全国で59番目、県下で一番最初の国立銀行。国の重要文化財。太宰治の生家・斜陽館などを設計した洋風建築の第一人者堀江佐吉によって建設されました。ルネッサンス調の洋風建築で、国の重要文化財にも指定されています。ルネッサンス調の洋館ですが、引き戸や内装では漆喰が使われるなど、和洋折衷の建物です。また、重要文化財にもしてされています。館内では銀行設立の際の資料や、古銭、小判、昔の紙幣などが展示されています。
十和田湖温泉郷に平成15年にオープンした会館です。津軽三味線をはじめ、津軽三味線、津軽民謡、南部民謡、津軽手踊り、南部手踊りなどの伝統芸能を見ることができます。伝統芸能を見てお客さんに感動を感じて欲しいという有志たちによって作られた会館では、素晴らしい技術を身に着けた演奏が毎回行われています。津軽に訪れた際にはぜひ立ち寄って、伝統芸能を体感してみてはいかがでしょうか。
みちのくの小京都・内町武家屋敷通りに現存する6軒ある武家屋敷の一つ。秋田県の指定文化財に指定。芦名氏譜代の家臣・岩橋家の屋敷。角館の中級武士の屋敷の特徴である木羽葺き・切妻型・間取りを残しています。庭園には、栗・赤松・山モミジなどの樹木が多く、四季の移ろいに心が癒されます。シンボルともなってカシワの木は推定樹齢260年以上、根回り3m以上の巨木で市の指定天然記念物となっています。
仙北平野の北部にある城下町・角館町に立ち並ぶ武家屋敷。桜並木が美しい観光名所。仙北市指定文化財指定。芦名氏の会津時代からの譜代の家柄で、30代以上の歴史を持つ家柄です。江戸時代の武家屋敷建築様式をそのまま残してあり、書院造りの表座敷では蝶の欄間を見ることができます。静寂で苔の緑が美しい庭には、アカマツやユリノキがひっそりと立ち、その間を縫うように長い渡り廊下が小田野家へと伸びています。入館無料。冬期休館。
十二湖ウォーキングの拠点です。一番の見所、青池へは歩いて10分程で行けます。ウォーキングで全て廻るのは大変なので、駐車場に車を停めてここから一番の見所の青池だけ見ても十分です。十二湖を廻る散策コースはここからスタートして戻ってきます。休憩所になっていて特産品や、白神山にちなんだお土産もたくさん売っています。美しい湖や景色のポストカードは記念にいいですね。軽食もとれてソフトクリームもあるので、前のベンチで空を眺めながらゆっくり味わってみたらどうでしょう。
室町時代(西暦807年)に建てられたと言われている青森県内で最も古い建物。古刹である。本尊は聖徳太子が作らせたという十一面観音像で、一千年以上の時がたっていると想像するだけでドキドキします。国の重要文化財も多く寺宝館で見ることができます。寺宝館は予約が必要ですが訪れる時は是非、予約して見学するのがお薦めです。髪で刺繍した図や船の安全を願う船絵馬等他にはないものが多数あります。
101人乗りという大型ゴンドラからのパノラマは、美しく大迫力。そんな体験をできるのが、蔵王中央ロープウェイ。四季折々の山の表情を余すところなく眺められる空中散歩は、あまりの美しさに時間を忘れてしまいそうなくらい。ゴンドラの窓は大人の腰下くらいから作られているため、子どもさんでも簡単に景色を見ることができます。また、中も広いため小さな子どもさん連れでも安心して乗ることができます。また、こちらのゴンドラは小型~中型のペットも一緒に乗ることができます。大切な家族と大自然を楽しみにお出かけしてみてはいかが。
雄大な大自然の真上を空中散歩するという贅沢な体験ができる乗り物、蔵王ロープウェイ。ところ狭しと生い茂る森林の真上を、リフトのような開放感のあるゴンドラに乗って移動する蔵王ロープウェイ。春は新緑、夏は深緑、秋は紅葉、冬は樹氷、と春夏秋冬それぞれの絨毯を敷き、素晴らしい景色を堪能できます。また夕暮れに乗車すると、夕陽が周囲を染めながら落ちて行く様子が360度見られます。窓も大きく景色が見やすいため、子どもさんも景色を存分に楽しめること間違いなし。
高杉晋作の誕生した地。産湯に使ったとされる井戸や、自作の句碑などが公開されています。高杉晋作は1839年に誕生し、藩校明倫館に通う一方で吉田松陰の教える松下村塾に通い、幕末には尊王攘夷の志士として活躍しました。萩博物館の高杉晋作資料室を一緒に見学するのがおすすめです。幕末の英雄として数々の伝説を残した高杉晋作に思いを馳せて、生家を見学してみてはいかがでしょうか。
初代薩摩藩主島津家久が1602年に築城した城跡。JR鹿児島中央駅からバスで11分・西郷銅像前に下車し徒歩3分の距離、駐車場がないので公共交通機関をおすすめします。鹿児島城は「人をもって城となす」という方針から天守閣のない屋形づくりの建物で、形状が鶴の羽に似ていることから別名・鶴丸城と呼ばれています。歴史を感じることができる外堀や城壁があり、資料館も併設されているので、家族で出かけてみてはいかがでしょうか。
創建から1000年以上経つ、歴史ある寺です。大きな仁王門をくぐり敷地内に入ると、玉砂利が敷き詰められ美しく整備された参道と本堂。本堂の北側には池があり、周囲を囲うように庭園となっています。四季折々に美しい景色を眺めながら散策できます。境内の中に京都名物の豆腐料理を食べることができる店もあるので、子どもと一緒に散策の後に美味しい豆腐料理を味わってみてはいかがでしょうか。
標高570メートルの鞍馬山にある鞍馬弘教の総本山。源義経(牛若丸)が幼少時代を過ごしたといわれる寺として有名で、また山の精霊である天狗が住む山という伝説も残っています。周辺は温泉街で賑わう観光地で、鞍馬寺はその中心になっています。鞍馬寺までは、徒歩かケーブルカーか2通りのアクセス方法がありますが、歩くと約30分少し山登りになりますので小さいことも連れの方や足腰に自信のない方はケーブルカー利用をお勧めします。
前田利家の兄の養子である、前田慶次の供養塔があるお寺。前田慶次には飄逸な話が多く伝承されており、現代においてもゲームや漫画、小説の主人公になるなど老若男女からの人気の高い人物です。前田慶次に関する行事が盛んに行われており、毎回大変盛況しています。「兜むくり」の逸話にちなんだ芋煮会など、誰でも楽しめる行事も多いので、家族で参加されてみてはいかがでしょうか。開催日時に関する案内は、公式ホームページから確認するとよいでしょう。
約260年前、18代知覧領主である島津久峰時代の武士小路区割の名残で、武家屋敷通りと屋敷庭園が保存されている風致地区。各屋敷が塁のように防衛障壁となるよう工夫されています。7つの庭園のうち森邸は築山泉水式庭園、他の6つは枯山水式庭園です。まだ人が住んでいるところが多いので、失礼のないよう気をつけて歩きたいもの。疲れたらひと休みできるお茶屋さんが道の中程にあります。 武家屋敷群は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、庭園は国の名勝に指定されています。
明治時代に豪商として知られた風間家が建てた屋敷。歴史的遺産として国の重要文化財にも指定されています。四万個もの平らな石を並べた石置屋根、約60畳もある板の間とスケールの大きさに子どもは驚くこと間違いなし。商家であった風間家の建物なので、店から家を見渡せるように作られた「とおり」と呼ばれる石畳にも、歴史の風情を感じることができます。