熊本県天草市天草町の小高い丘の上にあるロマネスク建築の教会。昭和8年フランス人宣教師ガルニエル神父が地元住民と協力して建てました。ガルニエル神父は。世界的にも有名な天草のキリシタン弾圧から布教を行った人です。マリア像やステンドグラスが印象的な内部の撮影は不可。ここにあるステンドグラスは日本でも数点しかないとても貴重なものだそう。駐車場から坂道を登りますので小さな子ども連れやお年寄りの方は注意が必要です。
約4kmにわたり、断崖が連なる海岸。国指定の名勝天然記念物に指定されています。海水の透明度が非常に高く、スキューバダイビングのスポットとしても人気の場所です。天草の風波が造り出した妙見岩と呼ばれる岩があります。この岩は角度によっては、象が歩いているようにも見えるので子どもが見たら喜ぶこと間違いなし。透き通る美しい海を眺めながら散歩するのもいいですね。
小泉八雲熊本旧居は「耳なし芳一」、「雪女」、「むじな」などの作者として知られる小泉八雲が、第五高等中学校の英語教師として熊本に赴任した際、最初の一年を過ごした住居。昭和43年に熊本市指定有形文化財です。「知られぬ日本の面影」はここで執筆されたといわれています。住居内には、八雲の足跡を紹介したパネルや作品、当時八雲が毎朝礼拝したという神棚も残されています。夏目漱石内坪井旧居と併せての見学がおすすめ。
伝統工芸「紀州漆器」の展示、販売が行われている施設。さまざまな漆器の展示がされており、製作過程の展示や漆器に関する資料をみることができます。蒔絵体験(要予約)では、伝統の技を体験することができます。出来上がった作品は持ち帰ることができるので、お土産に、記念にいかがでしょうか。11月は漆の愛用月間ということで、紀州漆器まつりというイベントも開催されます。
八甲田山の裾から山頂まで、道中色々な山の表情を見て楽しめる乗り物、八甲田山ロープウェイ。大きな窓から見える景色は圧巻です。裾から頂上までは気候が違うため、季節によって違う景色を見ることができます。頂上駅からはハイキングができるようになっているため、歩かれる場合は靴を選んだ方がいいかもしれません。山の気候の違いなどを体で学ぶことができ、子どもさんも簡単に頂上へ登ることができるので、ぜひ一緒にお出かけしてみてはいかがでしょうか。
岩手県遠野市にある曲り家。曲り家とは、馬と人が共存して生きていた江戸時代に建てられた母屋と馬屋が一体となったL字状の建物の事。中でもこの千葉家は馬屋部分が一般公開されており、映画のロケ地としても使用されています。石垣の上にそびえ立つ茅葺屋根は圧倒的な存在感がありますね。平成28年度からは大修理工事が行われる予定で、今後10年間は通常の公開が出来なくなるので、この機会に是非一度見てみたいですね。
宮沢賢治が大正15年に農学校を辞め、農耕生活をしながら青年や篤農家を集めて稲作法や農民芸術論などを教えるために設立。実際の建物は倒壊してしまったため、花巻農業高校内に復元されました。緑の芝と建物のコントラストが美しく、賢治の像もそこに立っています。実際に畳にあがったり廊下を歩いたりでき、当時の生活を肌で感じながら賢治を偲ぶことができます。花巻空港駅から歩いて20分。見学無料。12月から3月まで閉館。
岩手県花巻市にある宮沢賢治ゆかりの広場。賢治が羅須地人協会時代に設計したという南斜花壇と日時計花壇を、当時の設計図を基に再現しています。道を蔓草に、花壇を果実に見立てた相対的なデザインが特徴的な広場は自然に囲まれており、お散歩にはもってこい。季節の花が咲き誇る花壇は見ているだけで心癒されそうですね。小道には賢治の童話をモチーフにしたモザイク画も埋め込んであるので、ファンだけではなく子どもも楽しめますよ。
奥州藤原氏・清衡、基衡の屋敷跡として伝承されてきた柳之御所の遺跡。巨大な遺構が発掘されたことから、3代目秀衡の政庁だった「平泉館」もこの敷地内にあったと考えられています。今までの発掘調査で、掘立柱建物跡、巨大な掘、橋 道、園池、10トン以上のかわらけ(土器)などが出土しており、敷地の面積半分が「柳之御所史跡公園」として整備。池、掘、道路などが復元され、貴重な出土品は、柳之御所資料館にて展示されています。
たたら製法から高炉を使う近代製鉄法へ移行期の技術史にスポットをあてた展示場です。槙原たたらに残されていた当時の角炉を、仁多町が復元整備しました。この角炉は、約10年間にわたり約4000トンの銑鉄を生産していたといいます。建物の中はたたら場、水車、吹子場からなり、当時の操業風景を再現しています。昭和を感じさせる建物に感激すること間違いなし!1階の奥には水車もあり子どもに喜ばれています。
白壁土蔵造りの趣のある記念館には、松江藩鉄師頭取絲原家が 約400年にわたって伝承してきた美術工芸品や、たたら製鉄資料などが 展示されています。隣接する絲原家の居宅は国の有形登録文化財で、 建坪350坪、部屋数40室を誇る大邸宅です。また、記念館の右手奥にある絲原家庭園は,自然の森林を借景として出雲流の庭園として著名です。子ども連れでも歩きやすい道なので、ファミリーで訪れる方も多数。
熊谷家住宅は石見銀山御料における有力商人の生活の変遷を最もよく示す民家建築です。この住宅は、江戸幕府直轄領であった石見銀山御料における家の役職を示した主屋の平面構成や、時代による推移を示した屋敷構え等に特徴があり、江戸時代後期から末期にかけて御料の有力商人の身分や生活の変化を最もよく示す民家建築です。展示物を探しながら館内を見てまわれるクイズがあり、子どもも楽しめます。
福光石の採石場として唯一、今も操業が続けられている450年の歴史ある石山。福光石とは、火山灰が1500万年もの月日をかけて凝灰岩になったもので、世界遺産・石見銀山にある五百羅漢像にも使われています。石切り場の巨大な縦坑は30メートルの深さまで掘り下げられ、その圧倒的なスケールにまるで探検家気分が味わえます。要予約で40分~60分の見学ツアーが開催されているので利用してみてはいかがでしょうか。
川俣温泉名物の間欠泉で渓谷沿いの間欠ポイントから、数10分ごとに120℃もある高温泉の湯柱が20メートルから30メートル噴き上がります。その様子は間欠泉展望台から眺めることが出来ます。展望台の入り口には電光掲示板であと何分後に噴き出すのかが案内があり確認できるようになっています。展望台には足湯があり、小さな子ども連れでもゆっくりと足湯を楽しみながら間欠泉が噴き出す時間まで待つことができます。
箒川にかかる全長52.5mの吊橋。塩原を代表する紅葉の名所で、見頃の時期には観光客が多く訪れます。橋を渡り終えると、渓谷美をゆっくり楽しめる900mの遊歩道が整備されています。近くに公共露天風呂「もみじの湯」がある他、妙雲寺などの観光名所のアクセスにも便利。東屋で休憩しながらのんびり散策できます。息をのむほどに見事な紅葉はもちろん、渓谷沿いを緑に染める春も見時。塩原を訪れた際は見なければ後悔する絶景です。