富貴寺は九州最古の木造建築物で、平安時代に宇佐神宮大宮司の氏寺として開かれた由緒ある寺院です。阿弥陀堂は日本三阿弥陀堂のひとつとされていて、国宝指定されている、仏の里くにさきを代表する文化財です。また、富貴寺は自然に囲まれているので、春は梅や新緑、秋はイチョウやモミジなど、季節ごとの景色も楽しめますよ。周辺には食事や休憩ができる「富貴茶屋」や宿泊施設「旅庵 蕗の薹」、観光スポットでは「熊野磨崖仏」や「真木大堂」など見どころが豊富です。
真木大堂は六郷満山の本山本寺だった馬城山伝乗寺の堂宇のひとつといわれています。藤原時代の傑作とされた真木大堂の9体の仏像は、国の重要文化財に指定されているので見どころのひとつです。真木大堂には古代公園や馬城山伝乗寺展望台があり、散策も楽しめます。御朱印帳や御守りなどの記念品も購入できるので、自分用にもお土産にも最適。周辺には「富貴寺」や「熊野磨崖物」などの観光スポットもあるので、いっしょに観るのがおすすめですよ。
四国八十八ヶ所霊場の中野69番目にあるお寺です。開基の日証上人が琴弾八幡宮を創建した由来を描いた大和絵である琴弾宮絵縁起が見られたり、最古の落書きが見られるのが見どころ。観音寺駅から歩いて15分くらいのところにあるうえ、車でも来られるのでアクセスも良好です。階段があるので子どもは抱っこして行くと良いでしょう。
釈迦如来を本尊とし、とくしま88景にも選定される高野山真言宗の寺院。JT坂東駅から徒歩10分の距離にあり、普通車約100台・バス10台分の無料駐車場が完備されています。四国八十八箇所霊場の第一番札所で、2月の節分には厄除け祈祷や6月には大師誕生会・青葉祭り、毎月1日には護摩供養が行われています。周辺にはドイツ村公園・道の駅などの観光スポットもあるので、家族で出かけてみてはいかがでしょうか。
標高900メートルの三徳山に境内を持つ寺院です。奥院の建物である投入洞は垂直に切り立った壁に建てられた他には見られない建築様式であり、国宝に指定されています。その他にも険しい地形に建てられた数々の建物を見ることができます。参拝には険しい山の登り降があるため、服装と靴のチェックを受けなければなりません。ぜひ家族みんなの体調と服装、持ち物を準備して貴重な建物を目で見に出かけてみてはいかがでしょうか。
曹洞宗の名刹であり、滝沢馬琴「南総里見八犬伝」のモデルになったと言われている安房国(千葉県)館山城最後の城主、里見安房守忠義と8人の家臣がまつられた墓所があります。その他有栖川宮の祈願所となっており、有栖川宮織仁親王、韶仁親王の遺灰がまつられている由緒正しい場所です。周辺には需要伝統的建造物群保存地区である打吹玉川といった風光明美な観光地や、打吹公園があるので、一日かけてじっくり巡るのがお勧め。ぜひ家族でゆったりとした時間を過ごしてください。
香積寺は、この地の豪族だった足助氏の菩提を弔うため、応永34年(1427年)に足助氏の居館跡に創建され、足助城主だった鈴木氏のお墓もあります。
徳島県鳴門市大麻町桧にある高野山真言宗の寺院で四国八十八箇所霊場の第二番札所。弘法大師が留錫、「阿弥陀経」を読誦したときに、難産に悩む女性が無事安産しそのお礼に木彫りの大師像を奉納したという。以後安産祈願として多大な信者を集めました。 弘法大師が植えたという「長命杉」は、樹齢1200年ほど、高さが約31メートル、周囲約6メートルもある霊木で触れれば家内安全、病気平癒、長寿も授かるといわれ鳴門市の天然記念物に指定されています。
徳島県板野郡板野町にある高野山真言宗の寺院で四国八十八箇所霊場の第三番札所。聖武天皇の勅願で行基が開基し、金光明寺と名付けました。後に弘法大師が訪れたとき、水不足に悩む地元住民のために井戸を掘ると黄金色の霊水が湧き出したと伝えられています。そこから金泉寺と名付けられました。水は今も湧き出していて、飲むと長寿になるといわれています。また、井戸の水に顔が映れば長寿、映らなかったら3年以内に死んでしまうという言い伝えも。
四国八十八箇所霊場第十三番、四国三十三観音霊場第五番札所です。弘法大師が大日如来のお告げによって建立したと伝えられる寺。本堂は檜と松を使って平成9年に再建されましたが、釘を使わず木組みだけで造られています。鐘楼門は朱塗りの山門で、上部が円柱の鐘楼となっていて、1階は角柱という珍しい造りです。かつて庭にあった多羅葉樹の葉に爪などで願いごとを刻むと樹液が変色し、ハガキ代わりになったといわれています。
加賀藩二代藩主前田利長公の菩提寺です。加賀藩百二十万石の財力を示す江戸初期・禅宗に典型的な建物が立ち並びます。 仏殿、法堂、山門が国宝に、総門、禅堂、高廊下、回廊、大茶堂が重要文化財に指定されていて、江戸初期の禅宗寺院建築として高く評価されています。プロジェクションマッピングなどのイベントも行われるので、家族みんなで国宝瑞龍寺の素晴さを感じてみてはいかがでしょうか。
永平寺は、曹洞宗開祖の道元禅師が寛元2年に開いた坐禅の修行道場。約10万坪の敷地には、大小70余の殿堂楼閣が並び、山門、仏殿、法堂、僧堂、庫院、浴室、東司が回廊で結ばれた七堂伽藍では、修行僧たちが禅の修行を行っています。見学できる部分は限られていますが、十分に歴史や偉大さを感じることができます。永平寺では毎年夏に、親子で参加する2泊3日の「雲水体験」を行っていて、坐禅や写経など様々なことを体験できるのでおすすめ。
安楽寺は長野県で最古の禅寺で、国宝の八角三重塔があることで有名な曹洞宗の寺院です。境内には昔の茅葺き屋根の形をそのままを残した「本堂」や、重要文化財の「安楽寺二世幼牛恵仁和尚像」と「安楽寺開山樵谷惟仙和尚像」を祀っている傳芳堂など見どころがたくさんあります。安楽寺では花祭りや写経会、霊場札所めぐりなどイベントも豊富。周辺には常楽寺や北向観音など多くの文化財があり、散策がおすすめ。散策の後は別所温泉で外湯めぐりも◎。
信州別所温泉にある天台宗の寺院で、北向観音が建立された天長2年に三楽寺のひとつとして建立されました。境内には国の重要文化財に指定されている「石造多宝塔」、樹齢350年といわれる「御船の松」などをはじめ、たくさんの見どころが多くあります。併設されている美術館にも歴史的価値の高い所蔵品が数多く展示されていますよ。
国の重要文化財に指定されている薬師堂がある浄光寺。茶店ではお団子を食べながら自然を満喫できます。「お寺に人が集まり・文化が広がり・交流が栄える!」をスローガンに浄光寺本堂をオープンに開放。定期的に「寺子屋」も主催され、堂内での筆遊び、写経や読経、線香づくり、野外での石釜ピザや竹巻パン、野菜・果物の収穫などお寺と自然を最大限に楽しめます。人が集まる楽しいお寺を家族で満喫してみてはいかがでしょうか。