の他名所から離れているので、のんびりと森林浴ができゆったりとした時間の流れに癒されます。紅葉の季節にはたくさんの観光客が訪れます。紅葉のほかにも、桜や紫陽花など四季折々の植物と本堂とのコントラストを楽しむことができます。家族での散策コースにいれてみてはいかがですか。
吉田璋也さんが収集した約6,000点もの民藝品が展示してあり、2012年に国の登録有形文化財に登録された鳥取民藝美術館。使われてこそ民藝品の素晴らしさが出ると考えていた吉田璋也さんは、美術館の隣に民藝品を実際に使用している郷土料理屋と、その料理屋で使用している民藝品を購入することが出来る工芸店を両方プロデュースしました。しゃぶしゃぶ発祥店とも言われているこの割烹店。展示だけでは飽きてしまいがちな子どももご飯とおみやげ屋さんがセットなら楽しんで一日を過ごせそうですね。
唐人屋敷跡は元禄2年、江戸幕府が密貿易を防ぐことなどを目的として、貿易で来航した唐人を住まわせた屋敷の跡地です。長屋数10棟が建ち並んでいたとされ、1度に2,000人前後の収容が可能だったといわれています。唐人屋敷跡地には市指定史跡の土神堂、観音堂、天后堂と市指定有形文化財の福建会館があります。夜、赤レンガ造りの建物がライトアップされた様子は異国情緒を感じる不思議な雰囲気です。ぜひ唐人屋敷跡のある館内町をぐるりと散策してみてください。
明治時代、新谷出身の豪商・河内寅次郎が、老後の余生を肱川随一の景勝地「臥龍淵」で過ごしたいと、10余年をかけて築造した別荘。明治の匠が残した数奇に飛んだ三建築、日本庭園、借景美を堪能できます。臥龍院にある清吹の間、壱是の間、霞月の間は、季節の移ろいと和の空間の完璧なまでの美しさに心奪われることでしょう。不老庵では肱川の景色を楽しみながらお茶をいただけます。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンにも掲載。
清水寺は千年杉がうっそうと茂る霊域の中にあり、1400年の法灯を伝える厄ばらいのお寺。境内には根本堂や木造十一面観音立像など4つの国重要文化財や、山陰唯一の三重塔や梵鐘など8つの島根県指定文化財など見どころが多くあります。春には桜、秋には紅葉、冬には雪景色と、季節ごとに変わる景色も魅力。座禅体験や写経体験も気軽にできるので、旅の思い出にもおすすめ。また、境内にある宿「紅葉館」では、精進料理や宿泊も利用できますよ。
藍商の心意気を今に伝える町並みで最大の床面積を誇り、藍の豪商として繁栄した「佐川屋直兵衛」の屋敷。国の重要伝統的建造物群保存地区「脇町南町」を構成する建造物の一つ。有料で一般公開されていて、当時の藍商人の暮らしを感じる事ができます。中には、帳場や使用人部屋があり、裏手には吉野川の水運を利用した舟着場跡があります。リーフレットには間取りや由来が説明されていて、半分は絵はがきになっていてよい記念になりそう。
弘前市が市制100周年を記念して整備、開園した庭園。庭園は、高台部と低地部にわかれており、高台部は洋風庭園で、低地部が日本庭園となっています。木造平屋建ての和館、木造モルタル造りの洋館があり、洋館には喫茶室のほかホールや小会議室などのスペースがあります。考古館では、遺跡の出土品の展示がされています。低地部では敷物を広げての食事もできるようなので、小さな子供連れでもピクニック気分で楽しめるのではないでしょうか。
追手門広場内にある洋風の建物です。明治39年堀江佐吉によって建てられ、昭和6年までは市立図書館として使用されていました。八角形の双塔を左右に配した木造3階建てルネッサンス様式を基調とした美しい建物で、中も見ることができます。市立図書館当時の関係資料を展示されており、地方出版物や同人誌の紹介、ビデオによる文学碑めぐりのコーナーなどもあります。ぜひ訪れて当時の姿に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
全国で59番目、県下で一番最初の国立銀行。国の重要文化財。太宰治の生家・斜陽館などを設計した洋風建築の第一人者堀江佐吉によって建設されました。ルネッサンス調の洋風建築で、国の重要文化財にも指定されています。ルネッサンス調の洋館ですが、引き戸や内装では漆喰が使われるなど、和洋折衷の建物です。また、重要文化財にもしてされています。館内では銀行設立の際の資料や、古銭、小判、昔の紙幣などが展示されています。
十和田湖温泉郷に平成15年にオープンした会館です。津軽三味線をはじめ、津軽三味線、津軽民謡、南部民謡、津軽手踊り、南部手踊りなどの伝統芸能を見ることができます。伝統芸能を見てお客さんに感動を感じて欲しいという有志たちによって作られた会館では、素晴らしい技術を身に着けた演奏が毎回行われています。津軽に訪れた際にはぜひ立ち寄って、伝統芸能を体感してみてはいかがでしょうか。
みちのくの小京都・内町武家屋敷通りに現存する6軒ある武家屋敷の一つ。秋田県の指定文化財に指定。芦名氏譜代の家臣・岩橋家の屋敷。角館の中級武士の屋敷の特徴である木羽葺き・切妻型・間取りを残しています。庭園には、栗・赤松・山モミジなどの樹木が多く、四季の移ろいに心が癒されます。シンボルともなってカシワの木は推定樹齢260年以上、根回り3m以上の巨木で市の指定天然記念物となっています。
仙北平野の北部にある城下町・角館町に立ち並ぶ武家屋敷。桜並木が美しい観光名所。仙北市指定文化財指定。芦名氏の会津時代からの譜代の家柄で、30代以上の歴史を持つ家柄です。江戸時代の武家屋敷建築様式をそのまま残してあり、書院造りの表座敷では蝶の欄間を見ることができます。静寂で苔の緑が美しい庭には、アカマツやユリノキがひっそりと立ち、その間を縫うように長い渡り廊下が小田野家へと伸びています。入館無料。冬期休館。
十二湖ウォーキングの拠点です。一番の見所、青池へは歩いて10分程で行けます。ウォーキングで全て廻るのは大変なので、駐車場に車を停めてここから一番の見所の青池だけ見ても十分です。十二湖を廻る散策コースはここからスタートして戻ってきます。休憩所になっていて特産品や、白神山にちなんだお土産もたくさん売っています。美しい湖や景色のポストカードは記念にいいですね。軽食もとれてソフトクリームもあるので、前のベンチで空を眺めながらゆっくり味わってみたらどうでしょう。